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僕自身の心をもっと良い方向に変えたい、心の一新をしたいと、痛感する今日この頃です・・・。 信仰をもって、まじめに、しんぼう強く祈願するならば、いともたやすく自分を変え、悪い性質や習慣を無くすことができる。
山を移すこともできる信仰は、人の心を変えることができるものだ。 ところが、よい意図や熟慮でもって、本性を変えようとすると、非常に困難で、とにかく、はかばかしくゆかないことがわかるだろう。 大切なのは、ある事を洞察することではなく、あることへ惹かれる性向(たとえば飲酒癖や、怒りっぽい性質や、嫉妬心など)をすっかり捨てさることである。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第二部」(岩波文庫)8月20日より |
カール・ヒルティ
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この世で最良のものはなんであるかを、あなたは知りたいのか。
それは、神のそば近くにあること、 精神と肉体との健康、 よき結婚、 よき国民性と教会、 生計をみたすに足るよき職業、 よき友人、 立派な教養、 生涯の主要部分がよき時代に出会うこと、 できればその上に、 聖霊の賜物の一つ(治病、慰め、預言などの力)を授けられることなどが、それである。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第二部」7月4日より(岩波文庫) もちろん、ただ恵みによって与えられているのですが、
僕には「この世で最良のもの」のほとんどを得られたように思われます。 とても感謝なことです。 |
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僕は毎日多くの人たちと出会い、助言を求められたり指導をしたりする仕事に就いておりますので、今朝読みましたカール・ヒルティの奨励の重要性と困難性をともに痛感いたします。 かくありたいと神に願いつつ、今日一日を歩みたいと思います。 ヒューマニズムだの、永遠の平和だのについて、やたらにおしゃべりしないがよい。
あなたは出会う人ごとに、なにか善いことがあるようにと願っているか。 もしそうならば、あなたは人間らしい親切な心の持ち主だが、 そうでなければ、あなたの言葉は、ただのおしゃべりであって、 議事堂には向くが、われわれにはふさわしくない。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第二部」6月5日(岩波文庫) |
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“ I will not cease from mental fight ” は、僕が大好きなウィリアム・ブレイクの詩「エルサレム」の一節ですが、カール・ヒルティは「精神的な戦い」に関連して、以下のように勧めています。 心に留めておくべき教えであると思います。 精神的な戦いにおいて、われわれは決して中立にとどまってはならない。
しかし、敵に対して好意を寄せ、理解を持つことは、ほとんどいつでもなし得ることである。 神と密接な個人的関係にあるという確信があれば、 間違いなく、他人に対しては思いやりを持ち、しかし彼らの判断には平気になれる。 神と完全に友となった人にとっては、それ以後の人生において、 もはや、幸福な出来事しかおこらない。 カール・ヒルティ著「眠られぬ夜のために 第一部」6月29日(岩波文庫) |
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高邁な目標を持って働く人々やその仕事にもっと光が当てられて、賞賛されるようになって欲しいと思います。 単に利益のみを追い求めて働くことや働かせる事は、人として恥ずべきであるという認識が、人類のコンセンサスになって欲しいと思います。 実践的な理想主義者であるカール・ヒルティの言葉を心に刻みたいと思います。 だから、たとえば今、社会に出て行く青年に最初の忠告を与えようとすれば
まず、次のようなものになろう。 諸君は、ある事柄、またある特定の人々に対する愛と義務感情から働きなさい。 何らかの人類社会の大問題に参加するがよい。 たとえば、諸民族の政治的解放、キリスト教の伝道、放置されている下層階級の向上、飲酒の習慣の廃止、また、わが田に水を引くようだが、国際間の永久平和の確立、社会改革、選挙法の改良、刑罰および刑務所の改善など、今日このような目的は実にありあまるほどあるのであるが、諸君もそのいずれかに参加するがいい。 そうすれば、諸君は、最も手軽に、絶えず外から働きかける刺激が得られ、また最初の間はとくに大切な仕事仲間が得られるであろう。 今日は、文明諸国民の間において、このような進歩のいずれかの陣営に積極的に参加しない青年が、男女を問わず、一人でもあってはならないのである。 早くから、自分自身をこえて、自分だけのために生活しないということが、青年を向上させ、強健にして、事に屈せぬ力を与える唯一の道である。 利己主義は常に一つの弱点であり、かずかずの弱点を生みだすのみである。 カール・ヒルティ著「幸福論第一部」岩波文庫22〜23頁より |






