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title: Receptacle for Life いのちのうけざら
size: 3m300 x 2m300
material: zerlkova-tree,ork-tree,Himalayan ceder, ?,Magnolia 欅,楢,ヒマラヤ杉,シデ,モクレン
product from Suwa-shrine in Nishisunagawa-Tachikawa 立川市西砂諏訪神社境内の伐採樹
chron.: 2002 in IBM Kawasaki City Gallery/Kanagawa pref.
2004 in Akishima City Hall /Akishima-City 50.Anniversary Memorial-relay-sculptures Exhib./Tokyo
正面に立って見ることだけでは彫刻は分からない。
こちらから見たり、あちらからみたり、近寄ってみたり遠くから眺めたりする。しゃがんで下から見たり、又のぞきで逆さまに見たりもしてみる。触ってみる。匂いを嗅いでみる。軽くたたいて音を聴く。朝の光のなかで見る。白昼にあるいは夕闇の中で、夜中にふと見たりもする。曇天の日にも雨が降る中でも、時には雪が冠ることさえある。
彫刻を作る人はこうして様々に楽しんでもいますから、見る人だって楽しまねば彫刻と親しく話を交わせない。
この「いのちのうけざら」の前に立っただけでは何もおこりません。
靴を脱いで寝てみると彫り込んだカーブに背中が触れ、体全体で彫刻を、木のずっしりとした量感を感じます。雨の日などはそれぞれの木のかすかな匂いもします。子供が木の上で軽く跳ねて一本ごとに異なる音がする。
この8本の木は小さな神社の林で、同じ空気を呼吸し育った木々です。樹種は異なっていてもけんかし合わない、それぞれの個性を保ちながらも調和しています。
この作品の制作意図:
展覧会会場で、観客が作品に対峙して眺める姿にやや違和感を感じていました。その観客が作品の持つ空間−バリアーを分かる様な段階までになっていれば、眺めるだけでも作品を感じ取れます。しかし大多数の方はそのことをまだ知らない。そこで眺める方法ではない鑑賞の方法を直接作品化してみよう、中に入ってしまうような形を作ること。
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