Sculptor Gon Shinji WORLD

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2年目の今日に

計画中の個展の内容を 責任者に送りました。
まだ最終決定になっていませんが、以下がその内容です。

  co-Tama series ” いのちの海へ " Zur See von Leben   

 床は、3材をよせた作品 oder 7〜19材を寄せた作品    
 壁には、単材による薄型の作品 oder 長い材木の彫刻を2点    
 材質: 桜、樟、松


 いま、地球は、ボーダレス、国を越えるという意図のもと、グローバル化という、我欲の集合である資本の大きな渦巻きに飲み込まれ、縮少してきたかに思われる。  
 その我欲の渦が、森を食べ、海を飲みこみ、共に生きる様々な生き物たちに襲いかかる。我、我、我はと。

 しかし私たちは再び目が醒めたはずである。大地の大きなうねりを前にして、我、我、我のいかに小さきことかを。
 宇宙の漆黒のなかで、青く輝く地球の感動を、宇宙飛行士たちはすべからく語る。

 私たちが感謝も感動も無くそれを消費し尽くそうとしている美しい青き空気は、他の生物たちからの贈り物だ。

 いち彫刻家は、樹の沈黙を思う。
 ひとの世の我が我がの喧噪の空気を呼吸しながら、その汚れを日々浄化し、生を肉化してきた材木を前に。

 樹々に我欲はない。大地と共に生き、静かに交代し、大地に戻る。 だから私も自我をもたずに聴き 彼らの受肉化した大地の声を 私たちの賑やかな騒ぎの中に届けられたらと思う。




 311を前にこのタイトルを選ぶのは勇気がいりました。
 逃げずに真正面から取り組もうと、身震いしながら決めました。
 いのちの海を前面にだして取り組んでみます。

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夕刻の多摩川河川敷公園へ 彫刻をセッティング


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この3本組が 出品を請われた作品


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この赤い布の上が踊る舞台

イメージ 42006 "ball de vie" クスノキ
地上部との境の部位(根が別れでていくのがみえます)

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こちらはお蔵入りのつもりだった作品で、
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昨日のみで完成させた
上記の手前のよりは思い切りが良くて以外に面白いじゃないかと、、

宇宙の風を感じながら ノミ痕で渦巻きを彫る。






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今回の展覧会に並んだ作品の中から今日1点が世にでていきました。
新しい場所でまたちがって見えることでしょう。どうぞ末永くお付き合い下さい。

これで次の仕事に心置きなくすすめます。

仕事場の屋根をつきぬけて育つシイノキの大木が花を咲かせている。
栗の花のような匂いがする。金曜に等々力を歩いた時にもあちこちから椎が匂っていた。
このあと小さな実をつけ熟すのは来年の夏になる。

薔薇バタースカッチも花盛り。咲いてから幾日かするとだんだんに色が薄れ白っぽくなってくる。花びらを散らす前に摘みとって花びらは乾かしておく。染色にでもと思うのだけれどもなかなか時間が取れず、、今年は?

個展発表作品no10 小品

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size; 20cm x 20.8cm x h.7cm material; 桂, 漆
size; 22cm x 14cm x b8.5cm material; 桂, 漆
size; 30.5cm x 32cm x h.6.8 cm material; Himalayan sedar ヒマラヤ杉  
size; cm x cm x cm material; tulip-tree , japan ユリノキ 漆
size; cm x cm x cm material; Himalayan sedar , japan ヒマラヤ杉 漆
size; cm x cm x cm material; コナラ

この画廊は壁際の二カ所に展示台があり小品をそこに展示しました。
ここは3度目で空間を把握しています。質量ともに思ったように展示できたようです。
2種類のメインの作品で空間を締めて、台の上には小品を設置する。
これらの小品だけでは、作家たちから売るための展示だと皮肉をがいわれかねないが、いつものような床おき二種類の展示でコンテンポラリー作家としての仕事をみせ、空間を決めましたから、受入れてもらえたでしょう。

数年前から、手の跡をみせる仕事に入りました。
まとめ易い形に流れがちな鑿の仕事ですが、樹種による硬さや粘りの違いをりこえて、できうるかぎりこちらの意志に沿わせるようにし、そこでの出会いの形をつくります。
漆を塗ることで木の強度が増すから、これからはもっと攻め込んだ形も可能だと思います。素木の作品ではむずかしかった薄さや繊細な曲線もできそうなので、、やってみますか。

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 size; 97cm x 91cm x h 53cm material; cherry tree ソメイヨシノ桜

写真では3本の桜だとすぐにわかりますが、会場では一本の桜に見えます。
私は一木を彫る作家です。
この国の造仏の歴史に一木彫りばかリの時代があります。

[ 飛鳥白鳳期の木彫仏 ] 海の向こうからの渡来仏があり、材質も檀像(香木)だったり鋳造の木型だったり或いはその目的の為の木彫像かどうかがはっきりしない研究途上のものもあり、かなり特殊でむずかしく私が判断出来る状態ではないので言及できません。

[ 奈良の時代の仏像 ] 銅像に金を被せた東大寺大仏或いは薬師寺の如来像、三月堂不空羂索観音や阿修羅像、鑑真和上座像に代表される乾漆像、戒壇院の四天王像や三月堂日光月光菩薩などの塑像と技術の粋を極めます。今の時代に国家の総力をあげても、ここまで出来のいいものをつくるのはむずかしい。見事なできばえ、強く美しい仏像群です。

[ 奈良から平安へ ] しかし総力をあげての造寺造仏活動は、国を疲弊させ、また妙な坊主も暗躍して、奈良時代後半の仏像には、美に熟爛をすぎた崩れがみられます。
桓武天皇は奈良での立て直しが難しいと長岡京平安京へとっとと移動、奈良の寺は坊主共々ついてきてはならんと旧勢力を捨ててしまいます。

[ 平安京の時代前半期 9C ] この時代に生きた空海や最澄、南都の学問寺に対して山岳仏教系の密教が主流となります。この時期の仏像を弘仁、貞観仏などとよびます。貞観11年(869)の大地震や 貞観6年(864) 富士山の噴火などで 巷にも知られるようになった年号です。
京都高尾の神護寺や楠木正成で有名な河内の観心寺、室生寺、空海の高野山、会津や岩手など戦いの前線といった山中のお寺に、この時代の仏像が残されていますが、それらは一本の木から彫られた 一木作りの仏像です。修行の地 山中に一人こもり鑿を打つそんなことを想像させられる烈しさがあり、次ぎにくる藤原貴族の阿弥陀浄土信仰の洗練された(女性的な)、寄せ木つくりの定朝様式の仏像とは対極にあります。


わたしはこの修行系の一木作りの仏像、造像意志の強いものにひかれてきました。
ことに若いころには藤原朝の寄せ木の仏像には反発すら覚えましたが、最近は守備範囲が広くなり、あれもいい、これもいいと、、妥協ではなく人間ができた?となっています。

一木を扱う時には、樹の芯を意識に入れて置かねばなりません。
昔は大木があったから木の芯の場所で半切しても十分な大きさの像ができましたが、私は贅沢はいっておれない。かまわず芯持ちのまま使います。その場合はひび割れは避けられない。
材の表面に近い部分は、組成が新しく樹液や樹脂も柔らかく(体積の)縮み幅が大きい。それに対して中心部はその部分ができてからの時間が何十年も経って細胞や樹脂とうも固化してきていて、縮みかたが少ない。外周部が縮みと内側の縮みかたが均等でなく、その誤差は割れることで解消されていく。それが ひび割れです。ちなみに板材だと反りや捻れで逃がしますから 割れが少ないのです。

私は塊の木を使います。
ひび割れの空間が作品に影響しない程度に抑える、ひび割れを作品の一部に取込む。そのために、ひび割れをできるだけ少なくし、木の狂いが一カ所に集中しないようにと裏から内グリをしてあります。
彫刻では量感も重要な要素ですから、内側の見えぬ場所とはいえ取りすぎて薄くならないようにと注意はしています。残す厚みが質量を決定しています。外側から見えなくとも影響するのです。


この桜3本の仕事は
寄せ木の方法でなくて、それぞれが樹芯をもったままの一木の材を寄せあわせる方法でつくります。
これが私のやりかたです。
このコンセプトはほかではみられないと自負しています。


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