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カール・ヒルティは、今から117年前に、その名著「幸福論」第一部冒頭の「仕事について」の結語として、下記のように記しています。 また今日の社会の状態を見ると、ふたたびある社会改革が起こって、現在働いている人々が支配階級になるだろう、と期待して誤りないように思われる。これは丁度、かつて19世紀の初めの社会革命で、勤勉な市民がなまけ者の貴族や僧侶をしのいで上に立ったのと同じである。
しかしこの市民たちも、彼らの先行者と同じように、ただ利札を切って、つまり他人の労働で暮らそうとするなまけ者になってしまえば、結局滅びるよりほかはないであろう。 未来は働く人のものであり、社会の主人はいかなる時代にも常に勤労である。 岩波文庫版「幸福論」第一部 30頁より 僕は、人間にとって大切なのは、フーテンの寅さんが頻繁に口にする「地道な暮らしよ〜!」という平凡かつ偉大な生き方だと思います。
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カール・ヒルティ
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