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下野康史(かばた やすし)の「自転車で行こう!」
改正か改悪かわからないのに、「憲法改正」という一般名詞はおかしい。

書庫クルマの話

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 コルベットの最新モデル、グランスポーツ。
 6.2リッターV8・OHVエンジンは標準モデルのZ51と同じだが、トレッドを10cm広げて、さらにレーシィに仕立てている。いわばコルベットのポルシェ911GT3。

 でも、公道で使うならGT3よりはるかに楽しいし、かろやかで、快適。価格はいちばん安い911カレラのMT並み。
 コルベットに乗って、裏切られた試しはない。ホント、アメリカ車の至宝です。


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 いまのコルベットには、ドライブモードセレクターが付いている。スイッチでクルマの硬軟キャラが変えられる、いまやおなじみの装備。しかし、コルベットのはちょっとオモシロイ。


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 ダイヤルを回してゆくと、計器盤のなかでドライブモードの頭文字と日本語訳が切り替わってゆく。E(エコ)→T(ツーリング)→S(スポーツ)、で、その次にTr(曲名)と表示されるのだ。ン……!? 
 なぜにここで突然、オーディオの情報が出るの?

 初めて見たときは、しばらく理解できなかったのだが、トリセツと照らし合わせて、わかりました。誤訳です。
“Tr”はいちばんスポーティな“Track”の略。「400mトラック」のトラック。つまり、サーキットモードの意。
 だが、trackには「曲」という意味もある。サウンドトラックとか。そっちと間違えちゃったんですね。日本仕様化をアメリカ国内でやっていて、なおかつ日本の現地法人がアバウトだと、こういうミステークが起こるわけである。

 これに気づいたのは、2年以上前なのだが、最新のグランスポーツでも直っていなかった。イヤーモデルは変わっているのに。単行本の版が変わっても誤植を直さない出版社みたいなものである。
 いざサーキットランへ出陣! というときにセレクトダイヤルを回すと、466馬力の日本仕様コルベットは「曲名モード」になる。カワイくて、いいですかね。

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