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JinKさんのブログでフランクの交響曲の記事を読んで以来、ヘレヴェッへ指揮シャンゼリゼ管弦楽団の演奏を楽しんでおります。 僕は、この演奏の透明感がとても気に入っております。 2005年にこのCDのレビューを書いていましたので、再掲いたします。 フィリップ・ヘレヴェッへ/シャペル・ロワイヤル/シャンゼリゼ管弦楽団による《フォーレ/レクイエム》と《フランク交響曲》がカップリングされたCD(2002年 harmonia mundi 輸入盤)を楽しみました。
レクイエムは当然のことながら《死》とか《魂の平安》とか《天国》が主題となっており、フォーレはこのテーマを柔和に美しく格調高く表現しています。ヘレヴェッへの演奏は、上品で作品のテーマを十二分に表現した名演であると思います。独唱者、合唱、管弦楽ともに好感のもてる音色で、透明感のある演奏です。 フランクの交響曲は、ロバルツによれば、第1楽章で《希望の主題》、第2楽章で《信仰の主題》そして第3楽章で《歓喜の主題》が提示される循環形式の楽曲です。僕はシャンゼリゼ管弦楽団の音色がとても気に入りました。手元にある名盤と言われている5,6種類の演奏と比較してもベストと言ってもいいように思います。 一見、意外な組み合わせのアルバムですが、それぞれの楽曲の性格を洞察すると、よく考えられたカップリングであると思います。僕はヘレヴェッへの選曲の意図を、フォーレのレクイエムにより《死を越える、魂の平安と天国の約束》を示し、フランクの交響曲により《苦難の中を信仰と希望を持って歓喜に至る人生》を示しているのではないか、と推察しています。 この演奏で、この2曲を続けて聴いていると全く違和感がなく、生きる力が与えられるように感じます。 |

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こんな面白いそして不思議な組み合わせのCDが存在するのですね!
フィリップ・ヘレヴェッへのドイツ物の演奏はあまり好みではありませんが、声楽が入った曲では生き生きとした感情がこもっているので惹かれます。
2008/3/12(水) 午後 9:59
「レクイエムを買ったつもりが、フランクの交響曲も付いて来た!」という印象でした。
僕には、ヘレヴェッへが「フランクのシンフォニーをファーレ風に演奏している」ように思われます。
2008/3/12(水) 午後 10:29