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上腸間膜動脈(SMA)血栓症という恐ろしい病気を久しぶりに経験しました。
SMAは主に小腸を養う、おおもとの動脈です。
不整脈(多くは心房細動)に伴う血栓症や、動脈硬化が原因で、この超超超大事な血管が詰まってしまうという
大変怖い病気です。
発症は、急激で、かなり激しい腹痛があります。 たいていの痛み止めも効果ありません。
激しい割に、腹部が柔らかく、腹膜刺激症状に乏しいのが特徴です。
今回は、SMAの血栓を疑って、血管造影検査をすぐに行い、血栓溶解剤を注入することで、血流を再開
しようとしましたが、発症から7時間以上経過しており、腸の壊死(腐ること)を回避することができませんでした。
結局、手術を行い、腐った小腸を大量に切除することになりました。
小腸を大量に切除すると、「短腸症候群」といって、栄養の吸収障害や、免疫機能の低下など一命をとりとめた
としても、良くない合併症が起こる可能性が高いです。
この病気は時間との戦いです。
「今までにない激烈な腹痛」で、血栓症のリスクがある人は、常に頭に入れとく必要があると思います。
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私は21年前、心筋梗塞を起こして急死に至らず、3ヵ月の入院で助かりました。1年後好きなスポーツを再開し、つい先日までやってました。突然の腹痛・嘔吐・SMA血栓症でした。処置が早く助かりましたが、もう好きなスポーツも出来ず、ゆっくり治療して、旅行しょうと思う。
2013/7/14(日) 午前 6:27 [ ハイブリッド ]
私も2012年にこの病気になりました。激しい腹痛になり4時間経過しても治まらないので夜間救急にいったらエコーと簡単な問診で食べ過ぎと診察され帰宅しました。翌日、最初の医院で対応できないといわれ総合病院へ搬送され
SMA血栓症と診断されカテーテル治療をしましたが効果はなく、翌日の発症から約48時間後に開腹施術。なんとか助かり残った小腸は75センチです
2014/8/22(金) 午後 10:00 [ och*ch*mar* ]