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次の日、咲夜は博麗神社に行っていた
「じゃあ、咲夜は吸血鬼ハンターなのか?」
と軽い口調で話すのは霧雨魔理沙。俗に言う魔女っ子だ
「コラ魔理沙。そんな軽く言わないの」
こちらは博麗霊夢。この神社の巫女をしている
「で?実際アンタはそうなの?」
「そんなこと・・・・・わからないわよ」
「でもよー咲夜は幻想郷に来る前の記憶がないんだろ?」
「うぅ・・・・・それは・・・・そうなんだけど・・・・」
「ま、記憶が戻ってもレミリアはアンタをメイドにしてくれるって言うんだからよかったじゃない」
「フーン、あのチビも意外にいいところあるんだな」
「お嬢様と呼びなさい?」(スチャ・・・・・・・
咲夜がナイフを構える。こういう所は変わってないようだ
「うおっ・・・わかったからしまってくれよ・・・物騒だなぁ」
「で?アンタこれからどーすんの?」
霊夢が話を本題に戻す
「そうねぇ・・・・とりあえず今日は紅魔館に帰るわ」
「それがいいんじゃない?レミリアとパチュリー以外にアンタが吸血鬼ハンターかもしれないって事、
知らないんでしょ?」
「そうだけど・・・・」
いつになく弱気な咲夜
「あーもううっさい!!とっとと紅魔館に帰れ!!そしてレミリアの世話をする!!それがお前の仕事だろうが!!!!違うのか!?咲夜!!!!」
魔理沙の大声が鳴り響く
「魔理沙・・・・・・」
霊夢はキョトンとした顔で魔理沙を見ている
「グダグダ考える必要なんてないんだよ!今まで通りでいいの!」
「・・・・・・」
「そう・・・・・・ですね」
「!!」
霊夢が驚きを隠せない表情をしている。まさか魔理沙が説得できるとは思っていなかったのだろう
「紅魔館へ帰りますね♪ お嬢様に紅茶を淹れないと♪」
「おー。じゃあな」
魔理沙が笑いながら手を振る
トテトテと走って紅魔館へ走って行く咲夜
「魔理沙・・・・アンタ・・・・」
「ははっ♪正面からハッキリ言った方がいいのさ♪」
「・・・・・ふぅ。確かにそうね」
2人は笑いながら咲夜を見送った
―――――――――――――――紅魔館――――――――――――――――――――――――――――
「お嬢様〜今日の紅茶が入りましたよ〜」
「遅かったじゃない咲夜。どこに行ってたのよ」
「申し訳ありません。ちょっと散歩を・・・・」
「全く・・・・メイド失格よ!!!」
いつもと同じレミリアの態度。なにも変わっていない
(よかった・・・ずっと・・・このままだったら・・・)
――――――――――――――深夜――――――――――――――――――――――――――――――
「それじゃあおやすみなさい。お嬢様」
「おやすみ咲夜♪また明日ね♪」
「ハイ♪」
やっと安心して寝床につけた咲夜。一安心のようだ
「ふぅ・・・・やっと安心して寝れるわ・・・・」
しかし・・・・その日見た夢が・・・・・今からおこる絶望への始まりだったのだ・・・
つづく
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