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書庫「driver誌」峠狩り

真岡鉄道のキューロク

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 今月号のニコドラで栃木県の真岡(もうか)に行った。SL運転で有名な真岡鉄道(旧 国鉄真岡線)が走る町だ。終点の茂木(もてぎ)は“ツインリンクもてぎ”で有名だから、取材車にはホンダNワンを借りる。

 しばらくぶりで真岡駅を訪ねたら、SL型駅舎の隣に「キューロク館」という建物が出来ていて、中に9600型がいた。週末の新しいアトラクションだ。


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 炭水車にデンヨーのコンプレッサーを積み、シリンダーに圧縮空気を送ってクランクを動かす。蒸気機関車を“空気機関車”に改造して走らせるこの方式は、去年、群馬県の川場村で初めて見たが、ここにもあったとは。
 
 蒸気のような大パワーは出ないだろうが、数十メートルの専用レールを行ったり来たりするだけなら問題ない。
 SLの大きな見せ場は、動輪を動かすクランクだから、このソリューションは秀逸だと思う。汽笛は冷たい空気でもフツーに鳴るし。

 現役時代、北海道で働いていたこのキューロクは、通常とは逆の右側に機関士席がある珍品である。五稜郭の貨物線にものすごい右タイトコーナーがあって、左運転席だとまったく死角になるために改造されたのだそうだ。改造人生。大正9年製だから、94歳だ。

 東北地方の入口、白河まで走ったホンダNワンは、プレミアムツアラー LパッケージというFFでいちばん高いやつ。161万円もする。数ヶ月前、ニコドラの取材で使ったスズキ・ハスラーの4WDターボとほぼ同額だが、Nワンは運転していてもリアシートに乗っていても、はるかに軽っぽい。“プレミアム”は言い過ぎでしょう。ハスラーが売れるはずだ。



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 那須烏山にある龍門の滝へ行ったら、前夜の豪雨でこんなことになっていた。ふだんは風流な滝らしいが、まるで災害現場。音もすごい。水の圧力で滝の台が崩壊しやしないかとヒヤヒヤした。
下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
男性 / O型
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