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今月号は秩父の東にある奥武蔵グリーンラインに行った。しかも、2日連続。取材の4日前に雪が降り、秩父の町でも6cm積もった。大丈夫かなと心配になって、前日の日曜日に麓の西武秩父線吾野(あがの)駅まで輪行して“自転車下見”をしたのである。 昔から懸案の顔振(こおぶり)峠を、クルマでやる前に上っておきたかったし。 最初の顔振峠は、キツかった。源義経が東北へ逃げるとき、ここを通り、弁慶があまりのキツさに顔を振りながら歩いた、というのが峠名の由来といわれる。麓まで輪行で来るのはラクだけど、そのかわり、アップなしでいきなりヒルクライムはキツイ。峠のつまみ食いもよしあしだ。 でも、こんなカッコいいヘアピンがある重厚な峠道である。 吾野駅から5kmで顔振峠に着く。ごほうびはこの眺望。奥秩父、奥多摩、丹沢、3列の山脈がドミノのように見える。富士山も見える。たった標高500mでこれだけ“一望感”のある場所も珍しい。おトクな峠ですね。 シビックで来た取材のときは、平九郎茶屋で峠めしをいただく。茶屋のおばあさんは、このあたりの生き字引のようなスゴイ人だった。 初めて月見草(のおひたし)を食べる。ぎりぎり食用可くらいに苦かった。 顔振峠まで上ると、その後は500〜800mの尾根道が20km近く続く。交差する登山道がたくさんあるため、次から次へと峠が現われる。峠好きにもおトクな道だ。 「グリーンライン」なんて気取っているけど、本名は「奥武蔵林道」。基本、道は狭い。左右が崖の「This is 尾根道」みたいなこんなロケーションを見つけて、コーフンする。 「峠狩り」の取材では白石峠まで行ったが、折り畳み24インチで走った前日は、雪があとかたもないことを確認して、途中の刈場坂(かばさか)峠で国道299号正丸トンネルのほうに下りた。というか、禁を犯して一日に3つも4つも峠越えしてしまったので、いいかげんギブアップである。 標高818mの刈場坂峠からは関東平野が見渡せる。つまりこの山脈は、関東平野の東の端っこにそびえているのである。 吾野駅へ戻る15kmは、当然ずっと下り。ドロップハンドルでブレーキかけっぱなしは苦行だが、ジャイアントの折り畳みはブレーキの取り回しに無理をしているため、とくにレバーの引きが重い。エンジンブレーキみたいに使える外付け自転車用回生ブレーキって、できないだろうか。
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「driver誌」峠狩り





この峠道WRカーが走ってきても似合いそうです。
車両はシビック セダンみたいですね。
最近HBの現車を見て思いのほかカッコよく見えましたが
カタログを見たら思いのほか高かったので
欲しいリストからは除外しました。
しかしこんな急坂をミニベロで行くとは
相変わらずM度がすごいですね。
[ スマピカ ]
2018/4/16(月) 午後 6:58
いい眺めですね。昔懐かしいリムドライブのダイナモをつけたら多少ブレーキになるかも。電力の使い道がないですがね。
[ cra***** ]
2018/4/16(月) 午後 9:42
ダイナモですか。
スマホくらい充電できるといいですね。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2018/4/16(月) 午後 10:32