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先週木曜日5/13の上野公園
広葉樹は今が花の時期。
常緑の広葉樹は、新葉が出て古い葉を落とす衣替えの季節です。
クスノキはまだ蕾でした。
スダジイは匂いで花の咲いたのを伝えます。
栗の花の匂いに似ているけれどシイノキの方が良い匂いの様な気がする。
家にも大きなのが1本あるので、身びいきかな。
今年咲いた花は翌年に実となります。この実はどんぐりの形に似ていますがエグ味がなくそのまま食べれます。
上野公園の桜は有名ですが、シイノキやクスノキの立派なのも多くあります。
シイノキの樹形はみごとですからお出かけの時があれば、ちょっと気にしてみて下さい。動物園入り口の右手、都美術館への道筋に多くあります。
クスノキは国立科学博物館の前、国立東京博物館に近い一画に高く伸びています。樟は未だ青年期といったところでしょうか。温暖化で関東地方も樟が育つ環境になったようで数十年数百年後が楽しみです。
最後はおなじみの国立東京博物館の、のびやかに育ったユリノキです。大きな本館の建物はこの樹がなかったら居丈高なものに感じられたことでしょう。
今回初めて気がついたのですが説明のプレートが立っていました。
それによると明治初期に渡来した種から育った苗を明治14年に植えたそうです。
ということは明治10年1877年に芽生えたとして樹齢144年ということになります。
英名のチューリップ ツリーというのがこの花からきているのがよくわかります。葉の形は和名の半纏木の由来です。
オレンジ色の包がベンチの周回りを染めていました。
私は信州育ちなので常緑の広葉樹を知りませんでした。内房線で千倉まで出かけて時の車窓からみる山の景色は忘れられません。尖り頭の木々が目立つ山並みと異なり、まるでブロッコリーのように丸い形が一杯といった良いのでしょうか、ちょっとした文化ショックでした。これが常緑広葉樹の風景なんだとインプットされました。そのシイの木と何十年も住むことになるとはその時には思ってもいませんでしたが。明日からアトリエの屋根でシイノキの落ち葉をあつめます。ご近所に飛んででいってますので。
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