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サイズ: cm x cm x h cm 材:桂 漆 (中は シキミの種)
個展作品2のコメに書き込み始めた文章を本文に移動させます。
(この写真のことはなく、ひとつ前の記事写真の作品についてです。)
一番手前の匣型のは、ある女性が可愛がってくださることになりました。
私はこれを嫁がせたいと長いこと思っていたのです。
キ・アリに値札をつけずに展示はしてありましたが、公式に発表するのは今回が初めて。
サイズは相変わらず測っていないのですが、両手に乗せる大きさ。
漆で化粧する前も良かったのですが、少量の砥の粉を混ぜ込んだ背〆をぬり、すぐに拭き取り、乾かして、その上にまた3回程拭き漆を。表面に深みが出ました。
気に入っているものを愛でて貰え作家冥利に尽きる。
今回もこれ以上鑿を入れる必要が無い、わたしの手から離れた、出来が良いものになったと、(密かに)思っている作品が指名されています。
作家にとって、おそろしいことです。
形に甘い所が残っているのは見抜かれてしまっているということか。
甘いかどうか当人でもなかなか判らないのに、、、
心を鎮めて、気を入れて、、樹と対応し、、鑿を研ぎ、、のみを的確に入れていく。
ゴッホの筆のように、グールドの音の決定のように、、全てをこれ以上無い正しさで、、すーっと音がきえて、鑿を入れる。面を決めていく。
昨日は調布で教えた後、2時に画廊に入りました。
会いたかった方が2名帰られたあとでした。
20年来見て下さっているかたが作品を予約されていました。
あちこちの野外展や昭島市役所ホールでの展示、銀座の個展、いろいろ見て下さっています。信州大町の高原までも飛んできて見たらすぐに帰られる。鳥や何やら面倒を見なければならないからと。
私の発表は200回以上ですが、手に持てる大きさのものは数回しかない。
書いていて気がついたのですが、その数回はどなたかが気に入ってくださって買って下さっていいるではないか、、やっと気がつくとは、なんとも能天気だ。苦しくなるわけだ。近いものにドドドッ迷惑をかけている。、、、
大物ばっかりの展覧会にお付き合い下さっていた方が、この作品を手に取っていただけたのでこんな嬉しいことはない。
うれしくって記事で報告してしまいました。
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この作品の深み、20年追い続ける方の気持ち、わかります。
2012/4/28(土) 午後 9:41
私のずーと追い掛けてきたテーマは一貫しているのですが、世間になかなか通じなかった。良いと言ってはくれても入り口でUターンして去っていったような感じで。
311以後、心の通じる方が見え出しています。
私の役割もあるんだと、、続けます。
2012/4/29(日) 午前 1:56 [ contemporary Eat & Art ]
この作品が深いといってくださるとは、うれしいですね。作るものすべてがそういっていただけるように、精進しましょう。ダレないようにいきます。
2012/4/29(日) 午前 1:59 [ contemporary Eat & Art ]