上野の都美館でのグループ展、第43回アーチストセンター展の最終日、作品搬出に出かけました。
といっても術後2週間で動くのがまだ一人前でないので、出品者の仲間に運搬を頼みました。
折れ易い作品の荷造りまでをお願いするのは心苦しいのでそこは本人がやります。ブレ止めを挟み、添え木をし、梱包し、搬入口のトラックへ。
床置きの桜作品の評判が良く有り難かった。
樟の螺旋作品は、隣の部屋の「瓦と生け花展」へ出品の、本業の瓦やさんたちがずいぶんと興味を示されていた。
グループ展としては実りの多い展覧会だったと思います。
上野へ行く前に、渋谷から東急田園都市線で、三軒茶屋へ行ってきました。
そうです、あの、『土田刃物店』へ寄ってきました。(お宝探偵団にも出ているそうですね)
なるほど探しにくい。世田谷通りに面しているのに、通り過ぎてしまった。一本裏道かなと戻るもない。「今日はお休みでしょうか」と電話で。
もう一度前を通り過ぎそうになって、、ちょっと入った奥に、、ありました。
で、話し込んでしまいました。大工道具の店なんだけれど彫刻家の人も来ます。何も買わないけれど。船越桂氏も売れる前に木工教室をやっていて生徒さん用に大工鑿などをもっていかれた。小信の先代が無くなって、、今の左小信は良いですよとか。
私は、ちゃんとした仕上げ砥石は田原町の”といしや”野村さんのところで買った正本山と、自由が丘の日本刀研ぎの並川さんのところで手に入れた内曇りの二本しかもってないという話から、刀研ぎの並川さんは、元は京都の人で御所に出入りしていたんだとか、野村さんは芸大へ砥石の講義にいっていたとか、、
上野の宗意刃物店の話から、ソウイだと思っていたら本当はムネイというそうですよとか。(彫刻家たちはそんなをこと誰も知らないよ)
マド鋸の刃の形を聞いたら、もってきてくれればどうだろうかと言いながら、あれは東北に多い。木の中の水分が凍るからそれを掻き出すように窓がある。シベリアから入ってきたんだとか、話がつきることがない。
私の師匠伝来の丸ノミの成形(研いで出来上がりの形)はご存じなかった。今度いくときはもっていってみてもらおう。
昼時なのをうっかりしていて長居してしまった。ご家族三世代が通り過ぎていかれてお目にかかることもできました。
道具世界の生き字引となられつつある方は、彫刻専門道具にもくわしかった。また私のような者からの話も吸収されて増やしていかれようとする姿勢が素晴らしい。職人の名人たちから学んできた方なんだとおもいます。
まだ〜お若いので(お父さんも御元気そうでしたし)こういった道具世界のアーカイブは大切に思います。
三茶から地下鉄直通に乗り神宮前で銀座線へ乗り換え上野へ。
上野ガード下が人ごみで通り抜けるに大変だ。西郷さん方向へ回るのは避けて公園口へのぼり・・公園も人が・・花は三分〜五分咲き。動物園の入り口も混雑。スタバは50人ほどが行列。便所も二十人ほどが待ちつづけている。
私はそそくさと通り抜け美術館へ。新印象派展などと企画をうっているが、館内は正常をたもっている。ここはお祭りでないから。
公園入り口で、第66回「うえの桜まつり」という三つ折りパンフをもらいました。
ざっと見たら・・上野桜守の会のつくった桜リストがのっている。
no.1から54までの種類を書いて地図に番号を落とし込んである。
裏面にはリストがあり本数とともに40種ほどを記す。
4系統の内、カンヒザクラ群 50本 多いのはカンヒザクラ23本
エドヒガン群 500本 ソメイヨシノ465本 八重紅枝垂12本
ヤマザクラ群 205本 ヤマザクラ55本 オオシマザクラ47本 関山52本
チョウジザクラ群
こんなに種類が植えてあったとは知らなかった。
もっとも上野へお花見に来たことがなかったのだけれど。
地図で一本一本つき合わせて見たいけれども、あの人ごみでは無理です。
ビジネスホテルにでも泊まるか、一番電車でたどり着いて、早朝に歩けば可能ですが。
この地図は、保存版にします。
カメラがお隠れでフォトなし記事でスイマセン