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義理の妹がこの春、高校へ進学する。
前期日程のみというヌルい受験戦争を生き抜き、新天地へ足を踏み入れるのだ。
妹よ、本当にオメデタウ。
で、彼女が早速始めたのがアルバイト探し。
話を聞くと、コンビニでの時給は750円ほどだとか。
相場から観て高いのか?安いのか?さっぱり判断がつかない。
自分が高校生だった約20年前は時給が600円だったことを考えると、あまり変わって
いないな、というのが正直な感想。
私の高校時代の最初のバイト先は近所のクリーニング屋で、実はこれが結構な重労働。
このクリーニング屋の得意先は美容院、ラブホテルなどで、美容院からは大箱一杯に山盛りに盛られた大量のタオル。真夏のバイトで、充満するパーマ液の匂いで気分を悪くしたことは
今思い出しても涙が出てくる。
ラブホテルからは、年ごろの高校生の想像をたくましくさせるシーツやタオルがこれまたサンドバックのようなゴッツイ袋にぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、取りだすところから、もう、うんざり。シーツも丸型やら四角いのやらいろいろあって面倒だし、時には見たくないものも
いろいろと入っていたし、、、。
しかも、自分は人一倍一生懸命働いていた(つもりな)のに、社長には、いつもちょっと休んでいるところをを目撃されてしまう。なんという不幸。自分の生まれた星を呪ったものだ。
どうも、封印されていた不愉快な思い出が記憶の表層に顔を出してしまったようだ、、
ちょっと涙が出てきた。
結局、このバイトは一年もたなかった。
若いながらに、「このバイトは得るものより失うものの方が多い」と気付いたのだ。
自分の時間を1時間あたり600円で売るのは馬鹿らしい、と。
しかし、気付くまでになんで約一年も掛かってしまったのか、我ながら不思議な思いで一杯だ。
多分仲のいい友人達とやっていたからかな。
まぁ、正直なところ、お金に本当に困っていないのなら、高校生の時はバイトなんて
しないほうが良いと思うけどね。
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