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カゴメの特選映画
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カゴメが薦めるまでもなく、とっくにご存知でしょうけど…

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例の如く、ネタばればれなので厳重注意ね。
要するに、自己愛が投影され尽くすと、 今度は自分自身を食い荒らすほどの、手に負えない獣になるということでは? 思い返してみると、3時間の中で二人が一番安定している時は、 その肉体で愛し合っていたときのような・・・。
私なんかも若い頃、狂うかと思えるほどに恋をすると、 相手と自分とでしっかり強く抱きしめ合って、巨大なミキサーに身を投げて、 グチャグチャに交じり合ってしまえたら、どれだけの悦楽かと夢想したことがあったけど、 きっと、それに近しい狂おしさなんだろう、この二人は。
「恋は盲目」だから二人っ切りでも成立するけど、 愛は周囲の人々も巻き込んで、対立や和解も呼び込みながら育まれて、そして強くなっていくもの。
映画の原題「37−2 LE MATIN」とは、 「朝、37.2度」という意味で、女性が一番妊娠しやすい体温だそうな。 ベティが実は妊娠していないことが判明し、ゾルグとの子供を望んでいた彼女は、
二人の間に介在し、彼らを繋ぐもの、そして安定させる確かなものを欲したのは、
だから、ベティは子供を宿していない事が判って、ああなる他無かったし、 ゾルグの取った最後の手段もあれしかなかった。
あまりにも純粋な恋は、愛にまで育つ事は適わないのか?
ゾルグが途中、近所の奥さんに誘惑される場面があるけど、 あの夫婦の間には、たまさか情はあっても、もはや恋も愛も破綻している。 ちょうど対極の関係として描かれていますね。
にしても、フランス映画はやっぱり疲れる〜。 フランス人って、みんなあんなにハチャメチャなのかなぁ。 日本人から見て、み〜んな普通じゃないような(笑)・・・。
185分の長尺だけど一気に観たですよ。でも、さすがに疲れますわ(笑)。
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例の如く、ネタばればれなので厳重注意ね。
私の中では、「いっちゃってる二巨頭」が、 このデヴィッド・クローネンバーグとデヴィッド・リンチなんです。
もうこっちの腹までグリュグリュと違和感がして来ます。 「リング」に遡ること10数年前の作品とは思えないほど、
思うに、クロネンちゃんもリンチちゃんも、 どーしてもどーしてもやってみたいシーン、撮りたいショットのイメージが最初にあって、 それを撮る為に無理くり映画を作っちゃっている気がするんですわ。 だもんで、段々収拾がつかなくなって、必ず最後はグズグズになってしまう。 最後はボロを出さない為に、大急ぎで幕降ろしちゃうみたいな(笑)。
この作品もラストはもう監督自身が、自分のイメージが生み出した世界の膨張に手が負えなくなって、 大急ぎでまとめざる得なくなった慌しさが見えますね。 この監督の作品は結構観てますが、一番「らしさ」が出ているのは、 やっぱりこの「ビデオドローム」じゃないすかねぇ?
ちなみにリンチは「ストレート・ストーリー」も、どうしちゃったの?と聞きたくなるような作風。 あれ観た時は不思議でしょうがなかった。 こういう作品も出来るんじゃン、思ったもんね。そーとー無理したのかなぁ〜(笑)。 「これって、いつ小人さんが出て来て延々と踊り続けちゃうんだろう?」と、
おおっと! 途中からリンチの話になっちゃった。「ビデオドローム」に戻ります。 クロネンちゃんのやりたい事言いたい事ってのは、常に大体は、
これは単に“怖がらせてナンボのホラー物”とは明らかに違います。 普通こういうテーマ性を包含した作品を作るとなると、どうしても観念的な物になっちゃいますよね。
“こりゃ名作じゃ”ゆって下さるんでしょうが、決してそうはならない。
「ビデオドローム」はそんな彼の妄念と執着そして人間観が、
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例の如く、ネタばればれなので厳重注意ね。
監督は、「刑事ジョン・ブック/目撃者」、「今を生きる」のピーター・ウィアー。 この映画はオーストラリアのアカデミー賞ともいわれるAFI賞を総なめにし、 彼を世界の檜舞台へ押し上げる切っ掛けとなった作品です。 そして、主演として若き日のメル・ギブソンが出てます。 さて、“ガリポリ”と聞いても日本人にはなかなかピンと来ませんよね。 一応簡単に説明すると、ガリポリは第一次大戦の時のトルコの要塞です。 この要塞攻略戦で連合国側(英仏とオーストラリアなど)は甚大な被害を受け、史上名高い激戦となり、 オーストラリアはもちろん英米の人々にはよく知られる地名となりました。 遠い故郷の地から、はるばる何日もの船旅で送られてきたオーストラリアの若者たち。
当時の闘い方は典型的な塹壕戦で、敵の塹壕陣地に向って一斉に突撃し、 肉弾迫撃で奪い取ろうという物でした。要するにごり押しの人海戦術みたいなもんです。 当然、攻める側はそのころ本格的に使用され始めた機関銃でバタバタとなぎ倒されます。
しかも彼らは、ニュージーランドの兵隊と合わせて“ANZAC”と呼称されて、
若い彼らは国の名誉の為に闘い、次々と打ち倒されて行きます。 主人公は二人。田舎育ちの青年アーチー(マーク・リー)と都会育ちのフランク(メル・ギブソン)。 彼らは、母国では共にその駿足を競いあった短距離ランナーで、 良きライバルでありながらも、兵士としての強い絆で結ばれていきます。 その二人を襲う過酷な運命と、指揮官の判断ミスが生む悲劇的な結末を、
彼の帰隊を待ちわびながらも、突撃発起点に立つアーチー。 ついに突撃準備を下令する指揮官、そして突撃の号令と同時にならされるホイッスルの無情な響き。
前半で描かれる、広大で詩情溢れるオーストラリアの大地の活写も、 後半の酸鼻極まるシーンでの迫真性と対比させ、強調するのに効果を発揮してます。 メル・ギブソンの若く輝かんばかりの演技と、ひたむきなマーク・リーの真摯な演技が、
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