18c初頭 尾張徳川家は、木曽谷全域に「木一本、首一つ」ともいわれる「留山制度」を布き、ヒノキ等五木の伐採を禁止した。(上松町
赤沢自然休養林一帯には齢三百年の樹林が残るのはこのためです)
木曽五木:ヒノキ・サワラ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ
『 桧 』 ヒノキ ヒノキ科 Cupressaceae ,ヒノキ属 Chamaecyparis ,種 ヒノキ C.optusa , 英名 Japanese cypress)
天平 平安 鎌倉時代の仏像彫刻や寺院 神社の材
東大寺の創建当時の用材は近畿地方で調達できたが、平家の南都炎上での重源上人の勧進に寄る再建では山口県から切り出された。
薬師寺の西塔や金堂が再建された20c後半には、台湾ヒノキが使われた。
明治神宮の大鳥居も台桧だとwikiにあった。
伊勢神宮の20年ごとの遷宮に使われる
『 椹 』サワラ ヒノキ科 ,ヒノキ属 ,種 サワラ C.pisifera 英名Sawara-cypress) 古語「さわらか」の説、沢筋に多いからの説
軽く、水に強く、殺菌力もあることから、風呂桶や寿司桶 に用うる。
『 明日桧 』アスナロ(ヒバ、アテ) ヒノキ科 , アスナロ属Thujopsis, 種 アスナロ T.dolabrata)
ヒノキチオールを多く含む
青森ヒバ、能登ヒバ
『 高野槇 』コウヤマキ科の 一属 (Sciadopitys) 一種 (S.verticillata) 英名Japanese Umbrella-pine(葉の形から)
日本と済州島にのみ残存 高野山の神木
水に強く、前方後円墳 石室の巨大な木棺等に使われた。(百済 武寧王462-523の棺も)
『 ネズコ(クロベ)』 ヒノキ科クロベ属Thuja クロベ種 T.standishii)
[同属に、ベイスギ western red-cedar (クロベ属 ベイスギ種 T.plicata)]
cedarはヒマラヤスギのことでヒノキ科ではなくてマツ科 Pinales のこと。
杉(ヒノキ科Cupressaceae スギ属Cryptomeria クロベ種 C.japonica)の同属は、北米のセコイアSequoia sempervirens、中国のメタセコイア Metasequoia glyptostroboidesコウヨウザン Cunninghamia lanceolataがある。
材が灰色(ネズミ色)を帯びているから 下駄材に良い