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書庫チェロ好き達の宴

パッヘルベルのカノン

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 3連休の最後は、チェロの日。Mさんが来宅して、楽しくセッションする。合わせたのは、パッヘルベルの「カノン」と、ヴィヴァルディの「チェロ・コンチェルトRV531」。

 カノンは最近やたらとテレビコマーシャルのBGMに使われている。今回の譜面はチェロ4重奏用なので、ふたりでやってもあまりパッとしない。というか、ぼくらのウデには、曲が難しすぎる。
 Mさんとは、ほぼ同じチェロ歴である。ぼくらが始めたころ、自動車業界にはもうひとりチェロのレイト・スターターがいて、ぼくはこの現象を「同時多発チェロ」と呼んでいた。自分が気に入った物事をやたら他人に薦める癖がぼくにはあるようで、そのころちょっと楽器ゴコロのある人に会うと、「チェロおもしろいよ」と吹聴していた。それは「カバタの無差別チェロ」と呼ばれていたらしい。

 ヴィヴァルディのチェロ・コンチェルトはもっと難しい。やったのは第一楽章のアレグロだから、ほぼ全編16分音符攻撃。カノンみたいに長い音でハーモニーを響かせる部分がない。しかし、技術は不自由でも、感動するのは自由だ。たまに和音が響いて「ヴィヴァルディ、スゴイ!」と、Mさんと感心する。

 クラシック音楽を演奏するというのは、時を経ても廃れなかったその作曲家の作品に触れさせていただくということである。アドリブいのち、つまり、その場でプレイヤーが作曲するジャズやロックと違って、クラシックの世界では、だからあくまで作曲家が主、演奏家は従である。音楽を聴くだけでも、もちろん作品に触れられるが、譜面どおりに演奏したり歌ったりすると、さらにもっと深く触れられる。クルマでいえば、助手席から運転席に移って、自分でハンドルを握る、みたいなことだろうか。

 夜まで、ほぼ4時間みっちり弾く。左手の人差し指に新しいタコができて、痛かった。

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    音楽が好きなんですね。(笑)

    アエス

    2009/11/25(水) 午前 1:51

下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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