|
きのうは、ここ3ヶ月格闘してきたチェロ活動の本番「チェロ好き達の宴in八王子」。集まったチェロ好きは57人、エキストラのプロを入れると、64台のチェロによる大アンサンブル演奏会だ。
客席も800名入るホールの7割くらいは埋まっていただろうか。ウチは、家族、親戚、知人合わせて10人ほどが聴きに来てくれた。みなさんありがとう。
曲目は、組曲を入れて全17曲。前半の席次は、指揮者の磯野正明先生を囲む円陣の最前列、つまり、指揮者がすぐ目の前。コンサートマスターの斜向かい、隣はプロの小棚木 優さん。どの曲だって最後までノーミスで弾く自信がない身には、まるで罰ゲームみたいな位置である。入場してイスに座ったら、客席最前列中央にいた義弟夫婦といきなり目が合った。
7人のプロが参加したのは、金曜夕方の練習から。それ以前に、通算4日間、時間にして延べ24時間の練習があったのだが、本番を2日後に控えた金曜日から途端にみんなの(ぼくも含めて)演奏がうまくなった。ひとえに、プロのおかげである。うまいスキーヤーの後ろについて滑ると、途端にうまくなる、あれとまったく一緒だ。
ぼくだって練習していないわけではない。でも、モヤーッとしていて、よくわからないところがいっぱいある。アタマのまわりにハテナ・マークがいっぱいまとわりついたまま、弾いている。そういうときに、迷いのないプロがそばで正解の演奏をしてくれると、よくできたカーナビみたいに「連れてって」もらえるのだ。プロってすげーなと思った、うまい人って、うまい人だけのカラダじゃないのである。
後半のクライマックス、「オペラ座の怪人」は主宰者の磯野先生が最も熱心に長い時間をかけて指導してくれた曲だ。技巧的にもむずかしい。
市民オーケストラ団員の参加者もむずかしいと言っていた16分音符の早弾き6小節は、あえなく2小節いかずに玉砕。続くリフで再び食らいつき、残り2小節の早弾きはなんとかクリア。そのままエンディングへ登り詰めるリフは、弓も折れよとばかり全身全霊で弾いた(つもり)。
振り終わった磯野先生の顔を見たら、泣きそうになっていた。あれが悔し涙じゃなかったことを祈るのみである。
後悔はいっぱいあるけど、あとの祭りだ。とにもかくにも、祭りに参加できて、よかった。
|
「イトイガワ」に続き「演奏会」まで大変ご苦労様でした。
自転車も演奏会も毎日のトレーニングそしてレッスンは、難しくて
大変なんだけれど、やってて「ヨカッター」って思ってしまうのですよね。
私も弦楽器(ヴァイオリン)を7年程習っていましてヘタクソなのに
毎年懲りずに発表会に参加しておりますが、本番では練習の時の10分の1演奏もできずに毎回後悔ばっかりです。
でも両方とも「好き」なのでなんとか続けたいと思っています。
[ カオル ]
2010/5/31(月) 午後 11:05
弦楽器と自転車って、ぜんぜん違う活動のようで、実はすごく相性がいいと思います。とくに固定ギアに乗っているときは、独特の進み感が、弦を弓でこする感じに似ているなあと思っていました。究極のアナログ感覚というか。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2010/6/1(火) 午前 1:10
はじめてコメントさせていただきます!!
先生のお人柄がタップリのコンサートだったように思います。
弾きながら、高校生のころ(当時は吹奏楽でしたが)に、タイムスリップしたような感覚さえ。
アンサンブル、って、楽しいですね!!
[ chi*ka*96* ]
2010/6/2(水) 午前 10:00
今頃のコメントで失礼します。okutsuです。当日はいろいろお疲れ様でした。
私は教室の生徒なので、今も毎月2回、レッスンに通っています。
本番も練習もとても楽しかったので、この宴を来年もやってもらいたいのですが、先生の話だと、準備が大変なので、次回は2年後だそうです。私も寄る年波で、だんだん体力が低下するので、もう少し早くやってもらいたいのですが…
とりあえず、11月の発表会に向け、頑張っています!
[ オッくん_vc ]
2010/10/3(日) 午前 10:56
寄る年波って……。自転車でも乗って体力つけましょう。11月の発表会、また全体アンサンブルのみのいいとこ取りにお邪魔します。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2010/10/3(日) 午後 1:01