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書庫レール

井川線のアプト式

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 日本で唯一のアプト式鉄道、大井川鉄道井川線に乗りに行った。正確に言うと、今回は外から見ただけ。90パーミル(1000m進んで、90m登る)の急峻を行く列車を大井川河岸のキャンプ場から見る。

 しかし、90パーミルといえば、坂バカ自転車乗りの世界で言う9パーセントである。伊豆にあるサイクルスポーツセンター周回路の最高勾配は12%。10%を超すと、たしかに急坂の部類ではあるが、「激坂」というなら15%以上だろう。アプト式機関車のデッキから撮った現場写真(下)を見てもわかるとおり、9%なんて、自転車乗り的にはぜんぜん大した坂じゃないのである。

 なのに、鉄道はもう線路のラックと、機関車のギアを噛み合わせる奥の手を使わないと登れない。金切り声をあげて匍匐前進するアプト列車を見上げながら、あらためて「自転車(と人間エンジン)スゴイ!」と思わされたのだった。

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    素晴らしい天気の、素晴らしい写真ですね。
    「外から見ただけ」とありますが、1枚目の写真は実際に乗って窓から撮ったように見えますが?

    自転車エンジン、確かに凄いのかもしれません。私は自転車でそんな急坂を登った経験が無いので、あまり実感が湧かないのですが。
    あと、アプト式鉄道がギアを使って登るのは、自転車のような摩擦係数の高いゴムを車輪に使っていないためなのではないでしょうか。

    [ 中山慶太 ]

    2010/8/29(日) 午前 2:47

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    上2点は、以前、別の取材で撮った写真です。
    鉄のレールの上を鉄輪で走る鉄道は、転がり抵抗が小さいため、少ない力で重い物を動かすことができるし、一旦動き出すと惰力も有効に使えますが、そのかわり、坂にはからっきし弱いんですね。
    ゴムタイヤの世界では、たとえば高速道路にある急坂(中央道の談合坂みたいな)が4%程度です。中山さん、夜更かしだなあ。

    [ 下野康史(かばた・やすし) ]

    2010/8/29(日) 午前 7:32

下野康史(かばた・やすし)
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