クラシックな日々

真善美愛を追い求める、クラシカルな話題の徒然草です★

諏訪内晶子

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 諏訪内晶子のバッハ演奏を聴いていると「時代様式」という言葉が浮かんできます。
 今までの彼女の録音は、チャイコフスキー、ブルッフ、ドヴォルザーク、メンデルスゾーン、シベリウス等ロマン派前後の作品が主でしたので、ロマンティクで上品な美音で演奏されていました。
 今回、一挙にバッハまで遡った録音では「古楽器の演奏?」と聴こえるような音色で演奏されています。
 諏訪内のBWV1041の演奏もBWV1042の演奏と同様に、そのテンポにおいてハイフェッツ/ロスアンジェルスpo盤との近似性が見られたので、ハイフェッツ盤を聴いていたところ、ハイフェッツの音色もいつもの輝くような音色ではなく、「古楽器の演奏?」と思うような音色で演奏されていました。
 同じストラディヴァリウス《ドルフィン》を使用しながら、諏訪内晶子もヤッシャ・ハイフェッツも作曲家の「時代様式」を意識した演奏をしているように思えました。
 諏訪内とヨーロッパ管弦楽団は、全楽章を通して輪郭のしっかりとした、生気に満ちた演奏展開していますが、特に第3楽章の弓使いが素晴らしいと思いました。

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 以前のレビューで、BWV1042の僕のベスト盤に古楽器のハジェット/コープマン盤と現代楽器のグリュミオー/レパード盤を挙げましたが、その基準は「愉悦感」「気品」「美音」でした。
 諏訪内晶子の演奏は、この三つの基準を高いレベルで満たす、輪郭のくっきりとした名演だと思います。
 僕は、諏訪内がどんなテンポでこの協奏曲を演奏するのか楽しみでしたが、答えは「ハイフェッツのテンポ」でした。諏訪内の1楽章が7分28秒でハイフェッツ/ロスアンジェルスpo盤が7分25秒、2楽章は5分50秒と5分32秒、3楽章は2分34秒と2分38秒、という具合に近似値を示しています。現代楽器の演奏で、これに近いテンポの演奏は他にヴィットリア・ムローヴァ盤位だと思います。
 諏訪内晶子の使用楽器はストラディヴァリウス《ドルフィン》で、諏訪内以前には達人ヤッシャ・ハイフェッツが使用していた名器中の名器です。諏訪内が、自分なりの考えで上記のテンポを設定したのか、ハイフェッツの影響からなのかは分かりませんが、たいへんに興味深く感じました。

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 昨日Karl君からメールで投稿がありましたので、掲載いたします。

「諏訪内晶子のバッハのヴァイオリン協奏曲集をさっそく聴きました。感想は、明日、自宅でゆっくり大音量で聴いてからにしますが、期待どおりの演奏です。hilty君もCDショップにとんでいってください(もういってますかね)。」Karl

 今日、池袋のHMVで入手してきました。これから、じっくり鑑賞したいと思っています。それから、レビューしたいと思います。hilty

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 Karl君から諏訪内晶子/ヨーロッパ室内管弦楽団/バッハ《ヴァイオリン協奏曲全集》発売のニュースを聞いて大喜びです。12月には、CDと同じプログラムのコンサートにも行くこととなりました!!!
 以前にも書きましたが、諏訪内のデビュー盤に付いていたアンケートのハガキに、「次の録音はドヴォルザーク《ヴァイオリン協奏曲》を」と書いて送りましたら、そのとおりになりました。これには正直驚きましたが、今度はハガキも出さないで、Karl君に「次はバッハのヴァイオリン協奏曲を聴きたいね。」と話していたら、そのとおりになったのです!!!「以心伝心」とすっかり気を良くして、ドヴォルザーク《ヴァイオリン協奏曲》を取り出して楽しみました。
 もちろん、この曲は大好きですが、諏訪内が弾くストラディヴァリウス・ドルフィン(かつてヤッシャ・ハイフェッツが使用していた名器)の美しい音色を聴いただけで、とっても幸せな気分になりました!!!

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 諏訪内晶子のCDを聴くまで、誰かの演奏を何となく聴いたことはあったけれど、この協奏曲を「鑑賞」したことはありませんでした。
 僕は、諏訪内の演奏を聴いて初めて「これは、けっこう良い曲だったんだ〜」と発見したわけです。
 彼女の普段の規則正しい練習と作品の時代背景まで視野に入れた研究、楽器に対する愛情と天性のタッチによって、名器ストラディヴァリウス《ドルフィン》(彼女の前の使用者は、名手ヤッシャ・ハイフェッツ)から極上の美音が泉のように湧き出てゆきます。生きてる間に聴いといて良かったです!

 諏訪内晶子/サカリ・オラモ/バーミンガム市交響楽団(2002年フィリップス)

《ドルフィン》
 アントニオ・ストラディヴァリが1714年に製作したヴァイオリンです。1800年代にこの楽器を所有していたジョン・ハートは、裏板の光沢の美しいニスから優美な“イルカ”を想像し、「ドルフィン」という名を付けました。知名度の高いこの楽器は、巨匠ヤシャ・ハイフェッツ(1902-1987)によってコンサート楽器として使用されていました。音色並びに楽器の保存状態も優れており、1715年製Alard、1716年製Messiahに並ぶ三大ストラディヴァリウスの一つと言われています。(日本音楽財団ホームページより)

 なお、僕は8/5~7まで軽井沢に行っていますので、ブログの書き込み等ができません。ご了解ください。
 

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