前略 京都より(分家)

急に寒くなりました。体調崩さないように・・・

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8月5日から昨日(11日)まで沖縄に行っていました。「DEEP WATER CUP OKINAWA 2008」に参戦するためです。

前々からこのブログでも少し話題にしているフリーダイビングというスポーツの大会です。京都とは何の関係もない話ですが、旅館こうろの将来の経営とは少し関係があります!?
また、こういう話題を目にする機会は少ないと思いますので、今回の沖縄滞在記も少し詳しく書かせて頂きます。

海洋での大会へ参加するのは2年ぶりとなります。今回は2年前より気合いを入れて望みました。6月から福井県での海洋練習に加え、普段も食事制限やランニング、プールでの練習を行っていました。マッサージや整体など体のケアも少しずつ考えていました。

大会開始の2日前に現地入りし、6日(水)と7日(木)は公式練習に参加しました。

フリーダイビングとは、簡単に言えば素潜りです。スキューバダイビングのようにタンクを背負わず、自分の呼吸一息でどれくらい深く潜れるかを競う競技です。海洋での競技は現在3種類あります。今回の大会はこの3種目を行います。トリプルデプスと呼ばれます。

■コンスタント・ウェイト・ウィズフィン(CWT)
潜降、浮上ともに自力で行う。フィン(足ひれ)を使用する。
ウェイトの量を途中で変えてはならない。

■コンスタント・ウェイト・ウィズアウトフィン(CNF)
潜降、浮上ともに自力で行う。フィン(足ひれ)を使用しない。
ウェイトの量を途中で変えてはならない。

■フリーイマージョン(FI)
潜降、浮上ともにロープを手繰って行う。
ウェイトの量を途中で変えてはならない。

私が最も得意なのはフリーイマージョンです。6日の公式練習では52mを申告しました。水深52mです。冗談じゃないですよ?52mを潜って往復するのに約2分かかります。その間、無呼吸です。気圧は6気圧を超えます。肺は収縮の限界と言われる5分の1以下の大きさに圧縮されているはずです(そんな実感はありませんが)。

6日は水深30mを越えた辺りに流れがあり、流れに負けてしまった私のダイブは失敗に終わりました。

フリーダイビングの練習は1日に何十本も潜るのではなく、基本的には「ターゲットダイブ」と呼ばれる一本のダイビングにすべてを賭けます。ウォーミングアップを入れても3〜4本しか潜らないのですが、練習が終わると大変な疲労です。
1日目の練習でこれだけ疲れたら、大会終了まで体が持つだろうかと心配になりました。

スケジュール的に余裕があるのはこの日の午後だけなので、練習が終わると食事やお風呂、買い物などをして少し沖縄を楽しみました。

イメージ 1

写真は恩納村の道の駅で大人気のかき氷です。手前のマンゴーマウンテンが900円。軽く2人前はあります。ちなみに左奥にちらっと写っているのは女子の日本チャンピオンである平井さんです。

7日(木)。
この日も午前中は6日と同じく公式練習に参加しました。大会前日と言うこともあって、スタッフもリハーサルを兼ねています。今回はタイからカメラマンが1名と、テレビ朝日から2名が取材に来られていました。テレビ朝日は、オーガナイザーでありアジアチャンピオンである篠宮龍三選手への密着取材ということで来られています。

この日の練習では流れへの対応を考えながら潜ろうと思い、前日より抑えめの50mを申告。昨日とはまた違って、水面の流れが早く、逆に10mより深い水深では安定していました。少し潜るスタイルを変えましたが、50mは問題なくクリア出来そうなので、本番も50mを申告することに決めました。ちなみに、競技会では前日に何メートル潜るかを申告しなくてはなりません。一度申告した深度は変更出来ず、競技当日はそれ以上深く潜ることは出来ません。申告深度に達しなければペナルティとなります。

6日と7日の練習がもっとうまくいけば、競技当日は日本歴代3位となる56mを狙おうかと思っていましたが、当初の予定通り、50mに設定することにしました。今回の目標の一つは「自分の気持ちを抑える」と言うことでもありました。

7日は練習が終わると開会式です。翌日から始まる競技の深度を申告し、その後競技順が発表されます。競技1日目はコンスタント・ウェイト・ウィズフィン。最近あまり練習出来ていないので、苦手な種目です。私は第一グループの最終となりました。
申告深度は抑えめの40mにしました。これも大会前からの予定通りです。1日目に失敗すると翌日からの競技にすごく響くので、初日は特に慎重になります。

この日も温泉に入って、早めに体を休めます。

8日(金)。競技1日目:コンスタント・ウェイト・ウィズフィン
ちなみにこの競技の世界記録は112m。アジアチャンピオンの篠宮選手の記録は104m。4月に世界で7人目の100mオーバーを達成してます。大会のオーガナイザーですが、篠宮選手もこの日だけ競技に参加。国内の海で初の100mに挑まれました。
大会の準備に忙殺されながら、また取材でカメラが入っている中、見事に100mのダイブに成功されました。

その後は申告深度の深い順に10分間隔で競技が進んで行きます。選手に与えられる水中でのウォーミングアップは競技開始時刻の45分前から。時間は1秒単位で管理され、決められた競技開始時間から30秒以内に潜りはじめないと失格です。

イメージ 2

これが実際に今回私が潜っていた時の様子です。無事40mを達成出来ました。第一グループの最終であった私が無事競技を終えると、スタッフも選手も取りあえず一息付けます。第二グループと交代の船が来るまでしばらく遊んでいます。

イメージ 3

その時に撮った水中集合写真がこれ。私は左端。水深は10mくらいかな。それにしても今回は海の状態が最高!透明度抜群、昨日までの流やうねりもほぼ無し。

さて、第一グループは朝の7時30分に港に集合です。競技が終わってまた港に帰ってきてもまだ11時過ぎ。ゆっくり片付けをして昼ご飯を食べに行きました。14時30分に結果発表ですので、それまでにまた港へ戻ります。結果発表の後はまた15時30分から16時の間に翌日の深度を申告しないといけないので、午後も意外とゆっくり出来ません。予定通り50mを申告しました。自分も50mダイバーの仲間入りかと思うと、少しうれしく思います。第一グループの選手の申告は57m、55m、53m、50m、50m、47m、45m、43m。私は5番目となりました。

疲労と腰痛が限界に達していたので、イベントコミッティが終わると一人ですぐに車を出して、40分以上離れたところにある北谷の天然温泉に行きました。これが正解でした。かなり体が楽になりました。

のんびり食事をして就寝します。このような生活をしていると夜が非常に長く感じます。普段の生活だと翌朝6時30分起きなどというのは早いなと思いますし、夜もあっと言う間に更けていきますが、大会中の生活では21時頃にすでに就寝の準備が整っています。
かといって寝られるかと言うと全然寝付けず、23時前くらいまでは起きているのですが、毎日5時台には目が覚めます。結局一度も目覚ましに起こされることはありませんでした。

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