朽ち果てる前に(最終章)

黄昏を迎えた車イスおやじのバイク再生とメカの日々の様子

道具(ツール)

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

何度も言ってくどいようですが、バイクの再生は錆取りとの格闘でも有ります。
ガソリンタンクは錆取り剤の中にドブ浸けしますが、その前にサンドブラストもします。
ご存知の様に、サンドブラストとは圧縮空気と一緒にメディアを吹き付け、錆を除去する機械です。

しかし、メディアは対象物に吹き付けますので細かく粉砕され、極端に言えば粉塵にもなります。集塵機を付けていますが100%は取れませんので、メディアを交換することになります。

商売人で有ればお客から金を貰うので、交換は当たり前だと思います。只、交換した後の古いメディアは産廃になりますので、処分にも金が掛かります。

個人で趣味の範囲の場合は、粉塵は市の処分場に持ち込めば無料で処分してくれますので、薪ストーブを焚いて出た灰も処分して貰っています。

問題は、全てが集塵機の中に吸い込まれれば良いのですが、箱の中に残ってメディアがなかなか漏斗(すり鉢)の底に集まる前に止まってしまう原因になってしまう事です。分かり易く言えば、富士山のてっぺんから10cm位の岩を転がしても途中で止まってしまいますが、2mも有る岩だったら割れなければ麓まで転がり続けるかも知れません。

正確には粉塵の大きさがどれ位有るモノなのかは解りませんが、ミクロン単位だと思われます。

普段、錆取りが目的なら#30位(500〜700μ)を使います。その後に塗装をする場合等は表面の凹凸は埋まってしまうからですが、シリンダーやヘッドの様にアルミの地肌を綺麗に仕上げたい時等は、#300(50〜70μ以下)を使います。

しかし現実には、チョットした錆取り用の箱の中には2〜3年モノが入っており、入れた当初は#30だったのが、今は#300位になっていると思いますが、粉塵も含まれていますので20μ以下と言う事も考えられます。

お待たせしました、ようやく本題に入ります。


イメージ 1
料理用の漉し器です。大福等の餡を作る時に使う料理器具です。
網の大きさは殆どが30メッシュです。30メッシュと言うのは1インチ(25.4mm)に30の編み目が有ると言う事です。計算から行くとステンレスの0.15mm前後位の線径を使っていますので穴の大きさは500μ強と成ります。これでは粉塵は取れません。


イメージ 2

イメージ 3
250メッシュの網目です。線径は非常に細く0.04mmで、触るとこれが金属か?と言う位の感覚で、大げさですがシルク?と思える位です。
計算から行くと網目の大きさは20μ前後で、粉塵が取れるかも知れません。
因みに、20μの漉し器(ふるい)の値段は7万円前後します。流石にこれは買える金額では無いので作る事にした次第です。


イメージ 4
ステンレスと言えど、線径が0.04mmですから普通のハサミで切れます。


イメージ 5

イメージ 6
切った網目を漉し器の中に入れ、外側を折りテープで留めて有ります。
材料代は2,000円位です。MonotaROで他のモノと一緒に買ったので送料は無料で代引きが324円ですので、2,500円と言う事でしょうか。


イメージ 7
30メッシュだと、こんな感じです。


イメージ 8
250メッシュだと、こんな感じです。
さて、20μ前後の粉塵が取れるかどうかですが、ブラストを掃除した後にテストです。

それでは、又………。

燕三条に来て

作業小屋の薪ストーブがそろそろ寿命を迎え、適当な大きさと金額の薪ストーブをネットで見つけたので、高速を2時間程飛ばして買いに行って来ました。
そのついでに、一度見たかった処へ行ってきました。
イメージ
 
新潟県の燕三条は、兵庫県三木と並ぶ刃物の街です。
燕と三条周辺には、工業団地が「幾つ有るんだ?」と言う位有ります。刃物関係以外にも金具や工具関係もあり、その企業の製品を展示及び販売している所が、新幹線の燕三条駅のすぐ近くに「地場産業センター」が有ります。
 
ホームセンターや工具屋では「安い」か、「売れる」若しくは「儲かる」工具しか置いてありませんが、普段見る事の少ないメーカーの品が見れるかもしれない?と思ってやって来ました。
 
イメージ
 
握り物で有名な「ケイバ」ブランドの長谷川工作所です。
20年程前、たまたまホームセンターで買ったラジオペンチがケイバでした。昔のホームセンターは、然程名の売れていないメーカーでも道具としてはキチッとした物を売っていました。
 
イメージ
 
軽量化?の為か肉抜きをされたアサヒのライツールです。
個人的にはメガネが気に入っています。これで75°オフセットを作ってくれたら即買いますけど。
 
イメージ
イメージ
 
自転車関係以外には余り知られていない、相場産業です。
90度ねじれているコンビネーションとチタンのコンビネーションです。
他にも色々な工具を作っているようですので、一度買ってみようと思っています。
 
イメージ
 
掴む所がキズ付かない様に樹脂を付けてあるプライヤーは、私も持っています。
 
イメージ
 
数多くの工具を作っているTOPです。
メガネやその他の工具も仕上げは梨地で、スタビレーに似ています。
 
この他にも幾つかのメーカー品が展示されていますが、ここに来る前に寄って来たストーブ屋が言っていた「ここ三条の会社は、真面目で良い物を作るけどデザインと売り方が苦手」と仰っていました。
 
薪ストーブも工具も所詮は道具であって飾り物ではありません、使ってナンボの物です。名も無き真面目なメーカーが生き残って貰いたいと思っています。
 
 
 
 
 

転載元転載元: 朽ち果てる前に(最終章)

燕三条に来て

作業小屋の薪ストーブがそろそろ寿命を迎え、適当な大きさと金額の薪ストーブをネットで見つけたので、高速を2時間程飛ばして買いに行って来ました。
そのついでに、一度見たかった処へ行ってきました。
イメージ 1
 
新潟県の燕三条は、兵庫県三木と並ぶ刃物の街です。
燕と三条周辺には、工業団地が「幾つ有るんだ?」と言う位有ります。刃物関係以外にも金具や工具関係もあり、その企業の製品を展示及び販売している所が、新幹線の燕三条駅のすぐ近くに「地場産業センター」が有ります。
 
ホームセンターや工具屋では「安い」か、「売れる」若しくは「儲かる」工具しか置いてありませんが、普段見る事の少ないメーカーの品が見れるかもしれない?と思ってやって来ました。
 
イメージ 2
 
握り物で有名な「ケイバ」ブランドの長谷川工作所です。
20年程前、たまたまホームセンターで買ったラジオペンチがケイバでした。昔のホームセンターは、然程名の売れていないメーカーでも道具としてはキチッとした物を売っていました。
 
イメージ 3
 
軽量化?の為か肉抜きをされたアサヒのライツールです。
個人的にはメガネが気に入っています。これで75°オフセットを作ってくれたら即買いますけど。
 
イメージ 4
イメージ 5
 
自転車関係以外には余り知られていない、相場産業です。
90度ねじれているコンビネーションとチタンのコンビネーションです。
他にも色々な工具を作っているようですので、一度買ってみようと思っています。
 
イメージ 6
 
掴む所がキズ付かない様に樹脂を付けてあるプライヤーは、私も持っています。
 
イメージ 7
 
数多くの工具を作っているTOPです。
メガネやその他の工具も仕上げは梨地で、スタビレーに似ています。
 
この他にも幾つかのメーカー品が展示されていますが、ここに来る前に寄って来たストーブ屋が言っていた「ここ三条の会社は、真面目で良い物を作るけどデザインと売り方が苦手」と仰っていました。
 
薪ストーブも工具も所詮は道具であって飾り物ではありません、使ってナンボの物です。名も無き真面目なメーカーが生き残って貰いたいと思っています。
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
ピンボケですが、二辺が17mmのナットです。中央は10mmの並目、右は12mmの細目、左は恐らく大概の人は見た事が無いであろう高ナットです。
「バカヤロー、高ナット位知ってら〜」とお思いでしょうが、そこいら辺の高ナットでは有りません。
 
イメージ 2
 
何と反対側はネジ穴が小さいです。
またまた 「バカヤロー、それも知ってるよ!!」と言われるかもしれませんが、これは1/4と1/2のインチ(ウィット)ネジです。
 
イメージ 3
 
この1/4(6.35mm)のネジ山にドリルで7mmの穴を開けます。
 
イメージ 4
 
JISや細目の入ったタップ&ダイスのセットです。
本来はネジ修正用ですが、熱処理されていないネジならば新しくネジ山を作製出来ます。2,000円位〜買えますので持っておくと便利です。
 
イメージ 5
 
7mmに開けた穴を8mm、ピッチ1.00mmのタップでネジ山を作ります。
 
イメージ 6
 
こんな感じです。
 
イメージ 7
 
これは、市販されているスタッドボルトを埋め込む際に使うインストーラーです。
真ん中の球の径は3/8インチの9.5mmが使われています。
 
イメージ 8
 
左がミリ、右がウィットネジです。
 
イメージ 9
 
1/2のネジ穴から3/8の球を入れ、1/2のウィット止めネジを締めこんでいくと球が8mmのネジ穴を塞ぎます。
ここまで来たら解かりますね!!そうです、8mmでピッチ1.00mm用のスタッドボルトインストーラーを作りました。
Wナットで締めた場合、緩めるにも同じ作業をしなければなりませんが、これだと17mmでナットをロックして、止めネジの穴に6mmの六角棒又はソケットを入れ、ほんの少し緩めれば、中の球はフリーになり後は手でナットが緩みます。

ハスコのプーラー

イメージ 1
 
整備だろうが再生だろうが、一流品でなくても道具は必要です。
特に再生は、時間の経過に依る劣化が大きな比重を占めます。
 
オイルシールの劣化はオイル漏れの原因になるので交換します。若い頃はドライバーやくぎ抜きを使った事もあります。今でもキックやチェンジのシールは径が小さいのでドライバーを使う事があります。
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
60年代の殆どのバイクは、一部のバイクを除いてFフォークのオイルシール交換にプーラーなど必要有りませんでした。70年代に入るとFフォークの構造も変化し、アウターチューブも鉄からアルミへと変化しました。そうなると専用道具が必要となります。60年代を中心に再生していたのでプーラーも必要在りませんでした。
70年代を再生し始めるとプーラーが必要になり、購入したのが上のストレート製です。勿論ハスコも検討しましたが5倍の金額故に断念しました。
約8年間の間に、そう多くは有りませんでしたが別段不満も無く普通に使えていたのでハスコの事は忘れていました。
今回の為に使用したオイルシールが何故か非常に堅く、シールが取れた頃にはハンドル部分が90度近く曲がってしまいました。写真はプレスで曲がりを修正した後の写真です。
同じ事が起こってはいけないので、今度は迷わずハスコを購入しました。
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
上がストレート製、下がハスコ製です。
一番の違いは先端の爪の部分です。シールの引っかけ部分に爪が引っ掛かっているのが良く解ります。
 
イメージ 6
 
爪の比較です。ストレート製は幅が広くて長さが短いですが、ハスコは細くて長いです。
実際に使ってみると違いが実感出来ます。
 
イメージ 7
 
只一つ残念な事は、位置決めの後にネジでロックするのですがネジ先が平ら(左のハスコ製)な為、ハンドルに開けてある溝がの位置が解かりづらい事です。右のストレート製はネジ先がテーパー状になっているので溝の位置が確実に探し出せます。

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事