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日本人よ、日本に帰れ!
パール判事
1950年10月、パール博士は二度目の来日をされた。約1ヶ月間の滞在中に次の言葉を残されている。
「この度の極東国際軍事裁判の最大の犠牲は
《法の真理》
である。われわれはこの《法の真理》を奪い返ねばならぬ。」
「たとえばいま朝鮮戦争で細菌戦がやかましい問題となり、中国はこれを提訴している。しかし東京裁判 において法の真理を蹂躙してしまったために《中立裁判》は開けず、国際法違反であるこの細菌戦ひとつ 裁くことさえできないではないか。捕虜送還問題しかり、戦犯釈放問題しかりである。幾十万人の人権と生 命にかかわる重大問題が、国際法の正義と真理にのっとって裁くことができないとはどうしたことか。」
「戦争が犯罪であるというなら、
いま朝鮮で戦っている将軍をはじめ、トルーマ ン、スターリン、李承晩、金 日成、毛沢東
にいたるまで、戦争犯罪人として裁くべきである。
戦争が犯罪でないというなら、なぜ日本と
ド イツの指導者のみを裁いたのか。
勝ったがゆえに正義で、
負けたがゆえに罪悪
であるというなら、もはやそ こには正義も法律も真理もない。力による暴力の優劣だけがすべてを決定する社会に、信頼も平和もあろ う筈がない。われわれは何よりもまず、この失われた《法の真理》を奪い返さねばならぬ。」
「今後も世界に戦争は絶えることはないであろう。しかして、そのたびに国際法は幣履のごとく破られるで あろう。だが、爾今、国際軍事裁判は開かれることなく、世界は国際的無法社会に突入する。その責任は ニュルンベルクと東京で開いた連合国の国際法を無視した復讐裁判の結果であることをわれわれは忘れ てはならない。」 「日本は独立したといっているが、これは独立でも何でもない。しいて独立という言葉を使いたければ、半独立といったらいい。いまだにアメリカから与えられた憲法の許で、日米安保条約に依存し、東京裁判史観という歪められた自虐史観や、アメリカナイズされたものの見方や考え方が少しも直っていない。 日本人よ、日本に帰 れ! 「いまや英・米・仏・独など世界の法学者の間で、東京とニュルンベルクの軍事裁判が、果して正当か否かとい
う激しい論争や反省が展開されている。げんに英国法曹界の長老ロード・ハンキーは<パール判事の無罪論こそ正論である>として『戦犯裁判の錯誤』と題する著書まで出版している。しかるに直接の被害国であり、げんに同胞が戦犯として牢獄に苦悶している日本においてこの重大な国際問題のソッポに向いているのはどうしたことか。なぜ進んでこの論争に加わらないのか。
なぜ堂々と国際正義を樹立しようとしないのか・・・」
1966年10月(死去の前年)、パール博士は四度目の来日をされ、天皇陛下から勲一等瑞宝章を授与された。
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2010年08月26日
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