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拝金主義、市場原理主義がはびこる僕らの世界には、ヒルティの言う「より高い知恵」が必要です☆ 外見上の一時的成功よりも、ものごとの結末に注目することが、より高い人生の知恵である。 これについてイギリスの宗教改革のある先駆者が言っている。 「私は、最後に真理が勝利を占めるであろうことを確信する。」 理想主義とは、このように、ごく卑近な成功を超えてものを見るという意味であるならば、 しかも特にそれが宗教に根底をもち、さらに適度の良識と結びついているならば、 それは、必ず最後に勝利をおさめる、唯一の効果的人生観である。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第一部 5月24日」岩波文庫版より |
カール・ヒルティ
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待降節に入りました☆ このクリスマスの季節に、多くの方が、その「歴史的使命」と出会うことをお祈りいたします。 ある人の生涯における最大の日とは、
その人の歴史的使命、すなわち、 神がこの世で彼を用いようとする、その目的が明らかにわかり、 また、これまで彼が導かれてきた、すべての道が、 そこに通じているのを悟った日のことである。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第二部」(岩波文庫)11月30日より |
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偉大で善き少数派たりうるには、勇気が必要となります。 そして、勇気には、日々の更新が必要であると思います。 あなたは、この世のどの国に住もうとも、偉大なことや善いことのために、すぐさま多数の人を味方に持つだろうなどと、決して期待してはならない。
すべて偉大なことは、小規模に、少人数から始まるものだ。 あなたはそれを覚悟しなければならない。 そして、子どもたちを教育するにも、彼らが少数派に属することを平気なように、導かねばならない。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第二部」9月30日より(岩波文庫) |
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どんなに強い信念があっても、正義や真理に立っていると確信していても、心がゆらぐ時があるものです。 「勇気を失わないことが、この世ではすべてである。」というカール・ヒルティの言葉に深く共感する今日この頃であります。 詩篇第91篇や、ルターの「神はわが堅きやぐら」の歌や、アルテンブルグの「気落ちすな、小さき群れよ」の歌(同胞教会讃美歌657番・735番)は、大きな危険に出会った時や、または、われわれのだれにもよく起こることだが、強い少数派の中に踏みとどまりたいとどんなに考えても弱気によって人間の精神がおしひしがれて、一切の戦いを放棄したくなる時の、最もよい慰めの歌である。
そんな時には、これらの歌をくりかえし読んで、元気をとりもどさねばならない。 勇気をうしなわないことが、この世ではすべてである。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第二部」9月29日より(岩波文庫) |
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今日一日、愛の種を蒔くことに心を向けて行きたいと思います。
あなたは絶えず、そしてできるだけ多く、愛の種を蒔かなければならない。あなたが学校教育を終えたのちは、それがあなたの生涯の仕事である。
すべての種が芽を出すとはかぎらない。といって、すべてのたねが、石ばかりの地面に落ちて無駄になるわけではない。 なぜなら、この世は切実に愛を求めており、世の中自身には愛がない場合でも、つねに愛を尊ぶであろうから。 だから、それをためしてみなさい。ためしてみること、着手することによってのみ、最も偉大な事柄も成就するものだ。 それに、この場合は、神の助けがまちがいなく与えられる。というのは、神みずからが同じ目的を追求していられるからである。これからあと、あなたは共同の事業において神の助手であり、協力者である。 ヨハネによる福音書8:12、13:34、14:12−15。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第二部」9月9日より(岩波文庫) |






