|
おっ、なつかしい。マイルスデイビスの“So What”がテレビから流れてきた、と思ったら、デアゴスティーニのCMだった。こんどは模型じゃなくて、「ジャズLPレコードコレクション創刊」だって。 あやしいとは知りつつ、ついオフィシャルサイトを見てしまった。以来、ほかのサイトを開けても、バナー広告にはマイルスの顔がついて回る。 定期購読すると、モダンジャズの名盤を復刻したLP付きマガジンが隔週刊ペースで送られてくる。オリジナルプレスのレコードというのが売りだ。 例によって、創刊号(カインド・オブ・ブルー)だけ990円。「2号特別価格1990円 3号以降通常価格2980円」という重要な情報は小さく書いてある。3号目から値段が3倍以上になる定期刊行物である。 全部で何号になるのかを探すと、あちこちスクロールしてやっと見つかった。サイトいちばん最後の「採用情報」より小さい級数で「85号を予定」と出ていた。てことは、途中解約しなかったら、25万円! 近刊のタイトルは6号までしか出ていないが、コルトレーン、チャーリーパーカー、ビリーホリデイ、デイブ・ブルーベックなどのたしかに名盤だ。でも、輸入CDなら、どれも1枚1000円そこそこで買えます。 ぼくのようなレコード世代の中高年層で、家のレコードプレーヤーは壊れている人、というのがド・ストライクのターゲットらしく、レコードプレーヤー、アンプ、スピーカーなどのオーディオ機器もポチっとやるだけでオフィシャルサイトから買えるようになっている。プレーヤーは安いのから、DENONの高級機まであるが、値段を見ると、そっちで儲けてはいないようだ。 デアゴスティーニはテレビでしょっちゅう新シリーズの宣伝をしている。「創刊号、特別定価いくら!」ってやつだ。 でも、すばらしい完成品の写真を見せて釣るなら、完成まで総額いくらかかるのか、何号買わないといけないのか、そっちの情報もナレーションで言えよ、といつも思う。 ちなみにフェラーリF1は18万円、安土城は16万円、蒸気機関車C62は19万円、ゼロ戦は16万円、トヨタ2000GTは12万円だったらしい。2〜3年がかりとはいえ、たいへんな出費である。
ぼくの知り合いで、マガジンの解説を書いている人がいるが、原稿料はめちゃめちゃ安いらしい。 |

>
- エンターテインメント
>
- 音楽
>
- クラシック




レコードは1号だけ買っても楽しめるからいいですけどね〜
フェラーリのハンドルだけ手元に残っても(買った当初はいいけど)数年後には意味不明になってるでしょうね。
「俺フェラーリのミニカー壊したかなぁ」とか。
[ スイフト ]
2016/10/5(水) 午前 6:58
小学○年生とか、科学と学習やらを 子供の頃定期購読していたワタクシ世代は、イイ鴨だと思います。
1号から最終号までの実売部数を 好奇心から知りたいとは思いますが、3年後・4年後には、死んでてもおかしくはない年齢になった今、ウッカリ申し込んでしまうことはありません(笑)
[ NASH ]
2016/10/5(水) 午後 9:11
あと、お小遣いで創刊号を買った子どもや孫に泣きつかれる需要、も狙っているんでしょうね。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2016/10/5(水) 午後 10:03
何か詐欺紛いの様に書いてありますが、購入するしないは個人の自由ですよ。
小生もつい買ってしまいましたが・・・。
「カインドオブブルー」アナログレコード2枚も持ってるのにね。
マニアは、一度も針を落としてないMINT盤が欲しいのですよ。
DG社の販売戦略とは関係無いですよ。
[ オーディオタイマー ]
2016/10/7(金) 午前 7:27
はい、個人の自由です。
ただ、DG社の広告戦略はギリギリのところだと思います。ターゲットはマニアだけじゃないですから。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2016/10/7(金) 午前 7:43
「週刊ラジコンカー」とかもありました。毎号パーツを組み上げていくやつですが、肝心の走行用バッテリーは「最寄りの模型店で購入してください」というオチが梱包されていたようです。
消費者庁も鈍感ですね。
[ COLT ]
2016/10/7(金) 午後 0:33
『日本の名車』(ミニカー付)シリーズ見たいのだったら、欲しい号だけ買えるのになぁ・・・と思うのですが、こういうのって創刊号から5、6号目くらいまでは本屋さんに置いてあるのに、それ以降は置かなくなっちゃいますね。そりゃぁいろんなシリーズを毎号置いてたらスペースいくら有ったって足りないでしょうが。
[ TINO ]
2016/10/7(金) 午後 4:28
有名観光地で人力車を牽いている熟年車夫を取材したときのこと。そのかたが皇潤のテレビCMに出ていたので、飲んでいるんですかと質問したら、「飲んでないよ。10万円くれるっていうから出ただけ」と言っていました。そういうCMには「個人の感想です。効果には個人差があります」という極小文字が出ますが、実在の人物に効果を語らせておいて、実は「個人の感想」ですらない。日本の消費者保護はお粗末です。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2016/10/7(金) 午後 11:53
かつて「マルチの全てが悪いわけではない」と、カメラの前でノタマッタ大臣がいた国ですから、消費者保護なんて本気で考えてないでしょう。
[ NASH ]
2016/10/8(土) 午前 9:05