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ナイチン「ふぅ、お腹いっぱいになったわぁ、提督、ご馳走様」 提督 「うむ、だ〜れも居ない山頂で、この絶景を眺めながらの鍋は格別じゃ」 ダニー 「あ〜朝までの霧と強風が嘘みたいにうららかですねぇ、眠くなるzzzzz・・・」 ナイチン「あらら、ダニーったら寝ちゃったわ、大切な話をしようと思ったのに・・・ 提督、実は私、結婚を申し込まれてるんです」 提督 「うむ、うすうす気付いておった・・・」 ナイチン「私、派遣の衛生兵してるでしょ?その派遣会社の社長さんが、ワタルくんって言って 青年実業家なの。それで、先日『いつまでも派遣やってないで、僕のところへ永久就職 しないか?』って言われて・・・・」 提督 「永久就職ぅ?これはまた古風なプロポーズじゃ!」 ナイチン「でも、いい人なんですよ、りかちゃんと別れてから一念発起したみたいで・・・」 提督 「ナイチン、君の人生じゃ、君の信じるままにすれば良い」 ナイチン「でも、今のこのお仕事も好きなんです、ダニーのことも気にかかるし・・・・」 提督 「ナイチンは、ダニーのことが好きなのか?」 ナイチン「好きよ、でも、ダニーの気持ちが分からない・・・・」 提督 「わかった、ナイチン、ワタルくんのところへ行きなさい、ダニーのことは心配するな」 ナイチン「わ、私、提督のこともダニーのことも大好きよ、グスン・・・・・・・」 提督 「ナイチンには色々と世話になったのぉ・・・」 ナイチン「提督、くれぐれも無理な作戦はしないでね、ダニーは、高所恐怖症のくせに高いところに 登りたがるから気をつけて、それと、ラーメンのキャベツは手でむしらないでちゃんと 包丁を使いなさいって言ってね、それと、歯ブラシは月に一度は替えること、それから」 提督 「わかった、わかった、ダニーが起きたら別れが辛くなるだろう、今のうちに行きなさ い・・・」 ナイチン「さよなら・・・・ダニー・・・・」(BGM:もちろん「Danny Boy」) ナイチンはダニーの頬に一粒の涙を落すと、後を振り返ることなく旅立った。 想い出をつめたバッグを下げたその後姿は、すっかり葉を落とした木立の中にカサコソと音を残して 消えていった。 おわり
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