熊本県現代俳句協会

お知らせ用ブログです。管理人は、熊本県現代俳句協会会長の加藤知子です。

会報など(抄)

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熊本県現代俳句協会会報2019年度 第2号
現代俳句くまもと第11号
《吟行のお知らせ》」
夜の どうぶつえんへ 
行こう!
令和元年7月20日(土)17時集合
1 熊本市動植物園入口に、17時に集合した後、各々が吟行する。
  入園料は各自負担。
2 同動植物園入口に、19時に再集合した後、近くの店に移動し、
   3句投句し、句会をする。
3 句会費:会員無料。会員外は500円
4 飲食代:別途負担。
5 終了予定時刻:21時半
 同動植物園は、夏休み期間中の土曜日のみ、夜の開園があります。まだ明るいと思いますが、帽子や飲み物などの暑さ対策は各人でお願いします。
出欠の連絡は、西田和平にお願いします。
 
 私の一句自句自解 
図書館に小さな居眠り桃の花
             田川 ひろ子
図書館の禁止事項に居眠りがある。ときおり眠っている人をみかけるが、とくに注意する人はいない。快適さと静寂を約束された非日常の空間で、本に囲まれ眠ることは、幸せのひとつに数えられるのではないか。束の間の眠りが永遠のように感じられる。
残念なことに、私は図書館で居眠りをしたことがない。せめて俳句の中でと思う。
<<<重大告知>>>
現代俳句協会青年部 熊本勉強会  
青年部から黒岩徳将副部長と樫本由貴委員、
著名な俳人・評論家で、俳句甲子園審査員の一人である関悦史さんが熊本にやってこられます‼ 関さんは、熊日新聞「俳句はいま」(月曜日文芸欄)にも執筆中。
《勉強会》
・8月24日14時〜17時
(於・くまもと森都心プラザ多目的室)
青島玄武さんを加えたパネリスト4名で、「使命を持って俳句を続けた作者の作品をどう捉えるか」の議論を深めます。
《吟行・句会》
・8月25日
10時〜12時 江津湖吟行
13時〜15時 句会
(於・熊本市総合体育館・青年会館
〜第一会議室
老若男女、興味のある方は、見学も参加もできます。
シンポジウム入場料、句会参加費は、
各1000円となっています。
現代俳句協会青年部に申し込みが必要です。
青年部アドレス:gendai.seinenbu@gmail.com
現代俳句協会事務局:TEL03・3839・8190
          FAX03・3839・8191
熊本県現代俳句協会事務局でも受け付けています。

 2019年度六月句会 報告 
2019年 6月 1日(土)16名参加
於:熊本市国際交流会館 5階 中会議室
《高得点句(4句のうち、2句掲載)》
枇杷熟れて定時に来ない宇宙船  中山 宙虫
悪霊とうっかり遊ぶ天の川    加藤 知子
《参加者一句抄》       
クローバに坐るや言葉などいらぬ 生田 一代
考えの前に手が出るさくらんぼ  真弓ぼたん
夏空やまだ十歳の兄の墓     吉岡 靜生
蚊遣豚世間の隅を見てをりぬ   青島 玄武
瞬きの内の人の世紫蘇繁る    丘 菜月
花の山どんぐりはっと踏んでいた 柏原喜久恵
紫陽花の海に溺れてしまひたき  後藤 博文
仙酔峡つつじ祭りの旗ピンク   田川ひろ子
ばあちゃんが腰をかがめて踊り子草 西田和平
分数はわかりますともアマリリス  西村 楊子
菜の花や官薩対峙の川狭し     右田 捷明
水源に金衣公子のひびきけり    光永 忠夫
梅の実を落として風の吹く日かな  宮中 康雄
遠雷や路線バス来る葬儀場     若松 節子
句会に投句された句のうち、俳句大会投句のために掲載できないものがあります。
第56回 現代俳句 全国大会 
投句料: 雑詠2句一組で2千円、何組でも可。
    新作未発表作品に限る。三組6句同時
投句に限り、5000円に割引。
題詠1句(無料)元号の漢字一字ま
たは二字を詠み込む。題詠のみの投句
は不可。    
投句締切 7月 31日 必着
応募用紙: 『現代俳句』の巻末にあり       
大会日時:2019年 11月 16日(土)
第34回 富澤赤黄男顕彰 俳句大会 
2019年 3月3日
宇多喜代子選 佳作
皮いちまいの喉があやふや雨蛙  生田 一代
大崎康代選 秀作
敬老の祝ひ届ける吾も八十    右田 捷明
 第8回 江田船山古墳公園 吟行 俳句大会 
2019年 5月9日 参加総数35名
《参加者一句抄》
陽を雨をちりちり弾く樟の花   荒尾かのこ
墳丘のみどり濃くなる母系かな  加藤 知子
夏うぐいす小径横切る影法師   徳山 直子
古塚に老鶯のこゑ改元す     光永 忠夫
葉桜の裏で憩へり雨後の蝶    宮中 康雄
  現代俳句 列島春秋 掲載句 
(2019年)
一月 松囃子張られし糸を渡るかに 
青島 玄武
二月 二ン月の干潟に遊ぶ普賢岳
  萩 瑞枝
三月 後ろ影ばかり過ぎゆく桜かな 
寺尾 敏子
四月 人淡き炭坑の跡地の桜かな  
徳山 直子
六月 蝶の影消え入りそうな天井絵
              西田 和平
七月 大暑かな厠・厨に眼鏡置き
       荒尾かのこ
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*柏原喜久恵さんが本会員になられました。
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現代俳句協会 会費納入のお願い
 現代俳句協会会計年度は、1月から12月までとなっております。本年3月の通常総会において、「会費滞納による会員資格喪失に関する」規約が変更され、「会費を2年間滞納したとき」「資格を喪失する」ことになりました(従前は、3年でした)。
 会費未納の方は、早期に納入してくださるようお願いいたします。
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 創立30周年記念行事 企画(案)
当会は、令和3年(2021年)に創立30周年を迎えます。それを記念して、アンソロジー的な合同句集の刊行と、「熊本県現代俳句協会30周年記念俳句大会」(仮称)開催を企画しています。皆さまのご協力ご支援の程よろしくお願いいたします。
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熊本県現代俳句協会 会報 第11号
2019年 7月 10日 発行
発行人  会 長   加藤 知子 
編集人  事務局長  西田 和平 
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熊本県現代俳句協会会報2019年度 第1号


現代俳句くまもと第10号


 
結社を超えて俳句の種蒔きを


  熊本県現代俳句協会会長
           加藤 知子


去る2月17日の総会にて会長就任の承認受けました加藤知子です。
  当会は、1991年6月30日に窪田丈耳会長の下に設立され、今年で28年目を迎えます。現在、正会員30名、準会員3名となっており、年3回ほどの句会は、活発で楽しい意見交換・交流の場となっております。
  現在のところ、主催事業は特に無く、熊本県俳句大会と滔天忌俳句大会の後援をし、江田船山古墳公園吟行俳句大会への参加などを通して地元俳人らと交流しております。荒尾市では、荒尾かのこ氏と徳山直子氏が中心となって、春・夏休み子ども俳句教室を開催し、俳句大会への応募でも成果を上げておられるようです。(残念ながら、現代俳句協会のジュニア俳句祭は、今年から廃止されることになりました。)
  昨年二月に戦後の現代俳句の牽引者であった金子兜太氏は他界されましたが、私たちも、日本の俳句文化を継承し、種を蒔き続けていきたいものだと思います。
  今後は吟行句会も増やし、会員や会員外を問わず、また結社を超えて、俳句を通しての交流が活発になることを期待します。
  2021年には当会は30周年を迎えますので、記念にアンソロジー的な合同句集刊行を考えています。皆さまのご協力の程よろしくお願いいたします。

 

 私の一句自句自解 


ごきぶりの生きるに宙を飛ぶ本気   


真弓 ぼたん


 飛ぶんです。ごきぶりも。あの、てらてらとした身を翻して。詩(俳句を含む)は、美しく儚ないものに目をやりがちだが、
この世には、当然汚くて嫌われるものも存在する。 時々は嫌われるものにも、愛(?)をもって接してみようかと思う。


 2018年度 総会&句会 報告 


2019年2月17日、熊本市国際交流会館において、総会を開催しました(司会進行兼議長は、西田和平)


会員30名中、19名が参加し(参加者9名、委任状10名)、総会が成立し(会則第8条)、活発な意見がだされ、全ての議案が承認されました。


「吟行句会を増やそう」という意見がだされ、動物園で吟行することになりました。その日時が決まれば、お知らせします。


新役員:加藤知子が、新会長に承認され(会則第6条)、新役員を指名しました。


新役員は、次のとおりです。


顧 問:光永忠夫 丘菜月


会 長:加藤 知子


副会長:中山宙虫


事務局長兼会計幹事:西田和平


幹 事:青島玄武


会計監査:真弓ぼたん


総会後 句会(参加者14名)


一位 落ちてなほ凧に寄り添ふ風ありぬ
                                青島 玄武


二位 冬耕の人ふりむけばゴッホの目
                               徳山 直子


三位 さんすうの億のひつさん春の波
               西村 楊子


《参加者一句抄(五十音順)》 


料峭や木も水も息潜めたる     荒尾かのこ
傾聴の歩調ゆつくり春隣      丘 菜月
春の暮夢かうつつかどうでもいい  加藤 知子
味噌醤油借りる暮しも昭和の日   後藤 博文
金庫閉じれば海の見えない町に雪  中山 宙虫
客人は椿の蜜を吸うおみな     西田 和平
屋根に猫始まる恋の二楽章     真弓ぼたん
梅見頃まだまだ傘寿クラス会    右田 捷明
絎台は義母ゆづりなり針供養    光永 忠夫
霊界を見て来たと母初笑い     宮中 康雄
春立つや喫茶店よりナポリタン   若松 節子


 次の句会のお知らせ 


日 時2019年 6月 1日(土
            13時〜17時


場 所:熊本市国際交流会館 5階 中会議室


参加費:会員無料、会員外は 500円


投句先中山 宙虫 宛


投句数:5句まで(欠席投句は3句まで)


投句締切:5月 25日


  2020 


*毎年刊行されています。まだの方はお早めに。


作品数:一人5句


参加費:3000


締 切:5月31日


 第56回 現代俳句 全国大会 


投句料 :雑詠2句一組で2千円、何組でも可


      新作未発表作品に限る。


投句締切 7月 31日 必着


応募用紙: 『現代俳句』の巻末にあり


大会日時:2019年 11月 16日(土)


 第8回 江田船山古墳公園 吟行 俳句大会 


日 時5月9日(木)


投句締切:11時 30分  


互選句会:13時 〜 15時 30分


場 所:熊本県 玉名郡 和水町 菊水ロマン館


参加費:1000円(どなたでも参加可)


*公園内の散策は、とても気持ちのいいものです。ぜひご参加されて下さい。


 


  現代俳句 列島春秋 掲載句 


(2019年)


一月  松囃子張られし糸を渡るかに 青島玄武


二月  二ン月の干潟に遊ぶ普賢岳   萩 瑞枝


三月  後ろ影ばかり過ぎゆく桜かな  寺尾敏子


四月  人淡き炭坑の跡地の桜かな   徳山直子


第54回 滔天忌 俳句大会 


          2018年12月6日


人賞 朝一の用は投函文化の日  荒尾かのこ


(参加者一句抄)


台風に抗ひ太き荒尾梨      右田 捷明


肥後平野とめどなく澄む滔天忌  佐藤恵美子


滔天忌荒尾訛りを解しけり    後藤 博文


聞き役にてつする夜長夫の夢   徳山 直子


思い馳す民の国へと滔天忌    宮中 康雄


笹鳴や滔天のつそり貌を出す   光永 忠夫


  介 


後藤博文句集『 花冷え


花冷えの謡のなかの死者の声

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熊本県現代俳句協会会報第10号
          2019年 4月 15日 発行
     発行人  会 長   加藤 知子 
     編集人  事務局長  西田 和平 


熊本県現代俳句協会会報2018年度第3号
現代俳句くまもとNO
巻頭エッセイ
   流氷     榮田 しのぶ
遠くへ旅をして、季感違いに戸惑ったことがある。北海道に流氷を見に出かけた。オホーツクの海は一面流氷におおい尽くされていた。観光船は、流氷に乗り上げおし分け網走の湾を一巡した。生まれて初めて見る流氷は、一つ一つが変化に富んでいて美しかった。“ここで一句”と思ったのだが、何と流氷は春の季語であった。
三月というのに、陸に上がっても一メートルも積もった雪が氷点下の北の大地に広がり、流氷の街は私の感覚では厳冬そのものであった。流氷が来れば春近しを思い、流氷が去れば春本番の到来を実感するという北国の春は、南国熊本で生まれ育った人間には到底分かるはずもないのだ。所詮そこに住んでいる人にしかわからない季感を持った季語が存在するのだと強く思った。
 したがって、流氷を詠んだ句はなかなか出来なかった。しかしエトランゼの私は、アムールに端を発するというとても美しい北極圏からの贈り物“流氷”をこの目で見ることができただけで幸せに思った。
最後に北海道出身者俳人の句を。
流氷の闇の動きてをりにけり  白幡千草
 
☆私の一句自句自解☆  田上 公代
冬夕焼この道行けば鳥になる
ぴんと張りつめた寒気の中の冬夕焼は、本当に美しい。沈む前の太陽は、空中を七色に染めて真っ赤で大きい。子どもの頃は、その中を空高く翔ぶ鳥達の何と羨ましかった事か。
 西方浄土等知らなかったのに、何かの思いを寄せていたのであろう。帰ろ帰ろと家路についた私達は、そして歌うのである。
   あした天気になあれ
★現代俳句くまもと吟行句会
     10月20日 於国際交流会館
トップ賞・切手1シート (6点)
秋空を詰めしリュックの軽さかな  西村楊子
5点句
返り花静かな空のあるばかり   真弓ぼたん
サルビアが疲れただただ青い空   中山宙虫
4点句
秋空やキリンはヒトが好きらしい  光永忠夫
口開けて秋日呑み込む歯科の椅子  生田一代
《他の参加者の一句》
透けるまで胸に広がる鰯雲     丘 菜月
菊の日のころころ笑う細い脚    伊藤 幸
身に入むや右向きのみの八雲像   後藤博文
宵闇やまだ木の香る古仏      青島玄武
石群れのなかをふらふら秋の季語  西田和平
秋風をパートナーにし城歩く    宮中康雄
長塀の影も失せたる秋の川     右田捷明
菊日和古民家カフェのアップルパイ 若松節子
十月が生まれて酒造研究所     加藤知子
★第55回現代俳句協会全国大会10月27日
於ANAクラウンプラザホテル京都
《県内参加者一句抄》
初蝉や激つ瀬力ゆるめざる    荒尾かのこ
気あらしの濃くて冤罪またひとつ  加藤知子
哲学やどんどん溜る糸瓜水     西村楊子
刺青をぺろんと剥がす残暑かな   松尾光浩
野積みして明日の競り待つ西瓜市  右田捷明
第15回現代ジュニア俳句祭
9月 現代俳句協会主催
優秀賞  木を登るきみとぼくと甲虫と
          嘉島中3年 網田 真弥
 ・・・    ・・・   ・・・
金魚釣り水面をゆれる花火と僕  優子
君だけだ向日葵相手に勝てるのは 登一
夏の夜キミの心にDIVEする  翠
扇風機しゃべってみれば宇宙人  康生
7月6日、熊本県城南町立嘉島中学校の3年生国語授業のゲストティーチャーとして、加藤知子が行って参りました。裕子先生からのお招きで、俳句の授業の最終日全2クラスの授業に参加。少しの講評をさせて頂きました。自然環境に恵まれて成長された生徒さん方の反応は大変素晴らしく、元気でとても気持ちのいいものでした。
★『現代俳句』列島春秋掲載句2018年
四月 黒川の湯を出て桜に会いに行く  木庭杏子
五月 十字切る漁師の胸へ五月風    丘 菜月 
六月 早乙女の足抜くことが一と難儀  荒尾かのこ
七月 天草の夕日炊き込む干蛸めし   田中順子
八月 地割れして芯から紫ナツリンドウ 伊藤 幸
九月 不知火や海のかなたの闇凝視   右田捷明
十月 秋高しハーレー疾走( とば)す大観峰   汀 圭子
十一月 木の葉猿さわぐすすきに触れて来い  
  中山宙虫
十二月ひとところ球磨拳に湧く年忘れ  真弓ぼたん
「球磨拳」の解説文は12月号の「春秋余滴」に掲載されています。
★第55回熊本県俳句大会入選句
9月28日 於森都心プラザ
寺井谷子準特選
子ら泳ぐ石牟礼道子亡き海を    宮中康雄
山下しげ人秀作
濁流の音の揉み合ふ梅雨出水    後藤博文
山下しげ人佳作・西村泰三佳作
寝る頃となりてがちやがちやの加わりぬ
     荒尾かのこ
★第29回伊藤園お〜いお茶新俳句大会入選
佳作   右田捷明
建て売りの客待つバルーン法師蝉
☆2018年度総会&句会のお知らせ
*日時:2019年2月17日(日曜日)
     総会は13時〜14時
  句会は14時〜17時
*場所:国際交流会館5階中会議室
句会事前投句は5句まで
(欠席投句は3句まで)
*郵送投句先:中山宙虫 宛
〒862・0963
熊本市南区
〈2月10日までに投句のこと。〉
*参加費:会員無料、会員外は五百円
 
*今回から、得点順に上から3名に、ささやかな賞品を出すことになりました。奮ってご参加ください。
委任状ハガキを同封していますので、当日ご欠席の場合は、提出をお願いします。
会員消息
田川ひろ子句歌集『バタ付きパン』上梓
わたくしを鎮めるやうに兎撫づ
  (2018年10月刊、文學の森)
後藤博文氏が新規正会員になられました。
 
謹悼 橋口風浪氏 8月14日ご逝去
******************
会員の皆様が上梓された句集や著書は、熊本県現代俳句協会」のブログ・「九州の俳句作家たち」として紹介させて頂きますので、事務局加藤にご恵送頂けますと幸いです。
会員様の活動の情報もお寄せください
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熊本県現代俳句協会会報第8号
2019年1月1日発行
発行人 熊本県現代俳句協会会会長 
  光永忠夫
編集人    事務局長    加藤知子
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ご不明な点は事務局の加藤まで。電話番号は封筒に記載があります。
熊本県現代俳句協会会報2018年度第2号
現代俳句くまもとNO
 
巻頭エッセイ
 
   「俳句のふるさと」   
                    熊本県現代俳句協会副会長 
                 中山 宙虫
 
母を詠えば「かあさんの歌」が聞こえてくる。故郷といえば「ふるさと」が。日本人が持っている普遍的な想いをこういった童謡たちが根強く伝えていっている。
昭和そして平成と歌い継がれてきた童謡たち。囲炉裏のにおいのする母さん。うさぎを追いかけるふるさと。時代は、そのままの姿を残していない。百年前の景色を覚えて生きている人は数少ないわけで、歌という形になって、その時代のにおいと景色が伝わる。歌はすごいと思う。
もちろん、俳句も同じ要素を持っていて、自分たちの体験や語り継がれてきたものにかなり重心を置いて世に出てくる。
母親の姿や故郷の姿に限らず、私たちの目にするもの、歌う歌、仕事のあり方、食事の内容などすべてが変わってしまった。こういった時代の姿を知らない世代が作り出す俳句があふれる時がすぐそこに来ている気がする。
西日本豪雨で、川の流れや人のつながりなど故郷の姿がまた変わっていく。やさしい雨が降らなくなった。そこに人がいるからふるさとがあり、母がいて、自分の今がある。俳句の目線が変わる時も迫っている。

 

☆私の一句☆ 
    だんだんと空気の重き袋掛
                 徳山 直子
 
梨の袋掛のお手伝いに十年余り行っています。その最中の実感の句です。 桜の花の頃、梨の花は小高い丘一面の白い花盛り、その中でも豊水は、可憐な八重咲の花です。谺して山動きだすそんな感じがします。 
荒尾梨の栽培は、明治四十年菰屋の松尾茂三郎氏、同四十一年大谷で関島増男氏の栽培から現在へと。
 私達の袋掛も袋を膨らませうっかり包むと袋がぽとりと落ちます。ひとつ一つの手作業は厳しく、気が抜けない。それだけに、日増しに梨の成長が楽しみになっていきます。 
 脱サラして梨園に勤めている男性が、「山は気遣わんでよかろうが」と一言。梨作りに丹精を込めて頑張っています。 
 荒尾のジャンボ梨と言えば「新高」二キロを超える梨もあり、ジューシーで甘く、シャキシャキとして美味しい。
 
現代俳句くまもと句会
6月23日土曜日13時〜17時 小雨
於:国際交流会館5階  参加者13名
 最高点7点を獲得した句は大会に投句するということで掲載不可
〈4点句〉
 溜息も湯上がりならば立葵      青島玄武
  この街に慣れて路地棲み額の花   生田一代
 別れの日自由にダリア剪る朝      柏原喜久恵
  とりどりの紫陽花咲かせ一人住む  若松節子
〈3点句〉
立ち止まる百合の雫の僕となる    橋口風浪
火蛾舞える橋や幼き日も微風     宮中康雄
狛犬の「あ」に六月のコッペパン   中山宙虫
(あとの参加者の句)
草の香の鋭くなって五月雨るる    後藤博文
光つてるジブリの森の梅雨茸    真弓ぼたん
売り家を覗かばつばめけたたまし   右田捷明
万緑を鳥の目を得て真上より     丘 菜月
乱鶯と川音あるのみ山しづか     光永忠夫
梅雨おんな闇の国から踊り来る    加藤知子

現代俳句くまもと句会吟行のお知らせ
*次回は10月20日土曜日、午前中、街中や熊本城を吟行して、各自昼食を済ませ、13時から、国際交流会館5階中会議室にて句会の予定です。嘱目吟4句までと、題詠「空」で1句。どなたでも参加可。会員外は500円の参加費の負担をお願いします。小・中・高校生は無料。
 
★列島春秋掲載句(『現代俳句』各月号より転載)
2017年
八月 星合のこれより先は牛馬優先  田川ひろ子
九月 火焚巫女日焼顔してかしこまる 真弓ぼたん
十月 天高しからし蓮根の衣ぬぐ    林よしこ
十一月 田原坂に柿熟れ里人まるく老う 田上公代
十二月 文楽人形の首の音して清和凪ぐ  中山宙虫
2018年
一月 淑気満つ阿蘇の神話のだじゃれだの 加藤知子
二月 破魔弓の形よく反る日高菜めし 榮田しのぶ
三月 崩落のお城の萌える草の声    林よし子
四月 黒川の湯を出て桜に会いに行く  木庭杏子
五月 十字切る漁師の胸へ五月風    丘 菜月 
六月 早乙女の足抜くことが一と難儀 荒尾かのこ
七月 天草の夕日炊き込む干蛸めし   田中順子
 
★第7回江田船山古墳公園吟行俳句大会5月10日
この古墳公園は、いつ行っても、古代へといざなう風と光と広さとがあります。
光永会長と事務局加藤が参加し、選評も行ってきました。
 
★第34回熊日俳句大会入賞作品(6月3日
入選(選者・正木ゆう子)
断層の亀裂にふあと花菜風    木庭杏子
桜蘂降るや耳石のまた動く    田中順子
 
☆第55回熊本県俳句大会作品募集
主催・熊本県俳句協会
大会日時・平成30年9月28日(金)
会場・くまもと森都心プラザ6階会議室
応募要領・雑詠2句一組1000円
       30年8月20日必着
  投句先 〒861・8038
熊本市東区長嶺東3の3の11
光永忠夫宛
詳しくは光永さんへ。
 
☆第2回「二百十日」俳句大会作品募集
☆第54回滔天忌俳句大会のご案内
投句用紙を同封しています。
よろしくお願いします。
第55回現代俳句全国大会作品募集の投句締切が7月31日(必着)と迫っています。
まだまだ集まりが少ないようです。奮って応募のほうをよろしくお願いいたします。
☆◆〇★
訂正お詫び
×十字切る猟師の胸へ五月風   丘 菜月
〇十字切る漁師の胸へ五月風   丘 菜月
【会員動向】
・準会員継続 宮中康雄
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熊本県現代俳句協会会報第8号
2018年7月20日発行
発行人 熊本県現代俳句協会会会長 
光永忠夫
編集人    事務局長   加藤知子
 

現代俳句くまもと句会(熊本県現代俳句協会主催)
6月23日土曜日13時〜17時 小雨
於:国際交流会館5階
参加者13名
7句選
 最高点7点を獲得した句は大会に投句するということで掲載不可。


<4点句>
 溜息も湯上がりならば立葵       青島玄武
この街に慣れて路地棲み額の花     生田一代
 別れの日自由にダリア剪る朝      柏原喜久恵
とりどりの紫陽花咲かせ一人住む    若松節子

<3点句>
立ち止まる百合の雫の僕となる     橋口風浪
火蛾舞える橋や幼き日も微風      宮中康雄
 狛犬の「あ」に六月のコッペパン    中山宙虫

<あとの参加者の句>
草の香の鋭くなって五月雨るる     後藤博文
光つてるジブリの森の梅雨茸      真弓ぼたん
売り家を覗かばつばめけたたまし    右田捷明
万緑を鳥の目を得て真上より      丘菜月
乱鶯と川音あるのみ山しづか      光永忠夫
梅雨おんな闇の国から踊り来る     加藤知子
 
それぞれにまだ推敲の余地のある句もあり、アドバイスを貰って帰りました。
*次回は10月20日土曜日、午前中は街中や熊本城を吟行して、
昼食を済ませ、13時から、きょうと同じ国際交流会館5階中会議室にて句会の予定です。嘱目吟3〜4句と題詠1句。お題は「空」です。
どなたでも参加できます。
会員外は500円の参加費の負担をお願いします。

*初心者の方は、ご希望あれば、俳句の推敲を一緒にやりましょう。
*中学生・高校生のご参加も大歓迎です(参加費無料)。



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