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原発もコワイけど、先日、容疑者が逮捕された東名・追越し車線での事故もコワイ。 路上トラブルの末、高速道路の追越し車線で相手のクルマをブロックして停止させるというのは、ヤクザの手口である。なぜそんな無茶をやるかというと、相手に最大限の恐怖を与えられるから。 ぼくの知り合いが昔、東名でやられました。追越し車線をどかないクルマに後ろからパッシングをしていたら、ブレーキランプがつき、そのままつきっぱなしで減速して停車。黒いスーツの男たちが降りてきて、知人はクルマから降ろされ、その場で土下座させられたそうです。 幸い事故や事件にならなくても、高速道路の追越し車線上でこうしたトラブルが起きていることは、警察や道路事業者は知っていたと思う。 言いがかりをつけられたほうのふたりが亡くなるという重大な結果を受けて、今回は警察も動いた。事故の前後にまわりを走っていたクルマを割り出して、260台から聞き取り調査をしたそうだ。 加害者の逮捕容疑は、過失運転致死傷。夜9時半、追越し車線のカーブに停車している2台に突っ込んだトラック運転手と、いまのところ同じ容疑。ヤカラ君のほうは、どう考えても未必の故意の殺人でしょ。 |
何がなんだかわからない



故意に進路を妨害したのだから「過失」じゃないというのが普通の感覚だと思いますが、専門家の間では異なる解釈が主流のようですね。危険運転致死罪の網はかからず、殺人罪の適用も死の予見の立証が難しい。そんなこと言ってたら、未必の故意なんてほとんど立件できないような気もしますが…。
[ 江麻 呑 ]
2017/10/13(金) 午後 11:43
「過失」って“うっかり”という意味ですよね。
クルマが突っ込んできてもしょうがないとは予見できたとしても、殺すつもりはなかったと言えば、たしかにそうなんだろうし。未必の故意を問うのも難しそうです。
でも、路上暴力が“やり得”と思われないためにも、今回どんな裁定が下されるのか、注目したいです。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2017/10/14(土) 午前 0:04