カゴメのシネマ洞

主にDVD・ビデオ観賞によるレビューであります。 映画館は苦手さっ、トホホ…

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随分悩んだですが、
結局こちらのブログを閉じる事と致しました。

一応、バックアップ用になんとか維持して行きたいと思ってたですが、
やはりどーも、時間的な遣り繰りがつきません(泣)。
依然としてアクセスが困難ということにも足を引っ張られました。
更に、最近判ったんですが、向こうのブログに書いている記事は長文が多く、
それを字数制限のあるこちらに転載する際はかなり内容をカットしなくてはならない、
という事も、不満ではありました。

今までご愛顧頂いた方々には、大変申し訳ありませんが、
今後は、本家のライブドア・ブログでのみ掲載して行きますので、
是非、ライブドア・ブログの、
『★☆カゴメのシネマ洞☆★』の方へお越し下さりませ♪

★☆カゴメのシネマ洞☆★topへの直リンク

勝手で申し訳ありませんが、あちらへのお越しをお待ちしております。

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「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
(1998) 英
LOCK, STOCK & TWO SMOKING BARRELS

監督:ガイ・リッチー
製作:マシュー・ヴォーン
脚本:ガイ・リッチー
撮影:ティム・モーリス=ジョーンズ
音楽:デヴィッド・A・ヒューズ ジョン・マーフィ
出演:ニック・モラン ジェイソン・ステイサム ジェイソン・フレミング他、

例の如く、ネタばればれなので厳重注意ね。


まずは一言、いってもいい?
タイトル、なげえぇぇぇーーーーっっ!!(笑)。
まず覚えるのは無理じゃん、これっ!
でも、作品としてはかなりな出来ですよーん。
こーいう、“なーんも考えずに、ただただ楽しんでねっ♪的”な作品は大歓迎でしゅね。肩が凝りませんもん(笑)。
出て来る人は半端なく多いでしゅが、家族のこととか、愛とか、アイデンティティの喪失とか、そったら余計な胡散臭いもの全然無しで、ひたすらスピーディーに、お馬鹿一直線に邁進してくれるので、
んもぅ、爽快爽快、痛快痛快、気っ持ちいいですわん!!

主役級の四人組みが、絶妙に前向きで規格離れの楽天家揃いなのがキモ(肝の意、ね)、ですね。
ま、簡単に言えば、「オバカ」(笑)。
子連れ狼風取り立て屋の子煩悩ぶりも、完璧にずれまくっててツボです。
だって、取立てに連れ回す方がずっと教育に悪いじゃん(笑)。
それに言葉使いより、ボスの机の上に散乱してる“大人のおもちゃ”の方が、危険度大でありんすよ。
この映画って、確かに登場する人はむっちゃ多いけどストーリー自体は判り良いでしゅね。
充分に練られてますから、見失うことはなかったでしゅよ。
つーか、観ているこっちが、「こーなったら、余計におもちろいぞ〜、へへへ」と思った通りに、ビシッバシ、はまって行って呉れるから、もー、そこが快感っ!!
オチ的には、「散弾銃が二挺必要」というくだりで、「はっは〜ん、そう来たかぁぁ〜。ふ〜〜ん(にやり)」と判って、すっかり割れちゃうんだけど、
あのラストの軽妙さとお洒落な感覚には、笑かされたなぁぁ。

他にも細かい笑い所が満載でしゅよー。
機関銃連射ねーちゃんはソファーとのあまりにフレンドリーな一体感が素晴らしすぎて(笑)、わらしも立ち上がるまで気付かんかったし・・・。

あと、毎回毎回、飲み物勧められる度に、ものの見事にテーブルから落っことしちゃうところとか、突然、パブの入り口から火だるま男が飛び出して来たりとか、台詞回しも、間の取り方も、微妙に小馬鹿で笑えましゅ。
んでね、渋いのはやっぱりスティング親父でしょっ!
あの度胸座った目付き、噛み殺すような声、何ととも言えない威圧感、権高さ。
くわぁぁぁ〜っっ! し・ぶ・しっっ!
眉毛が薄いから、なおさら、し・ぶ・しっっ!(馬鹿にしてないって! 笑)

出演前からスティングさんは、ガイ・リッチー監督がお気に入りだったそうで、制作費の出資と引き換えに、「わしを出演させてくれっ、くれなきゃ噛む、奥歯で」って、丁重に頼んだそうでしゅ(一部、ホタルの脚色あり)。
ちなみに、そういう(どういう?)関係もあってか、製作総指揮には、スティング夫人も加わってるそうな。
やるなぁぁ、こんの小金稼ぎ親父めっ!(笑)

とにかく、如何にも「ブリテッシュテイストとはこりだっ」的なブラックユーモアとコミカルさが小気味良い、何とも粋でスタイリッシュな作品でしゅね。
どことなくホタルの好きな、ジェフリー・アーチャーの小説のような面白みがありんす。例えば、「百万ドルを取り戻せ」みたいな。
映画で言えば、タランティーノの灰汁(あく)を取ったみたいな。

不思議なのは、時々、エゲレス人しか出て来ない映画の癖して、なぜかしら字幕が出たりしてましゅが(笑)、こりって、映画の舞台になってるロンドンの下町「コックニー」の訛りが(つまりは、「マイ・フェアレディー」の訛りでしゅか?)、同じエゲレス人同士でも分かり難いらしくて、しょーがなく入れてるらしいでしゅよ。んー、難儀やねぇぇ。

そーだ、ひとつ発見がっ!(っても、他の人のレビューで気が付かされたんだけど)
これに出て来る、「良いとこのボンボン/実は大麻栽培家」の一味の一人は、あのホタルの好きな、「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」の主役やってた子(ニコラス・ロウ)なんですねぇぇ。
ふーむ。年取ると目付きが悪くなるもんだにゃあ〜。


今日は軽〜〜く、ホタル・チェェェェェック!!

貴方の、「僕のホタちょわんを可愛らしくも困らせた、オイタの過ぎるこの長ったらすぅいタイトルの意味は、いったい何でっしゃろ」っちゅう、至極まともな疑問に答えまするよ〜ん(笑)。

えーとねー。
一挺の銃を三つに分解すると、rock は「発射装置」。stock は「台尻」。barrel は「銃身」のことで、この三つの部分に別れましゅ。
んで、これ以外には分けられないので、
lock、stock、and barrelで、“いっさいがっさい、すっかり…”という意味になるそうな。
んでね、なぜここにTWO SMOKINGが加わるかというと、劇中に、四人組みの一人が銃身(barrel)を使って、マリファナをプカプカ吸う場面がありましゅよね。
たぶん、あれを現してるんじゃなかろうかと…。

えっ? 
rockなのにlockじゃ字が違うじゃないか、ですって?

んとね、あのね、・・・・・、そりはね、んと、んと・・・・。

ばいちゃっっ!!(スパラタターッッ)

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「サイドウェイ」
(2004) 米/ハンガリー SIDEWAYS

監督:アレクサンダー・ペイン
製作:マイケル・ロンドン
原作:レックス・ピケット
脚本:アレクサンダー・ペイン ジム・テイラー
撮影:フェドン・パパマイケル
音楽:ロルフ・ケント
出演:ポール・ジアマッティ トーマス・ヘイデン・チャーチ ヴァージニア・マドセン他、

例の如く、ネタばればれなので厳重注意ね。


久しぶりに映画を観て咽び泣きましたよ。
まそか、これほど堰を切ったように泣くことになろうとは、つゆ予見できませんでした。うかつ、うかつ・・・。
様々と、挫折やら悲しみを体験した者ほど決してあっけらかんとは笑えない、心の襞にジーンと染み入るような切なさやら、焦燥感にも似たやり切れない悲哀を感じるんじゃなかろうか?
これを観て、「あっはは」と手放しで屈託なく笑えて、「これ、まーまー良いんじゃないの」とのたまえる方は、ある意味、若々しく健全な日々を送っておられる健康人ですな。
羨ましいでござる(溜息)
あたしゃ、もー切なくて切なくて正視出来ないシーンも沢山ありましたです。

ジアマッティ演じるところのマイルスは、こりゃもう完璧な「鬱病」ですな。これはほぼ間違いない。
作中、自殺について語るところがありますが、その時の言葉の「僕はまだ出版前だから自殺さえ出来ない」とは要するに、「自殺できる条件さえ整えば、その元気と弾みさえあれば、僕はいつだって死んで決着をつけれるよ」という、切実な吐露以外の何物でもないのであります。
マイルスの人となりを一言で、「中年の、うんちく好きなダメおとこ」と評するのは、かなり露骨に見限った、冷た過ぎる物言いでしょう。
だって、曲がりなりにもあれだけの分量の小説をつづり、好きなワインの知識を蓄えてよどむことなく語ることが出来る。他人に対しては決して攻撃的になることはない(ま、苦しさのあまり八つ当たりすることはあっても)。
純粋で善良で、やさしくて生真面目。世の中、そうではないあくどく嫌な奴はもっといる。
落ち着いて考えてみたら、この人、全然捨てたもんじゃない。
ただ、世の中それだけでは認めてもらえないのも確かなこと。
営々として“良い人格”を作り上げても、なかなかそれだけでは、かけがえのない人と認めてくれることは少ないもんです。
彼の最後に残される「自己存在証明」だったのは、自分が長い年月を掛け、精魂を傾けた小説だったわけだけど、結局それも受け入れられず、世に出す道を失った。
生涯変わらず自分を認め、理解してくれると信じていた前妻は、離婚後二年で再婚し、彼との間には作れなかった子供を宿した。
たぶん彼は、半ば諦めながらもその二年間、彼女が彼の元に戻り、失ったかつての心休まる生活が戻って子供を作り、小じんまりとしてても、それなりに落ち着いた人生を送れるだろうと夢想していただろう。
だが、そんな哀しい夢想も目の前でことごとく破綻し崩壊し、二度と永久に果たせぬ夢となってしまう。
妊娠したと告げる前妻の前に立つ彼の心の震え。その恐怖。
深い、底無しに深い穴の淵に立って、じっと身じろぎもせずに、その深淵の底を見詰める瞳の、残酷なまでの虚無感。
自分には二度と取り戻せない幸福が、目の前に存在しているのに永遠に近づけない、手にすることが出来ないと確信した者だけが、熱い刻印を押されるように悟るその絶望。
魂を締め付けられる苦しみに耐えかねて、振り返れば、ろくすっぽ苦しんだことも無く、いい加減に生きてきた友人のそして彼には望むべくも無い健全極まる人生を歩いて来た者の)、満足げな至福の表情と、彼の結婚を共に喜ぶ人々の祝福の笑顔。

カゴメはここに至って、痛々しくて辛くて、直視できなくなりました。

彼の車は、披露宴会場に向かう他の車と一瞬、行を共にするように右へ曲がりかけるが、ウインカーも点けずに反対方向に曲がって去って行く。
彼の無残に傷ついた愛車のボンネットはかろうじて、一本の紐でくくられている。
それが彼の傷心の深刻さを鮮やかに表象している。

結局彼は、自分がこの世に対してまったくの無力で、何ものも無し得ない、孤立無援の、捨て置かれた、一顧だにされない存在であることを心の底から悟ったのだ。
だから一本20万はする、大事に大事に取っていた特別の一本を、それを開けるにはシチュエーションとしては最も好ましくない場所であるファーストフード店で開け、シェイク用のプラカップで飲む。
今の破綻した彼にとっては、そんな無茶苦茶な飲み方が唯一ふさわしいから。

マヤと二人で語るシーンもまた涙無くしては観られませんね。
マイルスはこう語る。
「自分がピノ種を好むのは、繊細でデリケートなこの種のワインを作るには、その可能性を信じて一級の職人が、丹精を込めて育てる必要があるからだ。それで初めて大地の持つ力強さが表現される」と。
彼がワインに仮託して、自分を物語っているのは明らかだ。
それに対して、マヤ(バージニア・マドセン)はこう話す。
「自分は、一本一本のワインは生きていると思う。そのボトルの中には、このワインを作った人々の姿がある。樽の中で、ボトルの中で育っていく四季を感じる」
つまり、かけがえの無い一本一本の、「そのボトルのワイン」の出来不出来に拘るのではなく、
熟練の職人の技というより、その一本に費やされた時間と思いにこそ愛情を感じると語るのだ。
そして更に、「同じボトルでも、別の時に開けられたのであれば、また味わいが違うはず」とも語る。
開けたその時の、飲んだその時の味わいだけで、そのワインの価値を断じ、評定してしまう愚は犯さないのだ。「別な時に開けられていれば」という事にさえ思いを寄せる、その心根の、なんと芳醇極まる豊かさであろうか。
更に彼女はこう続ける。
「ピークを境にワインはゆっくり坂を下りはじめる。でも、そんな味わいも捨てがたいわ」
そして、そっとそっと、彼の手に、手を重ねる・・・。

ラストはあれで文句無しに良い。あれ以外のラストシーンはありえませんね。
最初にあの道にそれた時は、まさしく「サイドウェイ」だったに違いないけど、ラストでの彼には、一筋にあの道しか目に入っていなかったろう。
彼にとっては必死の思いを自ら辿る道筋で、まっすぐ彼女に届く道なのだから。
その道を行く思いの強さを取り戻しただけで、充分幸福なのです。それ以降の事は、他人には余計なことであります。

“マヤ”という役名ですが、実はこれって、カルフォルニアのナパヴァレーのワインにも同じ「マヤ」というのがありまして、それから来ているようです(この名前は日本人女性からとったものらしい)。
このワインの「マヤ」はカベルネ・ソーヴィニヨン。つまり、ピノ種のワインとは対極的な、ちと荒々しくパワフルで、たくましい味わいのワイン。
ちなみにマイルズが後生大事にしていた、シュヴァル・ブランのヴィンテージ61年物もカベルネ種ですね。
にしても、ほんとにポール・ジアマッティとバージニア・マドセンのこの演技は素晴らしい。
特に、目、ね。 真摯さ溢れる真面目な真面目な芝居です。
ステファニー演じるサンドラ・オーも良いですね。
この映画を撮り終わるまでは、ペイン監督の奥さんだったらしいが、この後、別れちゃったらしい。
このオーさん、ちょくちょく色んな作品で見掛けるけど、今のところ、これが一番の出来でしょうね、きっと。

さて、いつものように、よそ様のレビュー読みましたす。
いわく「ところがこのマイルズ、汚い、だらしない、情けない、自信ない、おまけにワインにはうるさいがいっぱい飲むとただの酔っ払いオヤジ」

むむっっ!!
あんだとぉぉ!ゴラァッーーッ!
喧嘩なら買うぜ、代わりにっ!(激怒)

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「隠し砦の三悪人」
(1958) 日本
監督:黒澤明
製作:藤本真澄 黒澤明
脚本:黒澤明 菊島隆三 小国英雄 橋本忍
撮影:山崎市雄
美術:村木与四郎
音楽:佐藤勝
特殊技術:東宝技術部
出演:三船敏郎 上原美佐 千秋実 藤原釜足 藤田進 志村喬 他、

例の如く、ネタばればれなので厳重注意ね。


まだ黒澤様作品未体験な方は、是非この作品を皮切りにしてもらいたい、そんな入門書的な作品ですね。
私、久しぶりに再観しまたけど、やっぱイイわぁぁ〜。
黒澤様にとっては初のシネスコサイズの作品という事もあってか、全編に漲る圧倒的な豪放磊落・痛快無比ぶりで、まさに日本には珍しい超一級のエンターテイメント作品となってます。
アドベンチャー&アクションをここまでストレートに観せてくれる作品ってなかなかないですよん!

まず冒頭の、総勢200人になんなんとするモブシーン。
敵に囚われていた敗残兵が大挙して暴動を起こして、城外へのだだっ広い石段を駆け下りるところはとっても日本の映画とは思えないド迫力!
これに匹敵するのは、エイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」くらいでしょうか?
ほんにどーやって撮ったんだか…。これだけ大勢なのに一人一人の描写が細やかなんです。

それと、何とゆっても観所は、三船さん演じる六郎太の、あの、剣を両手で八双に構えつつ手放しで馬を疾駆させて敵兵に追いすがり、はっしと切り落すシーンですね。
撮影に入る前に“流鏑馬”の特訓を受けたらしいですが、とはいえあれほどの迫真の演技をこなすとは、やはりこの方、尋常ではありません。まっこと超人であります。
もーこんな稀有な役者は出て来ないだろうなぁぁ(寂)。
このシーン、当時は特機などなかったのか全てパーンで撮られてます。シネスコサイズならでは迫力ですね。
この野太く力強くしかも颯爽とした名シーンに魅せられて、思わず「風とライオン」で使っちゃったジョン・ミリアスの気持ちも理解できますなぁぁ・・・。

さてさて、三船さんだけじゃありません。
黒澤様の初期作品群には欠かせなかったレギュラーの一人、藤田進さんもこの映画では美味しい役で出て来ます。
この方、三船さんより強面の無骨なイメージが強過ぎて、どーも使い回しが利かないせいか、この頃からあまり黒澤様の作品には使われなくなってます。
実はこの敵方の侍大将役(田所兵衛)も、本当は先代松本幸四郎が演る予定だったらしい。
よーするに、代役ね。
そのせいもあってか、まるで役者魂に火がついたような気迫の充溢した芝居を見せてくれてます。
三船さんとの槍を交える8分に及ぶ一騎打ちではその絶妙な緩急の間、気合とアクションの際どさで一瞬たりとも目が離せない緊張感があります。
でまた、クライマックスでの「裏切り御免っ!」と、それに続く「ニカッ!」がイイんだ、こりがっ!!
なんとも鮮やか、惚れ惚れしますねぇぇ。
正しく理想的な「丈夫(ますらお)振り」ですなぁ〜・・・(嘆息)。
おっと、その前の“殿様に叱責されて傷つけられた相貌”を晒すシーンも決して見逃せませんぞっ。
あのお顔を見て、「おっ、ダース・ベイダー!」と思った貴方は、スターウォーズフリーク認定書が貰えます、たぶん(笑)。
そう言えば、敵兵の重囲に追われて遥か向こうに早川領を見た一瞬後、山肌の向こうからワラワラと敵兵が群れをなして現れるシーンも、これ、「インディアナ・ジョーンズ」の二作目で使われてるね、確か。

雪姫の上原美佐さんもエエです。
マッチロイ、伸びやかな肢体。ふふふ。そして、険しくも澄んだまなざし。ふふふ。
(千秋・藤原コンビは、時たま衣装の隙間から覗ける姫の下着に相好を崩すこともしばしばだったとか)
ちーとばかり声を張りすぎるのも、それこそ大根なところも、姫の純で徑烈な魂の在り所を如実に示しているようで、カゴメは素直に好感が持てまする。
特に、敵に征服された故国を遥かに眺めつつ、嗚咽を堪えて滂沱の涙をお流し遊ばすその立ち姿の健気さ!
んがぁぁーっっ!
「このカゴメ、いつどこまでもお供致しますぅぅーっ! もう、その鞭でぶってたたいて、気を晴らしてくられませー」言いたくなりますね、ふんとに。(←え、私だけ?)
このシーン、三原さんはなかなか泣けなくって、「私が泣かなきゃ、スタッフさんが帰れない」と思って、よーやっと泣けたという。
うんやっぱ純だな、処女だな。そう決めた。もっとも、今となってはどうでもいいが(笑)。

忘れてた。
ちょこっとだけ出て来る上田吉二郎さんの“やらすぅい人買い親父”もツボですよ。
こういう役やらせたら、右に出る人いませんね(笑)。

まっこと見所満点の作品なんですが、実はカゴメが一番興味を引かれたのは脚本の作り方です。
この作品の脚本は黒澤様を筆頭に四人で書かれてるんですが、まず最初に黒澤様が、簡単なプロットというか設問をします。
例えば、「ここに、山名方(敵役)の関所があり、敵兵が一杯いる。戦わずにこの関所を抜けて通過するにはどうするか?」みたいな。
で、一緒に旅館に缶詰になってる他の三人の脚本家が、「さぁ、どーする、どーする」と、文殊の知恵とばかりに、額を寄せ合い協議して、奇抜で目を引く打開策を考案する、という具合。
要するにちょっと前に流行った、テーブル・RPGですな(笑)。
察するに、「シナリオの弱点は演出でカバーできない」との、黒澤様のお言葉通り、容赦のない詰めの細やかさがあってこそ、このスピーディーでダイナミックな作風が生まれたのでありましょう。

ちなみに、これが製作された1958年は、映画館入館者数が史上最高の11億3千万人を数えた年だそうな。
映画はまさしく大衆娯楽の王者の座にあって、黒澤様の、「俺の映画を観ろ。驚け!そして酔えっ!」といわんばかりの気合の入れようも、その上潮の状況がさせた技でしょうや?!
ううむ、さすが邦画黄金期真っ只中の、際目付けの胸すく痛快娯楽巨編!!
これ観なけりゃ、絶対に損っ!
えっ!もうとっくに観たって?
んじゃ、記憶消しても一回観なはれ(んな馬鹿な 笑)。

なぜ、3POとR2D2のことは書かないかというと、どのレビュー見てもとっくに書かれちゃってんだもんね。
くそっっ!(苦笑)

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「ブリジット・ジョーンズの日記
〜きれそうなわたしの12か月〜」 
(2004) 米
BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON

監督:ビーバン・キドロン
製作:ティム・ビーヴァン ジョナサン・カヴェンディッシュ エリック・フェルナー
製作総指揮:ライザ・チェイシン デブラ・ヘイワード
原作:ヘレン・フィールディング『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』
脚本:ヘレン・フィールディング アンドリュー・デイヴィス他、
撮影:エイドリアン・ビドル
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:レニー・ゼルウィガー ヒュー・グラント コリン・ファース他、

例の如く、ネタばればれなので厳重注意ね。


レニー・ゼルウィガーって、最初、この続編の出演を渋ってたんですって。
そりゃま、いちいちこれほど太らなきゃならないんだから、嫌気が差すのも仕方ないんじゃ、と思いきや!
「製作サイドの熱い懇望と、12億円のギャラを受けて出演することになった」、だと〜っ(怒)!
アチキにやらせいっ!アチキにっ!
10tでも20tでも肥えてやらぁぁーっっ!(笑)

レニーは、「彼女の体型になることは正確な描写をする上で欠かせない部分」と語り、体重増加プログラムをこなして、9kg増で望んだそうでしゅ。
ん?、ちょっと待て。
9kgでしゅか? そりであの体型?! レニーたら普段も結構、“小太りさん”でしゅか・・・。
・・・、・・・、だったら、許すっ!(にっこり)

さて内容だけど、前作とは多きに作風が違うですよ。なんちゅーか、大振りになってど派手な演出ですね〜。
前作は英・米合作だったけど、今回は純粋なアメリカ産。そんなことも影響したのかなぁぁ。
エンターテイメントな要素が強調されて、人物描写の繊細な部分が端折られてるような気がしました。
ま、それはそれでも結構楽しめるんでしゅけどね。

たとえば、出だしからいきなり小高い丘の上でマークとブリジットが熱々のシーンがあるんだけど、これって、あの「サウンド・オブ・ミュージック」のパロディ。
んで、スカイダイビングで掛かる曲がカーリーサイモンの"No body does it better"で、まんま「007 私が愛したスパイ」じゃんっ(笑)

レニーも良くやってましゅよ。
お尻をブタしゃんのウンチでベタベタにしながらも、立派(?)にレポートしていましゅ。
しかも台詞が、前作より更に磨きのかかったペッカペカのクイーンズ・イングリッシュ。
「SEX」のハチ音が、「シェックシュ」(笑)に聞こえるから、ホタリュはそこはかとなく親近感を覚えたしゅよ〜。テキサス出身の純血アメリカーンなのに、凄いでしゅね。

にしても、あれだにゃ〜。なぜして、このお二人さんはこうもうまく行かないのか?
素敵な人じゃない、マークって。もどかすぅいところはあるけど。
“玉に傷”っても、玉は二つあるし(って、こ、こらっ!)。
ま、後半、みゅーな所で「この人たちに比べたら、たいしたことじゃなかったぁ〜」と臍を噛む場面があって、さすがのオトボケブリジットも気が付くんだけど、もーイイ年なんだから、早めに気付きんしゃいって!
それに、「あなたは決して私のために闘おうとはしない」とは何たる言いぐさっ! プンスカプンプンッ!
前作でもあんなに路上でダメダメ・ファイトしてたじゃんっ! そこまで言ったら、イカンじゃんっ!
イカンよねー君、そりゃイカンですよねー(って、これ前にもやったな)。

でも、最後のプロポーズでひしっとマークと抱き合った彼女の小可愛らしい笑顔が何とも言えずキュートだったから、そこはこっちも笑って許すっ!うんっ!

さてさて、例の鈍感二人組みの野郎どもでしゅが、あいも変わらず、角突き合わせての“映画史上最低・へたれファイト”を見せてくれます(笑)。
よくもまぁ、あれだけ甘々の猫パンチ猫キックを次々と繰り出せるもんでしゅ。
ミッキー・ロークも真っ青の低威力ブリですよん、笑えましゅ(笑)。

あとね、この映画で感心したのは、マークと決定的な仲違いをした二人の哀愁を表現した夜のロンドンのシーン。
ブリジットが黄昏て窓から外を見やるショットから、カメラがずーと引いて行ってロンドン上空をスライドしていく。
と、家々の窓やベランダでいろんなカップルの仲睦まじい光景が点描されて(その数40〜50ショット!全部別個でブルーシート使って撮影されてるとか)、最後に教会の脇をトボトボ歩くマークに行き着く。
ここがなかなか凝っていて、感心させられましたですよ。

ひとつだけ文句付けるとすれば、挿入歌が良すぎる!
良すぎて、そっちに気を取られちゃいます。
10ccの「アイム・ノット・イン・ラブ」なんてポピュラー過ぎる名曲を、そんな風に安易に使ってはなりませぬっ!
そこだけちぃっとばかり、出過ぎた感がありましゅねー・・・。


今回もあるじょ〜、ホタル・チェェェェェック!!

31カ国で劇場公開初登場第1位を記録した今作。
前作と合わせて原作となった「ブリジット・ジョーンズの日記」とは、1995年に英国の女性ジャーナリスト、ヘレン・フィールディングが新聞連載した“30代独身女性の架空の日記”なのでしゅ(決して、ヘレン自身の日記ではない)。
単行本としてもヒットしたこの原作の影響で、ブリジットの生き方に自分の姿を重ねる女性が次々に現れ、“シングルトン”(ひとりで立派に生きていける独身女性)という流行語を生み出して、社会現象にまでなったそうな。
もっとも、良家出身敏腕弁護士と人気テレビキャスターに取り合いっこされるブリジットは、もー、じぇんじぇん負け犬じゃないんだけどね(笑)。
ちなみに、失恋真っ最中のブリジットが、“不倫の相手”としてがっちり手にして食べていたのが、欧米では超有名ブランドアイスクリームの「ベン&ジェリー」。
それで、あの台詞の「ベンとジェリーに…」と繋がるわけでしゅね。
日本人には通じにくぅーぃ(笑)。

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