幻想魔伝

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「あー♪ひっまだなぁー♪ヒマヒマ〜すぎて死んじゃうよ〜♪」

と訳のわからない歌を歌っているグレル

バキイッ!ガッ!

「ヒ・・・ん?あそこで何かしてる・・・・?」

音がする方を見るとそこでは2人が訓練をしていた

『ハハッ、まだまだだなぁサイ!!』

『クソッ!絶対に勝って見せますよ!』

「・・・アイツか?俺の前に入ってきて熱心に修行してる奴は・・・」

(ったく、んな修行バカになっても結果がなけりゃ意味ないだろうが)

「ま、熱心でいーんでない?」

不意に聞こえる声

「!?」

「ハハッwんな驚かなくてもww」

「ビックリしたー・・・十六夜さんか」

「おうよw」

声の主はこの流派十六夜の総師範、十六夜咲夜

「そんなストーカーよろしくの目でアイツを見てどうしたんだ?」

酷い思われ方だ

「そんな・・・wストーカーじゃないっすよw」

「へー」

ほら来た生返事w

まったく生返事はやめてほしいものだ

「んで?何でまたここにいるんすか?総師範ともあろうものが」

「いやー・・・・だってよぉ・・・」

もしかすると見回りとかそういう事を率先してしているのかもしれない・・・やっぱスゴ

「面倒くせぇじゃん?仕事とか」

前言撤回最悪だwww

「ちょwそれ堂々と言っていいんすか!?w」

「・・・・・」

「俺だからいいb」

最低だよw

「んー・・・まぁアレだ」

「何すか?」

「お前もマジで訓練してみりゃあいいのに。ぜってぇお前の能力だったら4番隊位には所属できるぜ?」

それでも4番隊なのかw

あぁ、4番隊ってのは・・・・まぁ・・・あれだね

めっちゃ強い人は師範代、そっから小隊にわかれてて。1番隊が一番強くて10番隊が一番弱い・・・・・

まぁ弱いっちゃ失礼だけどね

ちなみに俺は見習いが属する『大隊』に所属している

まぁ見習い・・・w

「・・・だって小隊に属すると指令とか出たら出動するんすよね?」

「そりゃあな?」

「・・・まだ大隊でいいっすよ?」

「・・・・・・お前もマジで訓練してみりゃあいいのに。ぜってぇお前の能力だったら4番隊位には所属できるぜ?」

「・・・・・まだ大隊でいいっすよ?w」

「・・・・・・・・・お前もマジで訓練してみりゃ(ry)」

「・・・・・・」

「・・・・・・・・」

あ、何だろう、この微妙な空気はw

「・・・・そいえば。あのオレと同じくらいの身長の奴は何番隊なんすか?」

「ん?サイの事か? アイツは7番隊だな」

「ふーん・・・・」

オレ4番隊の見込みあり・・・アイツ7番隊・・・・・

オレのほうが実力上なんでないっ!?(自意識過剰w

「ま、今の時点だったらサイのほうがお前よりつえぇよw」

「えっ・・・・・w」

「サイはまだ自分の能力を掴みきれてない。が、もうすでに3番隊の奴らと同等に戦える程の実力を持ってるぜ?」

「3番隊っ・・・!?」

「あぁ。ま、お前も毎日戦闘訓練してりゃあすぐ上にいけるぜ?」

「・・・・・・(ゴク)

「ま、俺はそろそろいくぜw」

「あっ、ハイ、わかりました」

ザッ・・・ザッ・・・・

「・・・・3番隊と・・・・同等の力ねぇ・・・・・」

「おもしれぇなw」

『フゥ、今日はこの辺で終わらせとくぞ、サイ』

『・・・わかりました。今日もありがとうございます。俺のために』

『ハハッwお前は期待のエースだからなw』

『・・・そう言って頂けると嬉しいです』

「邪魔するぜっ!」

「・・・・・・?」

「・・・誰だ?」

「大隊所属のグレルと申しまっす!よろしくでっす!」

「・・・・・大隊・・・・?」

「オイ、グレルとやら、悪ぃが今俺はサイとしてたんだ。邪魔をするなら出てってくれないか?」

「はぁ?誰もアンタなんかに用はねーよw」

「なっ・・・・・・?(怒)

「そこの、3番隊期待の星だって?」

「・・・・だから何だ?」

「オレと戦え」

「「・・・・・・は?」」

ハモられた・・・・・w

「・・・どうします?ディンゴさん」

「・・・やってやれ。7番隊と大隊の格の違いを見せてやれ」

「・・・・ハイ」

「へっ・・・随分舐められてるなっwオレッw」

「舐める・・・・?誰も舐めてなんていない・・・・ただ本気でお前は俺より格下だと思ってるだけだ」

「そうかよ・・・上等だ・・・・その思い、覆してやろうじゃねぇか!!」

「・・・・・来い」

「勿論!!!」

さぁ!!戦闘開始だ!!!!!


                                 つづく

・・・・・・嘘だ・・・・嘘だ・・・・・・

「いやぁ〜流石ですねぇ。いとも簡単にやってくれるとは」

・・・・誰が殺した?魔族か?それともオッサンか?

いや・・・オレのせいか?

オレがあの時『ついてこなくていい』と言えばこんなことにならなかったのか?

オレが・・・・?

オレが殺した・・・・・?オレが・・・・?

いや・・・魔族か・・・・?

もういい・・・・・

目の前にいる・・・・奴らを・・・・

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

「うあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

「ムッ!?」

ドゴォッ!!

「カハッ・・・?キサマ・・・ナンダソノチカラハ!?」

「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

バキャアッ!!

「ク・・・・・・・」

「ナメルナアァ!!!!」

ゴキィッ!!

骨が折れる音がした

「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

ザンッ!!

そんなの関係あるか!!

「クク・・・ワタシニココマデキズヲツケタノハキサマガハジメテ――――――――――」

バキイッ!

「グアァッ!!」

絶対ェお前をぶっ殺す!!

「クカカカカカ!!イイダロウ!!ソコマデシニタイノナラコロシテヤル!!!」

ブアアアァツ!!

!!

まずい!

「うーい、ここにもはっけーんと」

・・・・・・?

その声が聞こえた瞬間。魔族のやつは吹っ飛んでいた

「・・・・・・・誰?」

「ったく・・・最近魔族が増えてしょーがねぇ」

「キサマ・・・・・ダレダ・・・」

「んぁ?俺のことがわからねぇのか?じゃあお前は下級魔族か」

「ソレガ・・・・ドウシタァ!!!」

雷が降り注いでくる

「うわっ・・・・うわあっ!!」

思わず叫びだしてしまった

「黙ってろガキィ!!」

「ぶっ!?」

蹴られた。理不尽じゃね?

「雷で勝負とはなぁ・・・・おもしれぇなぁ」

「『雷の楽園』」

上空から数多の雷が降り注いでくる

「ナッ・・・・!?」

すげぇ・・・

「さぁ・・・互いの雷。どっちがつえぇか・・・試そうぜ」

「『雷の暴風』!!」

一直線に間族に向かう雷

「!!」

「やっぱ避けるよなぁ・・・」

「『雷槍一閃』!」

さっきのより・・・・早い!

ビシィン!!

「グアアァァッ!!」

見ると魔族の腕が一本消し飛んでいる

「腕一本か・・・」

「キサマ・・・キサマァァァァ!!」

「ワレハ『魔族第5小隊副隊長[ギルガ]』ゾ!!ニンゲンニマケルワケガ・・・・!!」

「へぇー・・・小隊に分かれてるのか、いい事を聞いた。じゃあな」

「『千雷将来』」

ビシャアァァァァァアァァァァァァァァァァァァン!!!!!!

「カ・・・・・・ワレハ・・・・マゾ・・・・ク・・・」

「ダイ・・・5・・・・ショウタイ・・・フ・・・クタイチョウ・・・ギ・・・ル・・ガ」

シュウゥゥゥゥ・・・・・・

消えた・・・・

・・・・・!!

このとき、あることを思い出した

常識ハズレな程強いやつ・・・・・

この人・・・・が・・・・・・・

「あ・・・・あのっ」

「んぁ?」

「オ・・・オレを・・・つれてってください!!」

「どこに?トイレにか?」

!?

「違います!!w」

「オレ、あなたについていきたい!そして・・・強くなって、絶対魔族を潰したい!!」

「・・・・・ほぅ」

「だから・・・・・だから・・・・っ!!」

「ははっw歓迎歓迎w」

「え・・・?マジすか!?」

「あぁ、魔族を倒したいんだったら大歓迎だ!」

「あ・・・ありがとうございます!!」

「じゃあ・・・もういくか? ・・・・あ、家族に言ったほうがいいんじゃ・・・」

「家族?いませんよ」

「え・・・ワリィな、聞いちまって」

「いいんですよ。ただ、少し待っててください」

「あ、あぁ」

レイラを・・・墓に入れてこないと・・・・

―――――――――――――――――――――20分後―――――――――――――――――――――

結局、ジジイは逃げていた。まぁ、当たり前と言えば当たり前だが

レイラ・・・お前の仇は、絶対ぇとる。だから、少し休んでいろ

オレは・・・もう、自分の力を拒まない、それどころか、強くなって、メチャクチャ強くなって

魔族を倒してみせる

絶対だ

「準備はいいのか?」

「ハイ、いつでも」

終わり

・・・・・・・

・・・・・・

・・・ん?

・・・・・・・・朝・・・・か・・・・

もう・・・朝なんて・・・・来なくていいのに・・・・

「あー!グレル起きたー!?」

「・・・・・・・うるさい・・・・・」

バキッ!!

殴られた

「もーっ!!殴るよ!?」

あの・・・・スイマセン・・・・すでに殴られてるんですけど・・・・・とは言えなかった

「・・・・・ハイ」

とりあえず返事をしておこう、それで間違いは無いはずだ

ガッ!!

今度は蹴られた

「何で!?」

「へんじがちーさーい!!」

無茶苦茶だ

「もーっ!!殴るよ!?」

え!?そこから!?

「・・・・・ハイッ!!!」

ガガガッ!!

また殴られた・・・・しかも3連・・・・・だと?

「うるさいよ朝から!!」

殺そうか?いっそ殺そうか?

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・ごめん」

「・・・・うん」

あっちが謝ってきた、まぁ・・・当たり前だけど

「で?レイラは何してんの?」

レイラと言うのはこの女の事、俺がある事件を起こしてから村から追い出されたのにコイツだけは

付いてきてくれた

「息してる!!」

馬鹿なのが・・・・・・残念だけど

「へっへーん☆ウッソだよ〜♪」

当たり前だ

「明後日グレルのたんじょーびでしょー?」

「あ?明後日・・・・・・・?」

「そだよーw明後日で15だっけかー?」

「・・・・もう・・・・そんな月日がたつのか・・・・」

「時間がたつのって早いねーw」

「・・・・・・・」

なんというか・・・・天真爛漫というか・・・・天然っていうか・・・・・・

「それよりグレルー。頭痛はしないのかい?」

「・・・・あ、そうだ・・・・・してない・・・・」

「じゃあ強くなったんだねーww」

「じゃあ?じゃあって言ったか?」

「・・・・・ん?何のことかなっ?」

・・・・・マジであの世に送ってやろうかなぁ・・・・

ついでに言うと俺の力とは「ねーねーグレルー、ヒマー」

つまり「あそぼーよー」で「もー・・・・ヒマヒマヒマ〜!」てなわけ

いかん・・・・全く説明できてない

「・・・・・で?」

「・・・・?」

おかしい、何故そんな疑問の表情をされるんだ?

「いや・・・・何かうざいほどテンション高かったからさ・・・」

「・・・・・・・?」

・・・・・・・?

ってしたいのはこっちのほうじゃボケェ!!!

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

沈黙が続いている

「そういえばさっ」

「ん?」

「最近噂になってる例の人って知ってる?」

「んー・・・確か常識ハズレな程強い人だっけか?」

「そうそう♪なんでも困ってる人や身寄りのない人を連れてってくれるんだってさ♪」

「それ魔族じゃねぇよな?」

ぶっちゃけそう思う

「えー・・・・・・?そうかなぁ・・・・」

「そんなもんだろ、大体今は『第4次魔界対戦』が開かれようとしてるっつのにんな親切な人もいねーだ

ろ」

「むう・・・・」

まぁ・・・・そんな人がもしいるのならば・・・・・

助けてくれ

俺は・・・・レイラをこれ以上危険な目にあわせたくない・・・・・

「レイラ・・・・・」

「んぅ?」

「あの・・・・・さ」

「何だ〜い?」

「この先・・・・」

ガタアァン!!

!?

「誰だ!?」

「!?」

「こんな所にいやがったのかぁ・・・・グレル・・・・」

低くて太い声を出しているのは俺が追い出された村の村長だ

「・・・・何しにきやがった・・・・・オッサン・・・」

右手に魔力を集中させる

「『物質作成』。『パルチザン』」

俺の右手には一本の槍が握られている

そう・・・これこそが俺の能力

1度触って『トレース』した物体を『コピー』することができる

その他には空気中にある原子などを使い自由に物質を作成することができる

「クク・・・・その槍は武器屋にある物をトレースしたやつかぁ?」

「レイラ・・・・下がっていろ」

「あ・・・うん」

アイツの・・・・アイツのせいで・・・・・・・

「村から追い出されることになったんだあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「やれやれ・・・」

呆れた表情をしてやがる!!野郎!!!!!

「アナタの出番ですよ・・・・」

「・・・・・」

ガギィン!!!!!

!?

何だ!?何が起こった!?

「ガキ・・・マダ・・・オイ。ホントウニコロシテイイノカ」

魔・・・・・魔族・・・・・?

「えぇ、こんなガキ1人で私の村が守れるなら」

何だ・・・・?何の話をしている・・・・?

村が・・・守られる・・・?

「おいオッサン・・・何の話だ?」

「ん?聞いての通りだよ」

「聞けば『第4次魔界対戦』がそろそろ開かれるそうではないかぁ」

「アァ・・・イマ・・・セントウノヨウイヲシテイル」

「そこでだよ、お前の様な特殊な能力を持っている人物を差し出せば、

私の村への攻撃を行わないらしいんだよぉ」

ニタニタと笑いながら言ってくる

!!

「オッサン・・・・・」

「魔族の奴らがそんな条件を飲むと思うのか!?」

「信じていいんですよね?」

「シンジテ・・・イイトモ」

魔族の奴が腕を振り上げてくる。まずい!

ガギイン!!

「オッサン!!いい加減目を覚ませ!!」

オッサンの目がニヤリと笑う

「いいんだよ。例え、嘘だとしても」

「ハァ!?」

「何にせよお前をこの世から消すことができるんだからなぁ・・・・くくっ」

・・・・は?

・・・・・・・そんな理由でか?

・・・・・もういい

・・・・オレがすることは唯一つ。

目の前にいる2人を殺すことだ!!

「クソがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

「ヒッ!?」

ガギィン!!!

「サセナイ・・・・」

「またキサマかぁ!!!」

もう一度振りかぶる

ガギィン!!ガギィン!!

嘘だろ!?いくらコピーといっても金属だぞ!?なんで腕で弾かれるんだ!?

ドゴッ!!

「ぐぁっ・・・・・!」

思いっきり腹を殴られた

やべ・・・超いてぇ・・・・・

「ココマデダ」

バキィッ!!ドガァッ!ドムッ!!ガッ!!

次々と殴られたり、蹴られたりするオレ

「カハッ・・・・・・」

自分の手を見ると、そこには血がついていた

道理で息苦しいと思った

「クソオォォォォォォォォォォ!!!」

全力で槍を振り切る

食らえっ・・・・!

バキャアッ!!

!?

魔族の奴に当たる前にどうやら蹴飛ばされたようだ

「ウゴキガニブクナッテキテイル・・・・ゲンカイカ」

クソ・・・・視界が・・・・ぼやける・・・

「グレルーッ!!」

誰・・・・・だ?

・・・・!?

レイラ・・・アイツ・・・何で?逃げたはずじゃ・・・・

「・・・・?」

「オイ、アイツハダレダ?」

「あぁ〜。アイツもコイツと同じ生贄ですよ。どうぞやっちゃってください」

!!

「レ・・・・レイラアァァァ!!逃げろおぉぉぉぉぉ!!」

クソッ!!声が・・・・・

「え?なんて言ったの?」

「ナルホド・・・2リモイケニエニダストハナ・・・・」

「よくきこえな―――」

ザシュッ!!!!

・・・・・・!?

レ・・・・イラ?

「え・・・・・?な・・・に・・・?これ・・・・」

ドサアッ!

続く

その日は雨だった

俺は1人で泣いていた

たった1人ぼっちで、悲しく、静かに、泣いていた

「父・・さん・・・母・・さん・・」

目の前にあるのは、動かなくなった親

「なんで・・・なんで・・・・こんなことに・・・・」

「キシシ・・・やっぱ人間殺すのって面白・・♪」

目の前に、いるのは、羽が生えた悪魔のような人物

「お前・・・が・・・村のみんなを・・・・!」

「ん?そうだよ?オレサマが殺しちゃった☆」

悪魔が・・・ニヤリと笑った

その時、俺の何かが切れる音がしたんだ

「キサマアァァァァァァァァァァァァ!!!!」

地面に落ちていた鉄パイプを手に突っ込んでいく俺

「ハァ・・・・・」

ドムッ!!!

すさまじい音がした

痛かった すごく痛かった

だけど、痛いなんて言っていられる状況じゃなかった

「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

思いっきり鉄パイプをアイツの頭に振り下ろす

グシャッ!!!!

頭が潰れる音と共に大量の血が俺にかかる

「ハァ・・・ハァ・・・・死んだか・・・」

ふぅ・・・と一安心

「アハ☆死んだと思ったのかい?」

「!?」

なんで・・・生きてられるんだよ!!

「お前・・・何で・・・・・」

ニヤ・・・と笑いやがった。不愉快だ・・・

「魔族を舐めないでくださいね☆」

ゴギィン!!ガギィン!!

不気味な音が・・・・・した

「ふぅうぅぅ・・・まさかガキ1人に本当の姿を見せるとは・・・・」

目の前にいた普通の大人と同じくらいの体格だったアイツは

腕が6本になり、体のデカさも倍近くになっていた

「せっかく優しい態度で接してやったってのによぉ・・・・・」

「死ねやクソガキが」

6本の腕が俺の元へ突っ込んでくる・・・・マズイ・・

「うわっ・・・うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

俺・・・・死ぬのか・・・・

「『雷の暴風』」

バシィン!!!!

「え・・・・・・?」

すかさず声のしたほうを見る

「何だ・・・あの人は・・・」

「グアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

!?

「貴様・・・・ソウカ・・・・十六夜イィィィィィィィィイィィ!!!!!!」

十六夜・・・・・?

「ガキ相手になにしてやがる・・・・・・」

「ギハハハハハハハハ!!こんな所で会うとはなぁ!!!」

「いざ・・・・よい・・・・?」

「下がってな、ガキ。コイツは上級魔族だ・・・ちょっち時間がかかる」

「・・・・・・・・(コクリ」

直感で、感じた。早く・・・・・

逃げなければ。と

「さぁ・・・・とっとと来いや・・・・・・」

「死ネエエェェェェェェェェェェェェエェェェェェェェェェェェエェェ!!」

「『奈落の業火』」

逃げている時にチラっと男の人のほうを見るととてつもなく巨大な炎が上がっていた

すごい・・・・・・

「グアアァアァァァァァァ!!!」

「終わりかよ?腕が沢山あっても全然だな」

「キサマ・・・キサマアァァァァァァ!!」

ドスドスドスッ!!

「!!」

え・・・・・

「おじさあぁぁあぁぁぁぁぁん!!」

気がつくと俺はその男の下へと走っていた

「・・・あぁ?来るんじゃねぇって言っただろうが・・・・・・!」

「でも!体に腕が・・・」

体には魔族の腕がグッサリと刺さっている・・・・・

「バカが・・・この俺がそんなもんで死ぬわけねぇだろうが・・・・・」

「『雷槍一閃』!!!!」

おじさんの手から雷の槍が出た・・・・

その刹那・・・・

ビシィン!!

激しい雷音が鳴り響くと・・・

魔族の男は灰になっていた・・・・

「カ・・・ハ・・イ・・・ザヨ・・・・・」

「・・・・ハッ」

ザアァァァァァァ・・・・

「き・・・消えた・・・」

すごい・・・この人・・・・・

「お前・・・家族は?」

急に聞かれた

「な・・・なんですか?急に・・・」

「いや・・・この村がこの有様だとな・・・」

「・・・死にましたよ・・・いや・・・殺されました・・・アイツに・・・」

思い出すだけで涙が出そうになった

「ふーん」

泣いた

「ちょっ・・・そっちから聞いてなんですかその態度は!?」

「どーでもいーや。お前、行くアテあんのか?」

どーでもよくないと思う・・・

「ない・・・・です」

「じゃあ・・・・・俺と一緒に来ないか?」

「え・・・・?」

「お前のような身寄りのないヤツらがいっぱいいんぜ?」

「・・・いいんですか・・・・・?」

「あぁ、しかーし条件がある!!」

うわ・・・来たよ

「何ですか・・・・?」

「流派・十六夜に入ってもらおう!!」

流派・十六夜?

「りゅ・・・りゅうはいざよい?」

「あぁ、お前も見たとおり、今魔族どもによって『第4次魔界対戦』が開かれようとしてるんだ」

魔界対戦・・・・聞いたことはある。人間界を支配しようと魔界からやってくる魔族と人間の戦い・・・

「で、魔族と対等に戦えるように戦闘修行を積む・・・・要するに道場みたいなものだな」

「ハァ・・・・」

「まぁ・・・そんなかたっくるしいように考えなくていいぜ?」

・・・・・?

「要するに・・・家族の一員になる。って考えてくれやw」

家族・・・・・!!

「俺が・・・家族の・・・一員に・・・・?」

その言葉を聞いたときに・・・なぜか涙が出た・・・・

「嫌か・・・?ってちょ!!泣かないで!?」

「いえ・・・とても・・・ありがたいです・・・・」

「・・・・行こうぜ」

「ハイ!!」

母さん・・・父さん・・・いい・・・よね?

絶対・・・絶対・・・魔族を潰す!

「・・・・・・・あ!!」

「?」

「お前の両親の墓作ってねぇよな!?」

・・・・あ

「そーですね・・・・・(汗」

「手伝うからちゃっちゃと作っちまおうぜw」

「あ・・・ハイ」

「さ・・・・行くか。えーと・・・・えーと・・・少年w」

「『サイ』ですよw」

「そかwさ、行こうぜ」

そうして・・・俺は新しい道に・・・進みだす



終わり

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