Sculptor Gon Shinji WORLD

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MyWorks2012青梅個展

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size; 40cm x 41cm x 5.5cm material; Himalayan sedar , japan ヒマラヤ杉 漆 on the wall
size; 38cm x 40cm x 5.8cm material; Himalayan sedar , japan ヒマラヤ杉 漆
size; 39cm x 41.5cm x 8.3cm material; Himalayan sedar , japan ヒマラヤ杉 漆


壁に取り付けたいというかたがおられたので、一点を掛けてもみました。
あとは袖の台の上に並べて置きます。
この画廊は工芸の方の展示が多いのでこの台上が多く使われます。私は布を外して直に作品設置をしました。

松や杉、針葉樹は薄くすると角が欠け易い。鑿の切れ味が必要です。刃を薄くして少しづつ削り込めば欠けにくくすすめられますが、及び腰での鑿入れは的確な面を作れません。
何度も砥石の世話になりながら、ためらわず強い気持で攻めます。
出来上がって移動の際にちょんと何かに触ったりすると、欠けます。
彫る時以外があぶない私なのですが、漆を用いると強度がましてとても丈夫になる。これなら形をもっと複雑にももっていける。次の鑿入れが楽しみになっています。

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size ; ϕ20cm x h 8cm
material; jap.Judas-tree ,japan / 材質;桂、漆

この作品の漆塗りを2011年 5月に開始していました。
http://blogs.yahoo.co.jp/k_i_a_r_i/28492252.htm

この年の311以降は発表する覚悟が定まらずグループ展示も不参加で通していました。
この状況下でいろいろの方法を模索し、漆も使いはじめました。

私は国家ジャパンの名称をあえて口にしない。ましてや君が国ならなおさら。
しかし、この列島に成り立った文化、そして人類何千年の証としての文化は、しっかり受け止め、そこから今を生きる私たちの思いを形にしたいと制作をしてきました。

漆は英語ではジャパンです。しかし私は漆の海外への関係をほとんど気にはしたことがありませんでしたから、うかつにもjapanなる英語もすっかり忘れていました。日本で使う漆のほとんどは中国からの輸入物ですし、デュポンの漆塗りのライターを買ってくるよう頼まれたこともありましたが。
私たちの時代になり、海の外の世界が特別なものではなくなったからでしょうか。


さて、私の制作上の原点は、奈良の仏像群と欧州美術館巡りで出会った多くの美術品です。
美術の世界に飛び込んだ初めての世界、美学校の木彫教場で、小畠さんからいろはの手ほどき受けます。砥ぎや手板の彫りといった伝統的な技術とならび、古仏を見る奈良京都への研修が教程でした。
私は美学校へ入る前は民俗学文化人類学調査や日本史が主な守備範囲でした。しかし、飛鳥 白鳳 奈良 平安(弘仁貞観藤原) 鎌倉と、仏像がそれぞれの時代を、生のままで見せていることに本当に驚き、ここに真実があると、とらわれたのです。そして、机上の空論、アームチェアの、、と否定してきた学問世界ではなく、このようないきいきした場所に身を置きたいと思ったのが今まで続けてきた原動力だと思います。

その3年後、半年強滞在した欧州の100カ所の教会美術館で、西洋の文化蓄積の洗礼を受けます。まず、ルーブルでエジプトやオリエントにはまり、例えば『ネフェルティティ像』を見たいとベルリンへでかけました。ゴッホをみるためアムスとクレラーミュラーへいったりと、白紙にちかかった頭、見えなかった目にそれらを擦り込んだのでした。
 これらの巨匠たちが林立する中で私の立ち位置はどこにあるべきなのか、この東西文化遺産の中に生きる今の私が何をつくっていくのか、という問いが、通低音でいつも流れています。(いまは死語となりつつあるかに見える オリジナル ということもふくめて)
 幸いなことに、巨匠たちの仕事に圧倒されて作らないという選択肢は全くありませんでした。子供の時から今までのまわりの方々に感謝しなければなりません。

一国の利益追求を旗印とした二次世界大戦後に生を受けた私達は、国境を越えた交流を、国家の枠組を気にせずに個人個人の関係でつくりあげてくることができました。
これは1968年前後の反権力の運動、反ベトナム戦争の世界中の動き、これに参加あるいは共鳴した若者たちが、会ったこともない見たこともない行ったこともない国の若者同士を信頼できたということが大きかったと思います。
私達は1975年に欧州へでかけましたが、パリのカルチェラタンは68の春の気配がまだしっかりと残り活況を訂していました。パルドンとシルブプレ、メッ(ル)シーしかいえないのに他人をなにか信ずることができました。ドーバー海峡を渡る船上や列車の中、駅頭、、、目線でだけコンタクトをとった行きずりの同世代の数々を思いだします。互いに人を信じられて良い時代だった。(勿論人種差別をする人や盗みが生活の人とかいろんな方もいましたが)

ことに美術家にとっては、未だ見ぬ人に向けて制作をするのですから、他者を信頼出来ぬとなりたたないのではないかと思います。
その意味でもこの旅は私を強くさせてくれました。
この他者への無条件の信頼も、名品の数々と共に、私の制作の原点です。


少し長引くので一旦この辺で止めておきます。

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 上/桜、松、サワラ(椹) 下/桜3本


草加から来てくれた家族
画廊が開くと同時に見てくれています。

この作品は、中に入ることも想定してつくっている。
空間の広さを考慮して3本の組み合わせで制作。
カーブをキツくして形を優先します。だから大人が寝転んだり座ったりして、そのあと立ち上がるにはちょっと大変です。そこで周囲の切除面はスロープを穏やかにして座り易くしました。

この作品は子供にはちょうどいい広さ、深さ、カーブの形状。
だれかお子さんを連れてこないかなと思っていた。
希望は今日実現しました。
2才にもうすぐの子と、年長さんと、そして1年生かな?。
注意しなくても靴をぬいで兄弟姉妹仲良く、
お風呂みたいと、

最高のシャッターチャンスでした。

午后に来たもうひと組の就学前の兄弟も楽しんでくれました。

個展作品3−1

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15 x18 x h13cm 材質: ユリノキ material : tulip tree, japan( japanese lacquer)

数十年前に地元の公民館の木彫講座でおつきあいした生徒さんが見えられた。お会いするのは福生市プチギャラーでの個展以来だろうかな。年賀状は頂いていましたが。
この丸い形が彼女を呼びとめたようです。ユリノキtulip tree。
この丸い形の2点は、モテナイだろうなと思っていましたが、好きと仰る方が何人もいました。
疑心暗鬼にならずにどんどん作りますか。
右手の指3本の痺れがすすまないうちに。

まぁ右手で玄翁をにぎるときにはこの3本よりも薬指小指がより大切なので支障はすくない。
幸い、左指の腹の感覚が生きているから、砥ぎは問題ないし、鑿をセーブするのにも十分機能しているから感謝して仕事にとりかかろう。


来週からの計画/次の作品。
まず桜の半薄型の渦をつくってみるのが最初。
次は7個の組み合わせを。
今回の3本組みの側面を改変。
漆作業の場所をきちんとしハケをもっと良いものにかえて、いろいろな塗りを試す。

あと多摩市の原峰の森での作業計画を作るため現地の松倒木をみにいかねば。

そして雑用のかずかず。サンマルツァーノの種を手に入れて蒔かねばおくれている。畝もつくらねば。シイノキの枝を切りつめるのも中断している。葉が落ちる前にもう少しするぞ。2週間会場に詰めた分を取り戻さないと、、

今日は最終日
5時から搬出作業です。
晴れるかな。

作品が嫁ぐということ

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 サイズ:  cm x cm x h cm 材:桂 漆  (中は シキミの種)


個展作品2のコメに書き込み始めた文章を本文に移動させます。

(この写真のことはなく、ひとつ前の記事写真の作品についてです。)
一番手前の匣型のは、ある女性が可愛がってくださることになりました。
私はこれを嫁がせたいと長いこと思っていたのです。
キ・アリに値札をつけずに展示はしてありましたが、公式に発表するのは今回が初めて。

サイズは相変わらず測っていないのですが、両手に乗せる大きさ。
漆で化粧する前も良かったのですが、少量の砥の粉を混ぜ込んだ背〆をぬり、すぐに拭き取り、乾かして、その上にまた3回程拭き漆を。表面に深みが出ました。

気に入っているものを愛でて貰え作家冥利に尽きる。

今回もこれ以上鑿を入れる必要が無い、わたしの手から離れた、出来が良いものになったと、(密かに)思っている作品が指名されています。
作家にとって、おそろしいことです。
形に甘い所が残っているのは見抜かれてしまっているということか。
甘いかどうか当人でもなかなか判らないのに、、、
心を鎮めて、気を入れて、、樹と対応し、、鑿を研ぎ、、のみを的確に入れていく。
ゴッホの筆のように、グールドの音の決定のように、、全てをこれ以上無い正しさで、、すーっと音がきえて、鑿を入れる。面を決めていく。

昨日は調布で教えた後、2時に画廊に入りました。
会いたかった方が2名帰られたあとでした。
20年来見て下さっているかたが作品を予約されていました。
あちこちの野外展や昭島市役所ホールでの展示、銀座の個展、いろいろ見て下さっています。信州大町の高原までも飛んできて見たらすぐに帰られる。鳥や何やら面倒を見なければならないからと。
私の発表は200回以上ですが、手に持てる大きさのものは数回しかない。
書いていて気がついたのですが、その数回はどなたかが気に入ってくださって買って下さっていいるではないか、、やっと気がつくとは、なんとも能天気だ。苦しくなるわけだ。近いものにドドドッ迷惑をかけている。、、、
大物ばっかりの展覧会にお付き合い下さっていた方が、この作品を手に取っていただけたのでこんな嬉しいことはない。

うれしくって記事で報告してしまいました。

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