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唐突なんすけど、うちのおふくろが70代半ばにして要介護度5で認知症もソートーなもんで、でも自宅でずっとがんばってたんですけど、ついに、というか、来るべくして来たというか、この度施設のお世話に全面的になってしまうことになりました。
もう、自宅での生活が無理な状況まできちゃいました。自宅にはもう戻れないのかなぁ。
なんというか、人ってのは生きていると当然のように歳をとる、老いていくという現実をまざまざと見せつけられるここ数年でした。認知症ってのは、残酷でもあり、幸せでもあると、なんか哲学的になってしまう、そんな数年でした。って、終わっちゃったみたいですけど、おふくろにはまだまだ生きてもらいますけどね。
施設に入るってんで、おふくろのアルバムの写真をスキャンしてデジタルフォトフレームに入れておふくろの部屋に置こうと整理してたんですけど、アルバムの中には二十代後半、出産直後のおふくろがいるわけです。
赤ちゃんの僕をだっこしてカメラに向かって微笑むおふくろの写真。
白黒なのに輝いてる。もう、ムチャクチャ幸せそう。
全く無力の僕を抱き上げ、愛おしげに眺めてるおふくろの横顔。
僕は断じてマザコンじゃないんだけど、改めて見るとすげー美人で驚いた。アルバムをめくっていると子供のころの記憶がよみがえってくる。怒るとムチャクチャ恐ろしかったけど、普段は優しくて、ユーモアたっぷりで、いろんな事を知っていて、いろんな話しを聞かせてくれた。いっつも本を読んでて、話して聞かせてくれて本当に楽しい毎日だった。いつも家族を第一にしてくれていた。たくさん家族を愛してくれた。今思えば、おふくろは家族の中心だった。
でも、反抗期には悲しませたし、泣かせたし。ごめんな、おふくろ。
今は、おふくろが赤ちゃんみたいになっちゃって、ぬいぐるみ抱いて微笑んでいるわけで、聡明だったおふくろがこんなんなっちゃってと悲しかったり、これはこれで幸せなのかなと思ったり、なんかよくわからない毎日です。
久しぶりなのに、すごく唐突で文章も書きなぐりのぐちゃぐちゃですね。
人生ってなんなんでしょうね。
幸せってなんなんでしょうね。
何のために生きて、死んでいくんでしょうね。
いい加減、半世紀近く生きてるけど、全然わかんねぇよ。
ほんと、人生ってなんなのかなぁ?
多分、今考えてもきっとなんにも分からないんだろうな。
今を精一杯生きて、太郎(仮名)が成人するまでがんばって、僕も親父とおふくろぐらいの歳になって、ボケてなかったらまた考えてみっかな。
そしたら、きっとなんかわかるかもね。
わかるといいね。
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