Sculptor Gon Shinji WORLD

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MyWorks2014さくら

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10MAR〜13APL.2014 41thExhibition
JINPOCHO TOKYO/Gallery$Cafe KLEINBLUE
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これらたちが でてきたんですが 何故だかよくわからない.。

イメージ 1350 x 130 x 65 mm cheree-tree , Urushi ( japan ) 
あるいはこんなのも
イメージ 2
185 x  140 x 90  cheree-tree , Urushi ( japan )  

イメージ 3
280 x 155 x 75 cheree-tree , Urushi ( japan )  

イメージ 4
185 x 170 x 75  cheree-tree , Urushi ( japan ) 



3月の個展に向けて

靖国通りの古本屋街の一角にある店に展示します。
コーヒーでも飲んでいただけないと見れぬ場所ですが、古本をお探しの足休めにでもお立ち寄り下さい。早稲田とここの古本屋街は美術を始める前からのなじみの場所。また、ここから九段へ向かったところの刷毛屋さんはわたし愛用の漆塗り刷毛を手作りしていますし、神田美学校もまだ健闘しています。岩波書店や岩波ホール、イタリア書房へもたまに行きます。古いものも生きているこの街で展示したかったのです。

クラインブルー / ギャラリー&カフェバー
東京都千代田区神田神保町 1-7三光堂ビル 2F 〒101-0051 TEL:03-3295-2635
2014年3/10(月) 〜4/13(日)12:00〜24:00(月ー土)12:00ー19:00(日・祝)最終日18:00まで


 案内状を作らねばならない。
 文章を入れようと書き出した。が、長くしたので はがきサイズでは無理です。
 会場にa4サイズでおいておこうかと思います。

 以下がその文章です


 四十年来の仕事の理論的な整理がつきはじめている。今読んでいる 中沢新一『精霊の王』に描かれた世界、現実の秩序世界と背後の世界との境界は、私が巡り歩いていた世界だったんだとの確信をもった。 そこは創造の根本の場だとあった。

 1978 " cosmic mountain" 1977"恒河沙"と名づけた二紀展に出品した作品の世界がはじめにあり、1980に『 恒河沙』のタイトルで初個展をし、その後は無タイトルの個展の間に『きおくのかたち』『早春賦』『ひとよたけ』『STONE遺構』などをはさむ。これらのタイトルは、現れた形からとび出て来たものであり、なにかある探し物をしていたような気がする。記憶の形を探す。ではその記憶とは何なのかと。すべての主導権は樹にあった。私の記憶とその樹の(あるいは総体としての)記憶の行き会う場。その樹の記憶をできるだけ多く聴きながら私たちの記憶の世界で表現すること。

 1996〜『 DAWN 原初の海へ』2000〜『いのちのうけざら』そして2006〜『 co-Tama 』のシリーズで発表している。”eau de vie” "ball de vie"とか”cosmic wind” "spiral dance"などの作品名も使っている。

 今回の「co-tamaシリーズ」『そこに棲んでいた』(仮)は、tamaを探しての旅のさなかに出会ったものたちを展示する。彫刻しながら、小さな精たちに行き会う心持ちがしていた。この倒木の樹心は大きく朽ち、皮一枚が残る部位があるほどに欠損していて、タマが幸せに昇華しているようなところがあり探しものを見つけるのは難しかったけれども、、。


 この40年の長い旅の時々に出会った樹たちが、私の探し物の旅を、核心にすこしづつ導いてくれた。
 1985 銀座村松画廊で展示したソメイヨシノをきっかけに、'89 多摩川ふっさ野外展 '89 檜画廊「櫻」'90 紀伊国屋画廊「櫻ー捻」'90 檜「櫻ー刻」'93 plaza gallery '95 羽村市郷土館十周年記念展「櫻蔭」2004 gallery inouと、桜の樹とは度々の出会いがあった。
 桜は人の世に近く、それだけに伐るものにはためらいがあり、供養すべく私の元にやってくる桜樹は多い。しかし'85年に発表した桜樹は、花の終えた晩春の樹勢が盛りの時期の公共事業でためらいもなく切られた木で、その無惨さの故にか 材は暴れまわり未熟だった私はその無念さを養生しきれずに、不満足の作品展示となった。(40回の個展のうちで唯一後悔の残る展示)。その作品を'90年の発表の際に、お化粧と称して大幅な手を入れ、ようやく鎮まってくれた。この樹との付き合いが、その後の仕事の通低音になっている。
 ソメイヨシノはバイオの樹であり、他樹とは決定的に異なる。その特異さ故に荒ぶる要素が多く、また、クローンだということのtamaの実態が、いまひとつつかみづらく、他の樹とはちがう様に思える。

 今回の桜樹はソメイヨシノではないと思うが、中心を大きく欠如し年輪も定かではなく私は花にも出会ってないのだけれど、木肌が緻密で美しいから、おそらく天然の樹種であろうと思われる。そしてこの美しさは倒木の、近いうちに朽ちて、昇天していく樹の持つ美しさでもあると思う。これまでもこのような朽ちる過程の樹とも何本もお付き合いし、愛でてきた。正倉院御物にも柿の朽ち木を用いた筺があるから古の技工司も同じ気持ちであったのだろうか。
 何れにしても、中心の欠如した、朽ちる時間を経過しつつある樹体とおつき合いする難しさは、今回はよりうつくしい樹なので並大抵のものではないように思う。





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