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先週見た蔦やのDVDレンタルが目に焼き付いて、というより頭に残ってしまって、未だ後遺症状態だ。
1『ファーゴ』(原題:Fargo)1996 コーエン兄弟の出世作
2『パンズ・ラビリンス』(原題:El laberinto del fauno、英題:Pan's Labyrinth)2006
3『ホステル』(原題:Hostel)は2005
製作総指揮:クエンティン・タランティーノ
1 はコーエン兄弟のものを見ようと思い 3もタランティーノの名で 2は私の家族は映画館上映で見て良かったと..
1 ノースダコタ州の都市ファーゴとその周辺が舞台。狂言誘拐をめぐる人間模様を描くサスペンス。
フランシス・マクドーマンドFrances McDormand『ファーゴ』でアカデミー主演女優賞 脚本賞。
変った顔の人たちが主演、助演。でも実際の社会ではこの顔 で標準だな。
淡々と進む感じが良い。犯罪も実際にはこんなもんだろう。日常社会では。
2 監督・脚本はギレルモ・デル・トロ。内戦後のスペインにおける薄幸の少女の物語である。
1944年、内戦下のスペイン。ダーク・ファンタジー的色合い。
主役の少女オフェリアが妖精やおとぎ話の世界に引き込まれていく話
第79回アカデミー撮影賞、美術賞、メイクアップ賞
1975の欧州行きでは、スペインも通過した。バルセロナ、マドリ、トレド、グラナダ、アルへシラス(タリファ)、リスボンの帰りにバルセロナ。当時はフランコ政権が未だ続いていた。
二次大戦から30年もたっているのにファシズムが生き延びていた。パリで出会いプラド美術館で偶然再会した在住の若い絵描きさんに、ここではやたらなことを口にしない方が良い。ビルから落ちるなどの話もある、公安警察がどこにでもいるからと助言を受けた。当時町中を行き交う市民は皆サングラスをかけて表情が見えにくかった。
偶然かもしれぬが、トレドへ行く郊外電車でいきあった若者の6、7人のグループ、マラガ出身の十代の子達だったが、親族の半分程が警察関係のしごとに着いていた。
反政府爆弾テロも時々あった。確か大臣で殉職したものはいたが、フランコは天寿を全うした。
この映画の舞台は1944年、夢があった市民戦争(ヘミングウェイ『誰がために鐘はなる』は高校生の頃読んで、、)が破れた後の時代。残党が山のなかにいたのでだろうか。少女オフェリアの 職人の父親も夢を追う側だったのだろうか。 新しい父親はフランコ軍の優秀な軍人。当時、同盟国ドイツではSSがアウシュビッツで、、日本は中国で三光作戦の最中。彼の考え方は当時は正当で、、。結果、少女は生き残れず、夢の世界のプリンセスになる。
弱いもの(子供たち)には、なすすべのない辛い時代の重い物語。私にもずしんと重く残りました。
ひきずってしまったのがこれ3『ホステル』
今年のヴェネチア国際映画祭で審査員長をしたタランティーノが元カノのコッポラにの金獅子賞をと話題になっているがそのクエンティン・タランティーノが製作総指揮 present 監督はイーライ・ロス
アムステルダムのホステルで出合った3人の青年バックパッカーのお話。
パラダイスのようなホステルがあると言うはなしにのり、スロバキアに向かう。
噂のホステル若き女性と相部屋。深夜まで遊び歩き、翌朝早く1人チェックアウト?
やがて2人目も消え偶然一人だけ残された。
行方を探し突き止めたものは、、
美しい町並み
欧州によくある?拷問博物館
マフィア等の地下社会
怖いものは嫌いで殆ど見ない。ファンタジーや恋愛ものがおおいがインディーズ系も好き。
今回はタランティーノだから借りたけれど、
このリアルな恐怖が、、若い頃の欧州旅行の怖さを思い出す。
人種差別も当然あったし、言葉は殆どできぬし、案内書も持たないで、、美術館教会を目的としていたから夜は寝るだけで危険には遭遇していないが。
何時どこで音信を絶っても、誰にも知られずに消えてしまっても不思議でない。
旅。
この映画はこわかった。
日本人の女の子がこの被害に合ったのもまたリアルな感じで、、
ちょっとだけバラスと拷問で片目が飛び出しだらりとたれて、、
この映画に唯一の不満は、帰還したアムスは安全な文明社会であり、スロバキアはヤバい世界だという設定。仕方がないけど。 アムスの運河に日本人の青年が浮かんだこともあったんだから。
口直しに借りたのは 宮崎あおい主演 宮藤官九郎監督の『少年メリケンサック』
日活製作だから知ってはいたが、、、
宮藤官九郎の『真夜中の弥次さん喜多さん』が面白かったんで借りた。
おじさんが若い娘に、いかれちゃっているだけかもしれぬが、あおいは良かったよ。
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