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書庫チェロ好き達の宴

カバタンゴ

 日曜日は磯野正明チェロ教室の発表会。

 われらが“アンサンブル火曜日”は、今回、多忙やら怪我やらで、5人が3人に減る。
 怪我したのは団長のTさんで、趣味の登山で剣岳から下山中、転倒し、“壁ドン”ならぬ“地面ドン”をやって腕の靭帯を損傷するというきわどいもの。ひと月ふた月、チェロが弾けないくらいで済んだのは、不幸中の幸いである。

 3人でタンゴをやった。アル・パチーノが盲人の退役軍人役を演じてアカデミー主演男優賞を獲った映画「セント・オブ・ウーマン」の曲。めちゃめちゃきれいで、カッコイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=F2zTd_YwTvo
(アル・パチーノの“見えない演技”も凄いが、ガブリエル・アンウォーの可愛いこと)

 夏からずっとこの曲ばかり練習してきたので、タンゴのリズムがすっかり身についた、とは言わないが、頭にこびりついてしまった。盆踊りとは真逆にあるようなタンゴのリズムがDNAの中にある人たちは、そりゃサッカーうまいはずだよなと思う。
 
 ちなみに、「カバタ」とはだれも読めない下野家は、京都のタンゴ半島出身で、村は全員カバタ。珍しくもなんともない。

 発表会でのぼくらの出番は、いちばん最後の第4部。チェロで芸大を目指す小中学生ばかりが集まったグループの真ん中。小中学生といったって、全員が長いコンチェルトを弾くバカテク揃いだから、男女3人合わせて150歳くらいのレイトスターター合奏団が“引き立て役”として起用されたのは明らかである。
 なんとか無事に演奏を終え、舞台の袖から廊下に出たところで、「引き立て役にはなったなった」と3人で讃え合う。


イメージ 1

 磯野チェロ教室発表会名物の全員アンサンブルは、会場レイアウトの都合で今回はなし。最後の1曲は必ず「星に願いを」なのだが、かわりに、磯野先生がスイートなアレンジで「星に願いを」を演奏して下さる。不覚にも泣きそうになる。
下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
男性 / O型
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