大黒山金剛寺庚申堂(だいこくさんこんごうじこうしんどう)
参拝日/2007年5月31日 住所/京都市東山区下河原通4丁目金園町390 本尊/青面金剛童子
創建年代は不詳。本尊は青面金剛童子で、大阪四天王寺、東京浅草寺とともに日本三庚申の一つ。
八坂の塔のすぐ近く、とても小さなお寺さんです。観光客も通り過ぎてしまいがちですが、かわいらしくカラフルなくくり猿に目を引かれてお寺に入ってくる人もちらほら。
参拝者が少ないのでお寺の人と雑談開始〜。お話好きの方のようです。ずう〜っとしゃべっていました。
ちと疲れた。お寺を出て右手を見ると素晴らしい五重塔が見えます。撮影ポイントですね。
御朱印は、本堂左手の授与所で頂きました。
庚申尊 日本三庚申
本尊さんは、末法の乱れた世の人々を救おうとお釈迦様と阿弥陀様とお薬師様が相談され、その結果、青面金剛となって現れた。青面金剛は人を食う夜叉の姿で現れ、悪人を食らい、善人を食わないと言われている。 〜お寺のHPより
山門 ここにも三つの猿がいますね
本堂
本堂 くくり猿、そして「みざるいわざるきかざる」のさるがいました
大量のくくり猿さん
くくり猿はまさに、お猿さんが手足をくくられて動けない姿をあらわしています。 お猿さんは人間に近い動物といわれていますが、所詮は動物、欲のままに行動します。動物園に行けば、お猿さんは欲のまま走り回っていますね。 この姿を人間の中にある、欲望に喩えてあり、人間の中にある「欲望」が動かないように、庚申さんによってくくりつけられているのです。
くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢することです。
皆さんが願われたことを叶えようと努力しようとするとき、欲望のこころが動いて、それを妨げようとする、それをくくりつけ、庚申さんにうまくコントロールしてもらうためです。 ですから、ご自身の中でお猿さんが走り回るようにこの欲の心が動き出し、悪いことをしたり、努力を怠りそうなときたら、庚申さんの怖い顔を思い出して、「罰が当たる」と自身を戒め、くくり猿のように欲望のこころをコントロールしてください。
良い行いをしていれば、くくり猿も庚申のお使いとして、皆さんを助けてくれることでしょう。
〜お寺のHPより
八坂の塔
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やっぱり画像が大きくてはみだしてます・・・(≧m≦*)。。。くくり猿の由来を聞くと、私も思いっきり『猿』です・・・反省
2007/6/4(月) 午後 6:44 [ puu**ai12* ] 返信する
そんなときはくくり猿さんが助けてくれますよ。たぶんね。
2007/6/4(月) 午後 8:03
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庚申信仰は結構ありますが、御朱印で庚申と書かれてるのははじめて見ました。このくくり猿は奈良の身代わり猿とほぼ同じですね。
2007/6/5(火) 午後 11:47
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なかなか珍しいですよね。結構気に入っています。朱印の猿がみにくいのが残念。
2007/6/7(木) 午後 7:46
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