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きのうはポルシェ911で名古屋を往復した。地味な紺色のカレラGTS。 8月31日の金曜日。どれだけ混むかと思ったら、朝5時半に出たこともあり、東名、新東名では渋滞に遭わなかった。 ポルシェ911を買うということは、時間を買うことである、という言葉がむかしドイツにはあったけど、いまも変わりませんね。 高速道路でこれほどステディに速いクルマも珍しい。あたりまえに速い。 ブレーキがすばらしいからスピードが出せる。継ぎ目やうねりでたとえ揺れても、路面に吸い付くモーメントが働く。どこかへ飛んで行っちゃう感じがまったくしないので、安心して高速がキープできる。 帰りは山側のあちこちに不穏な雲が沸いていた。 長いトンネルを出たら、ゲリラ豪雨(写真上)。バチバチッと叩きつける雨玉にもびっくりしたが、つけたワイパーにもびっくりだ。 ブレードのゴムの重さが伝わってくるような払拭能力。こんな高性能ワイパーも珍しい。 ハイスピードで往復700kmを走って、燃費は12km/ℓ。空冷時代の倍とは言わないが、それに近いくらい燃費もよくなった。
1日使わせてもらうと「完璧な道具」という実感。 |
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夏休み中に出る10月号なので、今月号は観光峠の日光霧降高原へ行った。 出発前に、JR日光駅を表敬訪問。大正元年(1912年)につくられた大正ロマンな駅舎。 駅舎の保全だけでも大変そうだが、太っ腹にも2階のホールを無料開放(入場券不要)している。御記帳もできます かつては一等客の待合所だったという“ホワイトルーム”。磨き込まれたフローリングにガラスのシャンデリア。斧持ったジャック・ニコルソンが階段を上がってきそう。 霧降(きりふり)高原へ向かう栃木県道169号は、2006年まで有料道路だった。料金所の遺構は残っていないが、突然、路肩が広くなっているので、すぐわかる。終点の大笹牧場までは16km。 旧霧降高原有料道路でいちばん高いところに架かる六方沢(ろっぽうざわ)橋。有料道路開通の1976年に出来たきれいなアーチ橋だ。 標高1433m。峠のトンネルならぬ、“峠の橋”ですね。 「峠狩り」の取材では、峠(頂点)がトンネルの場合、可能な限り自分の足で歩いて通り抜けることにしている。 天気もいいし、ぼくは火野正平ではないし、景色を楽しみながら峠の橋をさあ渡ろう。 と思ったら、見てのとおり“忍び返し”までついた後付けの転落防止柵が眺望を台無しにしている。 工事のおにいさんに「これ、邪魔ですねえ」と言ったら、待ってましたとばかり、いろいろ教えてくれた。 数年前に茶色の部分を増設したものの、それまで毎年平均20人だった飛び降りの数は、まったく減らないそうだ。 「あれ、なんだかわかりますか?」と言って、橋の真ん中3ヶ所にある観音開きの鍵付き扉を指さした。 事故の際、130m下の沢からボディを引き上げる収容ドアだという。峠の橋もタイヘンだ。 観光道路だから、道は悪くない。大笹牧場エリアに入ると、視界が広がって、快適なダウンヒルになる。 この沿線の勾配標識は、パーセンタイルの数字がコンマひと桁まで記されている。一般道ではまず見た記憶がない。 クルマやバイクなら関係ないだろうが、自転車だと「8%」と出ていても、8.0%と8.9%では歴然と違うので、サイクリストフレンドリーな表記かも。 登るときは登るっきゃないんだから、何パーセントだろうが関係ないよ、という見方もありましょうが。 |
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8月も残すところあと3日。惨暑お見舞い申し上げます。 みなさん、お元気ですか。ワタシはここへきてすっかり睡眠バランスを崩しました。夜10時に眠くなり、午前2時ごろ目が覚めるゥ。完全にこの暑さのせいと思われます。 さっき寝る前に見た天気予報によると、また台風発生だそうで。 大きな太平洋高気圧がなぜかふたつに分かれてしまったため、そのあいだを日本列島めがけて北上してくるそうです。 「ビーフ、オア、チキン?」くらいならいいけど、「酷暑、オア、台風?」の夏ってイヤですね。 「比較テスト」ではないんだけど、新型車に乗って記事をつくる仕事をしていると、こういう2台を同時に走らせるということが起きるわけです。 きのうはスズキ・ジムニーとトヨタ・センチュリー。とっかえひっかえ乗ってて、頭ぐちゃぐちゃになりませんか? 最初からぐちゃぐちゃなので、それは大丈夫です。というのもあるし、ここまで違うと、大丈夫です。 考えてみると、2台に共通するのは「今世紀初のフルモデルチェンジ」ですね。 山根会長ですっかり有名になったセンチュリーにはとくに感興も沸かなかったけど、ジムニーには感動しました。先々代のスイフトのころから、「スズキってスゴイかも」と思ってきたイメージが“確信”に変わりました。それも最初のひと転がしで。 いまから注文しても1年くらいかかるみたいなので、興味のあるかたは試乗車のあるディーラーでぜひ一度ハンドルを握ってみてください。エッ、これが軽!? ってびっくりすると思います。 上の写真、フロントの位置はほとんど合わせています。とくにワイドではない全自動コンデジでいつものようにポチョっと撮っただけです。なのに、センチュリーを小さく見せるこの風格。
眠いので、またあらためてもうちょっと詳しく書きます。 |
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半世紀ぶりに蘇ったアルピーヌA110。 といっても、1962年型は鉄のバックボーンフレーム+FRPボディでリアエンジン。新型はアルミモノコックボディでミドシップ。ルノーエンジンという以外、機構的な共通点はない。 そもそも、A110って、そんなに有名かな⁉ 3代目にあたる“ルノーアルピーヌV6ターボ”なら、まだ知った人がいるかもしれないが…… でも、乗ったらスゴかった。 幅は1.8mあるのに、1110kgの軽量。そのボディにメガーヌ・ルノースポールの1.8ℓターボを詰め込み、しかし、アシはぜんぜんガチガチにしていない。 ロータス・エリーゼのようにレーシングライクではないし、軽さのために安全/快適装備を省いているわけでもない。 変速機は2ペダルのゲトラグ製デュアルクラッチ7段のみ。これだけエンジンの吹き上がりが速いと、人力変速ではついていけない。 全力加速は鳥肌モノだが、600馬力のスーパーカーみたいな疎外感は与えない。Dレンジでフツーに加速しても、軽さの実感が気持ちいい。 しかし、乗っていると、同じ価格帯と性能を持つポルシェ718ケイマンの高度工業製品ぶりにもあらためて感心した。 はるか半値以下で同質のファン・トゥ・ドライブを実現しているマツダ・ロードスターもスゴイ!と思った。 250km/hカーでも、取って付けたようなスポイラーは付けないことにこだわった、というスタイリング。たしかに初代A110似。 アルミボディの剛性を落とさないために、トランクは超おちょぼぐち。 サベルトのフルバケットシートでも座り心地が快適なのは、さすがフランス車です。 |
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台風20号で、今日の取材が中止になった。台風の動きを考えると、予定の時間には風雨も収まっているかもしれないが、「峠狩り」の取材なので、現場がどうなっているかわからない。 日曜日に延期。夏休み最後の日曜日に遠出の取材とは、ウルトラCである。 でも、いまは天気予報もあるし、雨雲レーダーも見られる。地震は突然起こるけど、そのうちこのあたりで起こりそうだというくらいはわかるようになってきたし、遠くの地震なら、長周期振動を捉えた緊急地震速報で、揺れる直前に知ることができるようになった。 しかし、こういうの、昔はなかったわけでしょ。嵐も大雨も地震も、いまよりはるかに突然やってくるものだった。 日本人は「しょうがない」とか「仕方ない」という言葉をよく使うが、外国語にはそれにあてはまる表現がなかなかなくて、訳せないらしい。 日本人の「しょうがない」は、自然災害の多さから来ているのかな、なんてことをとくに考えさせられるこの夏である。 Gmailが勝手にバージョンアップしたと思ったら、なんと、返信用に例文が用意されるようになっていた。 先方からのメールの内容に即した冒頭文が3種類、バナーに入っていて、そこをポチッとやれば、返信作成画面に変わり、書き出しがすでに完成しているという仕組み。 「失礼しました」って、こっちが何かミスをしていることまでわかってやんの。 「特に問題ないと思います」? おまえが判断すんな。 グーグルに手紙を読まれているのは、もちろん知っていたけど、ついにここまできたか。でも、便利なんだから、しょうがないか。
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