Sculptor Gon Shinji WORLD

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彫刻に使う叩き鑿

電話で大きさと形を言って、打ってもらい、出来上がったら送ってもらいました・

これ、手持ちの彫刻用叩きのみ三十数本?の中で一番幅の広いものです





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長さを計ったのは初めてだった。結構長いなあ。9寸弱 25、6cm。
幅は 2寸2分。6cm6mm。

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この形は耳上がりといいます。ヘリアガリともいうようですが。
木彫現代美術の大家江口週先生はずーとこの形のものを使っているようです。
箱のみが似ていますが、これは角の立ち上がりが丸ノミの形状なので、箱ノミで彫ったときのような階段状段差が残らないのです。


手持ちの中に光雲銘が1本あるほかは、小信(このぶ)製作所のノミ。御徒町の鋼材屋さん岡安銘も1本あるがこれも小信が作ったものです。

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今は、小信製作所は左小信銘となっているようですが、、
普通の丸よりもほんの少しだけ浅い2寸の丸鑿が欲しいのだけれど、大きな作品が動いたときでないと、、、五万くらいだろうかとおもうので 、、






このところ、お湿り続きで、午後の半日でこんなキノコがころがり出てきました。

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気温が落ち着いてきたと思ったら、夕空には秋の気配が、、
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蝉が鳴いている 彼らも秋の気配をかんじて忙しそうだ
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暑い盛りよりも気温が3度も下がってきているので 仕事がすすみだしました。
この幾日かは、樟樹クスノキと付き合っています
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周辺のシラタから中心部の赤身の部位に彫り込んでいくところです。
全景の画像は、作品が完成、展示してから流します。


使っている道具は
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丸鑿2本とこの玄能
 もちろんノミも大切ですが、この玄翁が手元に見つからないと少々パニクリます。
 重さが私にぴったりで、ウシゴロシの柄の角度も言う事無し。角度が正解なので、何万回使っても手を叩いた事がありません。玄翁も鑿もオーダーメイド。(玄翁の柄は自分でつけましたが。)

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上から  1寸2分 (36mm) 1寸5分 (45mm) 1寸4分 (42mm)
真ん中は 光雲銘 両端のは 小信コノブ銘   光雲はこれ1本だけで小信が20数本


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 上の2本は角度がほぼ同じですが、下の寸5光雲は少し緩い角度です。

 彫り痕の感じは当然違います。強く攻め込むときには小信の1寸4分を使います。 
 シャープな痕跡で、形がしまります。光雲でも切れるのですが今ひとつ形の切れを出しにくい。やや浅丸なのがそうなるのかもしれないけれど、粗彫りに使っています。
 
クスノキが相手だと思い切り強く彫り込んでも小信なら刃こぼれの心配は全くありません。

 寸7か寸8があったらいいのですが懐具合が悪く贅沢をいえません。
 大物が裁けないと無理ですが、木彫は日本の市場では動かない。が海外なら喜ばれるようです。友人がNYで展示をして、イギリスのバイヤーが小品を買ってくれ、その後、鎌倉まで注文仕事を持ってき、今ロンドンに飾られているそうですから。

 そういえば私の仕事に理解を示してくれた他国の方も多かった。ジャパンタイムズの記者がワシントンのSCULPTUREという雑誌に紹介記事を送ってくれた事もあったし、ロンドンからの視察団の学芸員が名刺を差し出してくれたこともあった。フランクフルトへきたら声をかけてくれと名刺をおいていってくれた方もいた。オーストリアからの作家たちも私の作品写真をみて、どうして作家業で生きていけないのか不思議だと疑問を、、返答に困ったこともあった。

 日本がこんなに彫刻を分からないとは思っていなかったので機会をことごとく逃がしたようだ。
 この国で、世間を何とかしよう、できる。と思い いろいろな仕掛けをしてきたが、、政財界が全く音痴で、、理解を示すのは女性が多いけれど社会的弱者だから世の中は動いていかない。まだまだ諦めてはいないが、どんどん袋小路(金銭的に)で動きがとれない。

プレゼントされた映画の前売り券が今月いっぱいのタイムリミット。
漆も底をつき、この購入もかねて出掛けました。

うるし屋さんは上野御徒町の飲食店街の一画に残っています。
芸大に工芸科があるからここに残っているのでしょう。
御徒町には石彫用具も扱う岡安鋼材店もあるし、上野警察署の前に宗意という刃物やさんもある。そしてこの先浅草方面は仏具屋街である。


チューブ入りの漆や刷毛、金泥や箔など少ない量で扱う品が多いので間口が数間の広さのお店です。
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おお空樽の値段がこんなにするんだ。画像をみるまで知らなかった。


上映までの時間があるので地下鉄銀座線で京橋までまわりました。
tokyo squareという大きな新ビルが完成していた。

京橋界隈から銀座4丁目まで画廊を数軒まわりました。

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京橋の高速下から眺めた、銀座1丁目から8丁目の高速までの銀座通りです。
建物の高さ制限の取り決めをしているようですが、それがシックな味わいを醸し出しているのでしょう。

銀座の通りを撮るのは初めてだ
なぜかさそわれて、、


ここから地下鉄神保町駅へが行きにくい。
悩んだ末に銀座線で青山一丁目までいき乗り換えて、、

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古本屋街の一角に 製造販売
漆塗りに使っていますが毛が抜けることが無い、腰もあるし至極調子がいい。
ホームセンターの筆だと抜けるし、、液はとびはねるし、、
きっと毎回かぶれているだろう。
ご主人はまだ40代?だろうか、建て替えなどしないで頑張って欲しい。



作業開始


昨日 運び込んだ材
長いのが樟3m50 4m20
ソメイヨシノ桜
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染井吉野桜は太い、だから中心は腐ってきている

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ほとんど使えないかもしれない
成仏させる前に空に消えてていっちゃった
残り滓は土に帰すか

さてこの桜は後回し

まず3m50cmのクスノキに取り組みます


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チェンソーとノミでファーストタッチ

これらの丸鑿のどれを使おうかと、、

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ほとんど小信ですが 光雲1本が混ざっている

先週の日曜に、ソウルの友人都dohさんが、ウルサンの沈simさんと訪れた。ウルサンは現代自動車や現代造船のある工業都市で釜山から60kmの工業都市だ。
都さんは今夏、済州島美術館で個展をするという。シムさんもそこで展示をしたことがあるという。済州島は韓国のハワイといわれるようなリゾート地になっているようで、デューティーフリーなので中国からの観光客も多いそうだ。外国人のためのカジノもあるという。

ドーさんとのおつき合いは20年を越す。息子もソウルへ出掛け世話にもなったし韓国の情報はいろいろ入るが、私の韓国現地での体験は88オリンピック直前の1週間ソウルの寛勲美術館でのグループ展の一度きりだ。
この夏、ソウル経由で済州島にいけないかなあ。


さて訪ねてきてくれたシムさんとは言葉が通じないので、話題をつくらねばとこのブログを覗いてもらいました。
作品写真や道具の頁です。私自身も道具の書庫を通しで見るのは初めてのこと。20頁にもなっているのでびっくりです。案外しっかりつくっていて安心した。しかしそろそろ種切れか?そんなことはありません。別の面からもせまってみます。


ここから本題です。

[ 刃先の角度について ]

原則的には、刃先の角度が少ない 薄い刃先のほうが良く切れるはずです。
ひげ剃りの刃先を思いだせばわかると思います。角度の強い刃では鬚は剃りにくいでしょう。

では何故、木彫用のノミの刃はあんなに厚いのででしょうか。

薄すぎる刃には欠点があるのです。

そうです薄い刃は欠け易く、すぐに使えなくなるます。

では刃が欠け難いように角度を強くすればどうしょうか。

木を彫る時に、ノミの先に強い力(打撃)をかけねばなりません。
また、彫られる木の面にかかる伐る力と同時に、クサビとなる力が加わり、切断面がきれいに上がりません。

では
物の適正な刃先の角度はいかほどしょうか。
じつは私は、何度が良い状態なのかを知りません。(一度も計ったことがなかった)

購入したての刃物の角度は、すでに鍛冶屋さんが研いであります。
この角度がまあ中庸のというかベターなんでしょう。
クスや桜、桂や朴、チーク、ケヤキなどにも、まあちょうどいい角度かと思います。
しかし黒檀やローズウッドなどの超硬い樹にはもう少し角度を強くしなければ刃がもちません。


角度を強めるための研ぎは簡単です。(角度を立てるともいいます)
刃先だけを研げば良いのです。これを二段に研ぐといいます。0コンマ5〜1ミリほどですから量的にほんの少し研ぎおろすだけだから、砥石のうえを何往復かさせるだけで仕上がります。
注意;まっ平らな面を2段つくるのであって丸く研いではいけません。



さて私はいまクスに取り組んでいます。
彫り上がりの面の滑らかさを要求しています。
それには今まで彫っていた松の木口(コグチ)用の鑿の刃先では角度が急すぎるのです。



そこでねせて研ぐことにします。

下図の赤線の部分まで研ぎ落としました。あと一息で刃先にたどりつきそうです。

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一度 刃先まで全面平に研いでから、刃先だけを研ぐ、二段研ぎにします。(ほんの何ミリ幅であってもまっ平に研ぎます)

下画像の光った部分が角度を戻して(ややたてて)研いだ部分です。

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あとは実際に使ってみてから調整します。
(私は馴れているから調整の必要はありません。いっぱつで決めます)


一般的には、彫り方、ノミの使い方の間違いからの刃こぼれが一番多いはずです。
スライスする、滑らすような刃物の使い方なら刃こぼれは少ないはず、
刃先をテコのように使ってこじると簡単に欠けてしまいます。
運刀が上手くなればどんな樹(節や朽ち木など)でもなんとかなります。


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