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書庫ノーモア・フクシマ

げんぱつ爺

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 4/26朝日新聞によると、超党派の国会議員による原発の勉強会が発足したそうだ。
 各党呼びかけ人の主張が簡単な表組みになっていた。この時期に原発の将来を考えようという議員の集まりだから、「たちあがれ日本」を除く7政党の呼びかけ人が自然エネルギーへのシフトに前向きだった。

「たちあがれ日本」は、結党時、「老人党」と皮肉られた自民党長老による新政党だ。石原都知事が応援団長。「あんたは平成の脱税王だ!」と鳩山首相を国会でなじった中心メンバーの与謝野馨は、なぜかいま民主党菅内閣で大臣をやっている。

 その表組みのそばには、「地下式原子力発電所政策推進議連」が勉強会を再開した、という記事があった。こんな原発も、こんな議連も不勉強にして知らなかったが、勉強会の前身は91年から自民党内にあったという。今回の勉強会再開後も会長を務める平沼赳夫は「たちあがれ日本」の代表だ。どれだけ“原発好き”なんだ。

 この議連の説明によると、地下式原発は「事故時に容易に封じ込めができる利点がある」という。なんだそりゃ! 原発の隠ぺいか。臭いものにはフタ!? 地上でできなくなったから、地下核実験に切り替えよう、みたいなことではないのか。電力会社が言っている「次世代原子炉」というのは、このことなのだろうか。

 原子力発電の“原罪”は、そのエネルギーの源(みなもと)、つまり燃料に人間がさわれないということである。クルマみたいに“セルフ”給油なんてやったら、人間の体は放射線で溶けてしまうのである。そして、同じ理由で、原発は壊れたらやはり人間が近づけないのだ。すごく安全なんだけど、いちど故障したら放射能が出てくるクルマなんて、だれが買う。
 以上の原罪が消えてなくならない限り、あるいは克服されない限り、どこにつくろうが、どんな安全策を講じようが、原発は危険である。

 同じ日の朝日新聞には、中曽根康弘元首相のインタビューがあった。日本の原子力政策の中心人物は、ある意味スゴイ、まったく懲りていませんね。現実に起きている事象から何も学ぼうとしない姿勢、これも「信念」なのだろうか。
 
 老人曰く、今回の事故で、今後は原発の立地がますます大きな問題になる。冷却に湖水を使うなら、内陸もあり得るが、湖に放射能が溜まる心配がある。川は下流の住民が心配する。だからやはり海辺しかない。これからは津波のこない丘の上に立てればいい。
 なにかゴミ焼却炉を新設する程度の話に聞こえる。それで、事故が起きれば「遺憾千万」でしまいか。わたし推進する人、あなた被ばくする人。こういう人が原発推進という国策をリードしてきたのである。                                                                                                                                                

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    そもそも長老たちは「今回の放射能事故の影響がでる10年先あたり」には、もういないですからね。カンケーないんでしょうね。原発は子供たちに「そんじゃあ、あと、よろしく!」って言うには、あまりにも「手に負えない怪物」だと思います。写真の人も怪物ですけど。

    [ red*oos*er*20* ]

    2011/4/27(水) 午後 3:41

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    近所の体育館に南相馬から避難してきた人がいますけど、その人の前で同じことを言えますか。と問いたい。某自治体の首長が「原発は絶対の安全性が確認できなければ再開できない」と言ってましたけど、人間の作るものに「絶対」はないんですよね。残念ながら。「人間は必ず失敗する・想定外の自然災害が起こる」ということを念頭に置いて対策を練ること。それでも不十分な時はその技術に手を出さない。こんな当たり前のことが軽んじられていたんでしょうね。合理主義を精神論で覆い隠すことの危険性を日本人は学んだはずだったんですが。

    国土面積が狭く、人口密度が高く、予想できない自然災害が多い日本にとって「原発」は無理筋の技術ということなんでしょうね。同じ地震国のイタリアに原発がないことをよく理解すべきでしょう。

    [ スイフト ]

    2011/4/27(水) 午後 7:00

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    その老人には原発のそばで余生を送ってほしい。放射線量が高くても、その影響が現れる前に彼はこの世にはいないだろう。
    推進派が率先して原発近くに住み、安全性を声高らかに唱えるべきだと思います。福島の立地が決まった背景も、過疎で人口も少なく万が一事故が起こっても被害は少なく済む場所が福島というのがあったようですね。事故ってみれば福島だけじゃ済まなかった。自民党も批判するのはいいけど、自民党政権の時に安全だと言い張り建設推進してきたわけだし、自分たちの政策に誤りはなかったのか反省すべきです。

    [ さとう ]

    2011/5/2(月) 午後 0:59

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    都市部にはつくらず、人口の少ない過疎地を選んで建てるというのは、最初から事故は「想定内」ということです。
    50基を超える原子炉を日本につくったのは自民党政権ですが、政権交代後の民主党は、事故の前まで現在の原発比率30%を50%に上げることを目標に掲げていました。労組に支えられる彼らにとって、電力労連は大きな票田ですから。
    問題は、この事故を日本人ひとりひとりが未来にどう生かすか、だと思います。一見、威勢のいいタカ派に見える大阪の橋下府知事が「脱原発」を言い始めたり、大手マスコミに巨額な広告出稿をしているソフトバンクの孫正義社長が私財10億円を投じて「脱原発」財団の設立を表明したりと、よい兆しは現れ始めています。大手マスコミがニュースではまったく無視しているのがおかしいですけど。新聞やテレビにはまだ電力会社のほうが“おいしい”んでしょうね。

    [ 下野康史(かばた・やすし) ]

    2011/5/2(月) 午後 4:43

下野康史(かばた・やすし)
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