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調布と狛江の市境の近。
畑を作っている方たちがいる。
多摩川土手の中、河川敷ですが、国の河川管理者名で占用許可標識が立っているので、恐らく土手の改修以前から畑を作っていた方達なんでしょう。
そこに「えのき」の樹が何本かあります。自然に生えてきたものでしょう。
私はいま、木の実を集めているのでエノキの実をポケットにつめ、写真を撮りながら下流へ向います。
ンッ、最後の1本の実が違う。なんと果肉が付いている。青黒く熟しているので試しに口に入れると甘味がありおいしい。
樹の名が分からず、葉の形や実のつきかた樹肌などをしばらく観察し写真に取込み、
家に戻って調べたら、ムクノキでした。
エノキをネット検索してもあまりよいヒットはしません。「専門的なことは出てないよ」と息子にいわれてしまいました
『木の辞典』かなえ書房平井信二著カード式で全25巻を、久しぶりに取り出し調べました。
ニレ科でケルティス・シネンシス・ハポニカ 古名は「エ」。エノミ、エノミノキ、ヨノミ、の呼び方がある。メムクノキの名もある。椋は各地でムク、ムクエノキというがムクの意味は定かではない。また榎をメムク、椋はオムクともいう。
(私がすぐに気ずかなかったのはしょうがなかったな)
エノキの実をこどもが食べるとも書いてあったので持ち帰った実をしゃぶってみたら、微かな甘さがかんじられて、、食べる部分はすくないが。
漢字の榎は昔から夏に日陰を作る良い樹ということで我が国でつくられた字で、
漢名は朴樹。英名はjapanese hackberry
日陰を作るということで街道沿い、一里塚などに植えるものとされた。
(狛江に入ってすぐの水神様の前の大きな榎に今日も涼んでいる散歩の方達がいました。陽射しを遮ぎるものの無い土手を歩いてきたものには本当に有り難い
ちょうどいま、岩波新書のゴッホを呼んでいたら、アルルにmicocoulieミコクリエという樹がとあり、しらべたら榎だった。
榎属の樹木のカードに(英)hackberry nettle tree(独)Zuergelなどとあり、このmicocoulieもこれかもしれない。ネットにミコクリエの酒があったし
フレンチで検索をかけたら、Micocouleはミコクリエの果実で小さなノワールのチェリーだとあったから、それならムクの樹だ?
上の画像の樹は、すいどう橋と小田急鉄橋の間、川崎登戸側(右岸)の公園にあるエノキです。
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『木の辞典』は『木の事典』に訂正します。
文中で確定的な書き方をしましたのはこの本からの情報です。
エノキは多摩川沿い以外でも、多摩のあちこちでみかけます。昔からの道路沿いに大きなのがあります。
府中競馬場の馬場の中にもあるそうですが大欅などといわれているようです。サントリー府中工場近くにもあります。
2011/10/28(金) 午前 11:55 [ contemporary Eat & Art ]