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昨日は、800記事達成記念に、ヴァーツラフ・ターリッヒ/チェコ・フィルのドヴォルザーク交響曲第8番を楽しみました♪ この演奏については一昨年にレビューいたしましたが、一部改編して今回の所感とあわせて掲載いたします。 ヴァーツラフ・ターリッヒ(1883ー1961)は、チェコ独自の演奏様式の確立という点で歴史的大指揮者であり、後に続くアンチェル、ノイマン、コシュラーに至る名指揮者に良き遺産を残した功労者であると言われています。「老舗を立ち上げた創業者」と言い換えても良いかも知れません。
今回、800記事記念として鑑賞してみて、推進力と躍動感あふれる第1楽章、作曲者の健康で上質な名旋律をたっぷりと聴かせている第2楽章、に強くひきつけられました。ターリッヒの8番の印象は端然とした風格のある演奏で、チェコ独特の香りを漂わせながらも普遍妥当性のある演奏だと思います。 特に印象に残ったのは、第4楽章のフィニッシュです。8番の終わり方は、良く言えば「ユニークな」、悪く言えば「物足りない」感じがしていたのですが、今回ターリッヒのフィニッシュを傾聴して、平たく言えば「カッコいい終わり方だ!」と感じました。「こう終わるべくして終わっているのだ!」という説得力があり、すっきりとした余韻が残りました。 1952年のモノラル録音ですが、当時の物としては良好な音質であると思います。先にレビューしたロストロポーヴィッチ(当時25歳)とのチェロ協奏曲とのカップリングで、充実した組み合わせのCDです。購入当時のカタログには「限定盤」となっていたので、現在の入手は困難かも知れませんが、ドヴォルザーク好きの方にはお薦めいたします。 |

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ターリッヒは、チェコ・フィルの歴代の指揮者の中でも特に素晴らしい人格者だったようですね。8番は聴いたことはありませんが、協奏曲はテープにとって何度も聴きました。
2007/6/18(月) 午後 8:23
JinKさん、当時のヨーロッパでは、ターリッヒは僕たちが想像している以上の「巨匠」だったようですね♪コメントありがとうございます。
2007/6/18(月) 午後 9:24