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東名で起きたあおり運転による死亡事故。危険運転致死傷罪に問うのはなかなか難しいらしい。車外に出ていて、「運転中」ではなかったからだ。 たしかに条文を読むと、弁護側はそこを裁判員に訴えてくるだろう。 でも、自動車の「運転」って、なんですかね。教習所で、クルマに乗り込む前に、後方確認とかやりますよね。やらないと、試験のとき、減点を食らうでしょ。車外からすでに運転は始まってますよね。 遮断機が閉まっている踏切の前に停車したら、横にポストがあった。ラッキーと思って郵便物を入れに車外に出たら、Dレインジに入れっぱなしで、クルマは無人のまま前進して電車に衝突した、という事故が何年か前にあった。 これ、どう考えたって「運転中の事故」ですよね。 あおり運転を繰り返した挙句、最後に幅寄せでもして被害車両を路肩に突っ込ませた、ということであれば文句なしに危険運転致死傷罪になるだろう。
ところが今回は、さんざん危険な運転を繰り返した挙句、夜の高速道路の追越し車線に停車させ、相手のクルマのドアを開けて胸倉を掴み、「殺すぞ」とか「道路に投げ出してやろうか」とか言ってるところに、ヨソのトラックが突っ込んできてお二人が亡くなった。でも、(幸い?)本人が車外にいたので、それだと“危険な運転”にはあたらず、危険運転致死傷罪にはならないんです、という論理、おかしいでしょ。 法律はなんのために、だれのためにあるんですかね。 |
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こんにちは確かに教習場では乗る前の後方確認も「運転」ですよね!今の法律がおかしいです。
自分では気がついてませんが同乗者によると私も運転中怒りっぽくなるそうです。こういう人間は自動運転しか乗れないようにしないといけませんね。
[ mar**ujike*tiku ]
2018/12/10(月) 午前 11:15
運転マナーの全国ランキングがいつも低迷する
福岡県ですが、他県に伺うとよそ様の県の
マナーの良さを実感します。
そんな福岡県に住んでても
今回の事件の非常識ぶりは福岡県人として
恥ずかしい限りです。
また、自分の運転ははどうなのかと考えさせられました。
[ スマピカ ]
2018/12/10(月) 午前 11:24
私もかつて原告として民事裁判に関わった経験があります。二審まででこちらの言い分は認めてもらったものの、裁判が長期化することによるデメリットは避けるべきだという弁護士の勧告に従って裁判所の和解勧告を受け入れざるを得ませんでした。思うに「法律は殆ど役立たずだった」というのが偽らざる実感でした。
この事件のケースでは被告が強制的に被害者の車を停車させなければ起きなかった事故です。いえ、事故というより「未必の故意による殺人」に極めて近いのではないでしょうか。無論被告本人が直接殺した訳ではありませんが、死亡する原因を作ったのはまぎれもない事実です。
そんな犯罪者をきちんと裁けないというのは明らかに法律がおかしいと思います。かといって何でも罰則を重くすれば犯罪防止に効果的だという考えも間違っていると思います。(或る程度の抑止力にはなると思いますが)
少し極端ですが知能犯が得をしたり、正直者が馬鹿をみるような法律はいらないと私は考えます。
[ sap**ro3*6new ]
2018/12/10(月) 午後 5:23
> mar**ujike*tikuさん
速度を上げるにつれ、情報量は増え、判断は急がれます。クルマを運転して、怒りっぽくならない人は稀だと思います。それがフツーです。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2018/12/10(月) 午後 6:15
> sap**ro3*6newさん
この事故が軽い罪で済んだとしたら、今後、あおり運転(+車外避難)役と突っ込んでくるクルマがグルになって人を殺すという事件が起こってもおかしくないと思います。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2018/12/10(月) 午後 6:34
危険運転致死傷罪で罪を問えなければ、他の罪状で問えば良いだけの話ではないですか?求刑23年だそうですが、28歳だっけ?いい歳した大人ですよ。更生の余地なんかある訳ない。結果どうなるか見当を付けていようが付けていまいが、殺意は被告にあったのではないでしょうか?妥当なのは殺人罪ではありませんか?
[ sur*t21* ]
2018/12/10(月) 午後 8:36
皆さんおっしゃるとおり、これはもうどう見ても「運転中の事故」と見なさねばいけない事件だと思います。ただ気になるのは、求刑通り23年の懲役になったとして、彼が出所してくるのは一番遅くて49歳の時です(今朝のニュースで26歳と言っていました)。まだ十分運転などできる年齢ですが、というか、まだまだ平均寿命まではかなり時間がありますが、その人生を彼はどのように歩むのでしょうか。
「更生」とよくいいますが、刑期さえ我慢して過ごせば、あとは再び何やってもいいということなのか、それともその刑期の間に人格の矯正、というか人生の生き直しのようなことはあるのでしょうか。彼の人生にほぼ匹敵する時間が求刑されているだけに、その時間をどう使うのか気になります。
もちろん今回の事件だけじゃないんですが、刑期がただ単に犯罪者を閉じ込めておくだけの時間だったら、それはすごく非生産的だなあ、と思います。石原和歩のしゃべっている動画なども見ましたが、たぶん家庭に恵まれず、友人にも恵まれず、あのような振る舞いを身につけることで生き延びてきた人間なのじゃないかな、と気になるのです。
[ hyrax ]
2018/12/10(月) 午後 10:51
もひとつ心配と気の毒なのが、引いてしまったトラックの運転手さんです、ほとんど記事には出てこないですが、たまらない気持ちだと思います、前方を走っていたトラックが左によったら前に停車してる車があるんですから逃げようがない…。
ちゃんと左車線を走っていれば、もっと車間距離をとっていればと後悔されてる話の記事を読みましたが、本当に悲しい気持ちだと思います。
あの人はもう一人の人生も変えてしまってるんですよね。
[ md4***** ]
2018/12/11(火) 午後 1:36
以前 事故時の記事に投稿しましたが、
良心的な中古車屋さんをご夫婦で経営されて
いたそうで、心が痛みます。
[ jh1*mk ]
2018/12/11(火) 午後 1:38
> md4*****さん
まったく同感です。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2018/12/11(火) 午後 2:45
今回の事件で難しいところは、追突したトラック運転手は不起訴になっていますが、これに習うと、高速道路で前に故障車が停車したのを発見したが間に合わずに追突した場合は不起訴にしないと整合性が取れなくなることですかね!?
あおり運転で停められた車と、故障で停まった車は別物と考えるようなことは、事件の社会的な影響を考えての恣意的な判断になってしまい法律の運用としては✕になってしまうかと。
[ nak***** ]
2018/12/15(土) 午前 11:37
> nak*****さん
昔から、儲からない交通裁判に深くコミットしている高山俊吉弁護士が、テレビでまさにそのへんを危惧していました。
今回かなり無理くりで危険運転致死傷罪と認定したのは、裁判員裁判でこれを通して、ほらね、裁判員制度はいいでしょ、と広報する意図を感じるとのこと。裁判員は、なり手がいなくて、困っているらしいですから。
たしかに、暴力沙汰で止まっているクルマも、偶発的な故障車も、路上の障害物には変わりなく、それを見落としたトラックドライバーの前方不注意がまったく問われていないという指摘は、高山さん、さすがだなあと思います。「いま、それを言うときじゃないでしょ!」っていうのが日本ですから。
次の高裁でどうなるか、わかりません。
[ 下野康史(かばた・やすし) ]
2018/12/15(土) 午後 1:09