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今日は、ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルのドヴォルザーク《スケルツォ・カプリチオーソ》(1968年スプラフォン)を楽しみました。この録音は、ノイマン/チェコ・フィルによる第1回目のドヴォルザーク交響曲全集で《新世界より》にフィルアップされているものです。
以前Karl君がこの曲について「ドヴォルザークの管弦楽曲の中では、飛びぬけて好きな曲です。LP時代、クーベリックのスラブ舞曲全曲が2枚に分けて発売されたとき、フィルアップされていたのがこの曲で、スラブ舞曲よりよく聴いたものです。それほど多くの演奏を聴いているわけではありませんが、僕はクーベリックの演奏以外は受け付けません(ホルンの音色、リズム感が最高!!!)。カラヤンのは、冒頭のリズム感がシックリきません。 」と絶賛していたクーベリック/バイエルンRSO盤(1973年DG)と双璧の名演だと思います。
クーベリック盤がメリハリのある躍動感に満ちた洗練された演奏とすれば、ノイマン盤はファンタスティックな雰囲気の田園風な演奏であると感じました。
参考のために僕が2005年8月の同曲の過去記事を再掲いたします。なお、上記のKarl君のコメントは、下記の記事に対するものです。 《スケルツォ・カプリチオーソ》は1883年の春に作曲され、同年の5月16日にプラハで初演されました。翌年のロンドンの演奏会でも好評を博しました。
その後、当時の名指揮者アルトゥール・ニキシュがこの曲を非常に賞賛して、頻繁に指揮演奏をしたため有名曲となったとのことです。《スラヴ狂詩曲第3番》のハンス・リヒターといい、この曲のニキシュといい歴史に名を刻んだマエストロに評価されるドヴォルザークの曲には、聴衆を引きつける大きな魅力があるのだと思います。 カプリチオーソの題名のとおり気ままで自由な曲想です。 僕が大好きなホルンとハープを中心に明るく美しいメロディを奏でて行きます。 この曲は演奏の種類は少ないものの、粒よりの名演奏があります。 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(1971年グラモフォン) こうした小品にも手を抜かないカラヤンの名演です。特に弦楽器群の愛嬌のあるポルタメントの表情が小粋です。カップリングのブラームス《ハンガリー舞曲集》やドヴォルザーク《スラヴ舞曲集》も素敵です。 ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1973年グラモフォン) クーベリックが手兵バイエルンを自由自在にドライヴしています。ホルン等の管楽器群の秀逸な音色が印象的です。僕の所有している録音はクーベリック/ベルリン・フィルによる全集の交響曲6番にフィルアップされているものです。 ボフミル・グレゴル/チェコ・フィル(1987年スプラフォン) 本場の指揮者とオケによる美しい演奏です。今朝紹介した《スラヴ狂詩曲第3番》と同じ管弦楽曲集アルバム(2枚組)の2枚目に入っています。 |

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スケルツォ・カプリチオーソの初演ですが、1883年6月とありました。ウイキペディアなどの紹介では1883年5月16日と日付まで書かれています。若干のずれですが、正しくは?
2009/5/5(火) 午前 8:48 [ manmogg ]
ご指摘ありがとうございました。音楽之友社刊の作曲家別名曲解説ライブラリー「ドヴォルザーク」で確認したところ、初演は「1883年5月16日、プラハにて、アドルフ・チェフの指揮によって行われた。」と記述されておりました。過去記事ではありますが、訂正させていただきます。
2009/5/5(火) 午後 6:25
チェコやロシアなどの場合、使用している「暦」が違うので、こうしたズレがよくおきます。
2009/5/6(水) 午前 11:31 [ Karl ]
暦の違いですか。それで、資料によってズレがおきるのですね。
勉強になりました♪
2009/5/6(水) 午後 0:59