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「えびボクサー」(2002)、英国
キャスト(役名)
Kevin McNally ケヴィン・マクナリー(Bill Simmonds)
Perry Fitzpatrick ペリー・フィッツパトリック(Steve Crump)
Loiuse Mardenborough ルイーズ・マーデンボロー(Shaz Smythe)
スタッフ
監督 : Mark Locke マーク・ロック
製作 : Nick O'Hagan ニック・オヘイガン / Henry Van Moyland ヘンリー・ヴァン・モイランド
脚本 : Mark Locke マーク・ロック
撮影 : Seamus Deasy シーマス・ディージー
美術 : Tony Stringer トニー・ストリンガー
ひでっ!
ひでしゅぎるっ!!
何って?
そりゃあーた、もちろん「えびボクサー」ですよ〜。
たしかイギリス製だそうです(しょっぱなからイイ加減)。
で、勘違いした動物愛護団体が抗議して上映できず、全国に配給されたのは日本ぐらいですって。
動物愛護団体って、お馬鹿が多いとは思っていたけどほんとだなぁ〜。
だってこの映画、虐待とか愛護とかのレベルまで全然行ってないもの。
逆に宣伝になっちゃうでしょうが!
とにかく「えび」がチープ過ぎる!
あれじゃぁ“ウレタン軟甲類”です。
チープ・マジックでもなけりゃチープ・トリックでもない、キッスイのチープ純度100%!
光沢も無いしヌメヌメもないし、褪せた肌色してて、口なんかただの穴ボコで、始終ベッドに拘束されながらストローでジュルジュル「小海老スープ」を啜り続けます。
時折「がぉーっ」と吼えます(どうやって鳴くんだぁぁぁ!)。
B級映画って、出来得る限りの、やるだけやっても覆い隠せないバッタモン感があってこそ光るのに、こいつと来た日にャ、3歳児も気が付かずに通り過ぎるほどのシロモノです。
で、肝心なアクションはちょっとだけやります。一瞬だけ触手の動きが見えて、相手はド派手に吹っ飛びます。
勝負の駆け引き? んなもん、ありませんともぉっ!
あたし、てっきり血反吐を吐くような猛特訓と、涙なしでは見られないような「えび」との交流、甲殻類に対するいわれない偏見と蔑視に抗いながらも(笑)、果敢に“無差別級”世界タイトルへチャレンジしていく「超おバカスポコンムービー」だと思っていたのに、なんとも間延びしたダレダレドラマでしゅた。
大体、登場人物がみんな呆れるほど暗くて、後ろ向きで、「努力惜しみ」を惜しみません。
薄らバカップルの失恋あり、怠け者中年の筋違い哀愁あり、アイスクリーム使ったベッドシーン(なぜか下着は脱ぎません)ありと、ひたすーら余計で中途半端なエピソードの間も、もちろん主人公の「えび」はベッドに寝そべってテレビ見てます(笑)。
クライマックスで、中年男と「えび」が抱き合うシーンがあるんですが、じぇんじぇん感動できませぬ。
つい、心の中でナレーションつけちゃいました。
えび:「もぉ疲れたからホテルに帰してよぉ〜、好きな番組が始まっちゃうよぉぉ…」
このDVD、本編開始前に信じられないほど延々と他の映画の予告編が続くんだけど、「もぅ充分でしゅ、充分意気消沈しましゅた」と思わされた挙句にこれだから、尚更疲労充填でありましゅ。
まぁお奨めするとしたら、
「緊縛された甲殻類を見せられたらハァハァしちゃって、見境もなくチリソースかけたくなります」系のワケアリ特殊趣味人の方だけですね。
ほぼ日本だけでの公開ですから、きっとこの国には、「隠れ甲殻類SMフェチ」の人が多いのかナァ!?
そういえば、何気に「すし」を食べるシーンが多いし(前戯?)。
でも、折角の“日本ピンスポット小爆撃映画”なら、なにゆえ「ガッツ・OK牧場」を起用しなかったのか?
そこらが決定的に、過不足なく甘いのでありましゅ。
あ、でも首尾一貫して「試合」はしないから使い用ないか!(苦笑)
最後に、あやつ、どう見ても「えび」じゃなくて「シャコ」でしゅた(泣)。
あっ、そうそう!
この映画についての“素敵”なレビューを見つけたので、是非読んでやってくらさい。
既にこの映画を観た人! この小バカ評論家の批評を読んで憤怒すべしっ!!
≪前田有一の超映画批評 「えびボクサー編≫
http://movie.maeda-y.com/movie/00127.htm
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