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文春砲にびっくり

 去年より減ると思っていた年賀状が、逆に予想よりちょっと多かったので、年が明けてから、2回、買いに行った。しかし、新年になってもまだ売っているということは、やはり売れていないんですね。


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 30年以上前にTVRヴィクセンを売った、というか、買っていただいた京都のKさんから今年も写真入りの年賀状が届く。ボディカラーはオレンジから赤に変わって久しいが、1972年式なのに、ますます新車のように輝いている。
 会いに行きたいねとヨメさんと話す。室内のFRPの匂いが変わっていなかったら、泣いちゃいそうだ。

 いちばんびっくりした年賀状は、文藝春秋のKさんだ。
 2000年に文藝春秋が“TITLE”(タイトル)という一般誌を出した。そのプレ創刊号のためにイタリアへ行き、アルファロメオのあれこれを取材して回った。
 そのとき、担当編集者としてアテンドしてくれたのが、当時、入社したばかりのKさんだった。いかにもまじめでまっすぐな好青年という感じの子で、文春ってこういう人を採るのかあとちょっと意外に思った。

 その仕事以来、Kさんとは会っていない。TITLE誌もとっくに休刊になっている。でも、毎年、年賀状はもらう。必ずひとこと近況が添えてある。誠実な人なのだ。
 週刊文春の編集部に異動になり、その後、デスクになったという知らせはもらった。そして、今年の年賀状には、なんと昨年の7月に編集長を拝命しましたと書いてあった。あのナイスガイが文春砲のボスになっていたとは!
 
 やっぱり年賀状って大事かも。こういうコミュケーションの“温度感”は年賀状にしかないような気がする。

梅野木峠初詣

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 暖冬とか言ってたけど、フツーに寒いじゃありませんかのお正月である。
 多摩川も凍る寒い日だったが、天気はいいし、風はないし、ファットバイクで初乗りに出る。
 目指すは、日の出町と青梅市の境にある梅野木峠。くっきりと見える奥の山脈のどれかだ。

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 秋川沿いの広場でフリスビードッグ大会をやっていた。
 DJ風実況付きだけど、静かな競技なので、盛り上がりはイマイチ。犬のキャッチ技術より、人間の投げる技術のほうが重要に見えた。


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 梅野木峠へはここから林道に入る。都道をまっすぐ行くとすぐ梅ケ谷峠。どちらも日の出町/青梅市境で、まぎらわしい。
 でも、青梅というくらいで、このへんは梅が有名だ。“バイゴー”(梅郷)という名のドラッグストアも多い。


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 梅野木林道を走るのはだいぶ久しぶりだが、道が整備されて走りやすくなっていた。
 峠までは3.6km。定期的にヒルクライムが開かれるつるつる温泉側のような激坂はない。そのかわり、大半はフラットダート。途中、オフロードバイクのグループに追い越され、男性トレイルランナーとすれ違う。


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 風流な落石防止柵。


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 いつ見ても美しい大曲のカーブ。この坂を上り詰めると標高630mの梅野木峠。ウチから45km。初詣甲斐あり。
 とはいえ、右側の斜面からこんなにデッカイ落石が墜ちてくることもあるわけだから、そこんとこ今年もよろしく、と林道は言っている。

 帰りはつるつる温泉方面へ下りる。都道まで9kmの日陰ダウンヒル。寒いのなんの。
 でも、午後から北風が強くなり、追い風に押されてラクだった。

 箱根大学(と白バイ)駅伝。日本テレビの中継だと、白バイばっかり映るので、NHKラジオで聴くほうがいい。
 帰ったら、東海大がまさかの総合優勝だった。青学は復路優勝で総合2位にランクアップ。5連覇を逃しても、悲壮感がないのはさすが青学。
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 2018年最後の試乗会取材は、新しいレクサスのエントリーモデル“UX”だった。
 今年、日本でのレクサス販売は過去最高だったが、「ハッチバックとSUV」のクロスオーバーを謳うUXは、ン? という出来だった。

 新開発の2リッターハイブリッドはまずまずだったが、ベースエンジンの2リッターモデルは、ハイオク指定で174馬力あるのに、力感に欠けるし、CVTばっかりウナるし、アシはユラユラ柔らかいし。
 どのモデルでもびっくりするのは価格である。2リッターでも試乗車は500万円オーバー。見て乗ってから、値段を知ると、のけぞりそうになる。そんなに高い理由がわからないのだ。フツーのVWゴルフのほうがはるかに品質感が高い。


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 ガンダム系デザインも「賛否両論あるのは承知です」と自信を持っているけど、こういうオーバーデザインなカタチは“高級”ではないと思う。この路線をどこまで続けるのでしょうか。

●●●●
 日産は、元会長が拘置所で年越しだ。つぶれかけていた会社を救ってくれたと感謝している古参社員や、ゴーンさんのネームバリューに魅かれて入社した若手社員あたりから、せめてクリスマスは解放して下さい的な請願運動でも起こるかと思ったが、それどころか、先日、ケリー前代表取締役が保釈されたら、連絡に応じることも、接触することも一切禁じる通達が社員に出された。

 覚えてますか、ほんの14カ月前、検査不備問題で日産は一時、新車の販売ができなくなった。そのため、モデルチェンジ直後のリーフは出だしからつまづき、自信満々のカー・オブ・ザ・イヤーもパーになった。
 あのときに、元会長は出てこなかった。頭を下げるのは苦手なんだろうなと思ったが、今回も依然、東京拘置所の中で頭は下げていない。

 ポイントは、元会長らのやったことが、日産の従業員や株主に「損害を与えたかどうか」ということだろうが、地検が後出ししてきた特別背任容疑などは、そういう意味ではもっとセコイ内容にみえる。
 本来、首を賭けて取締役会でやるべきことを、日本人だけでは勝ち目がないので、おかみにチクって加勢を頼み、税金で捜査してもらっている感が拭えない。
『捕らえられ、小菅(こすげ)で聴く除夜の鐘。ゴーン』
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 新型メルセデスAクラス。もうCクラスいらないだろ! っていうくらい、いいクルマだった。エンジンもサスペンションも、無駄な力を出していないというか、何が起きてもあわてないというか、名人の境地を感じさせるコンパクトカーである。


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 横長のスマホみたいな計器盤。新築感満点。こういう新しいことを真っ先にメルセデスがやる時代になった。

 いちばんの話題は「ハーイ、メルセデス」のCMでおなじみ、対話型音声認識インターフェイス。オーディオやエアコンなどをクチでコントロールできる。
 日本人が「ハーイ」なんて言えるか! と思うけど、大丈夫。「メルセデス」だけでOK。「メルセデ」でもOK。ただ、「ベンツ」はダメ。

 2日間借りているあいだ、可能な限り話しかけて、いろいろやってもらい、教えてもらった。やりとりはぜんぶ録音した。たとえば、


ガラス曇ったよ。
「デフロスターをオンにします」。

ファン止めて。
「送風をオフにします」

ETC入ってる?
「ETCが挿入されています」

おなかすいた。
「項目をお選びください」といって、近くのファミレスが出た。

日光は寒い?
「現在の日光市の気温は4度です」

沖縄は雪降る?
「今日の沖縄市は雪が降る見込みはたいへん低い見込みです。最低気温は〇度の予想です」

ありがとう。
「気にしなくていいですよ」。

今日の調子はどう?
「まあまあです。聞いてくれてありがとうございます」

あと何分で着く?
「目的地には〇分で到着の予想です」

ガソリンもつかなあ?
「現在の走行可能距離は〇キロメートルです」

燃費はどう?
「走行開始からの平均燃費はリットルあたり〇キロメートル、リセット後の平均燃費は〇キロメートルです。

クルマの取扱説明書は、車載モニターで見ることもできる。

オーナーズマニュアルを読みたいんだけど。
「デジタル取扱説明書は、安全のために停車時にのみ表示されます」
 そうか、さすがにトリセツを検索することはできないのかと思って、もう一回「とりあつかいせつめしょ」と言ったら、目的地と思われて、モニターに検索結果が出た。


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 鶏扱説明所。こんな名前の焼鳥チェーンがあるんですね。

あゝ二十曲峠

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 しーらないみーちを、走ってみたーい〜♪ と、いつも思っている。
 今月号は富士山麓の観光地、忍野八海の東にある二十曲(にじゅうまがり)峠へ行った。別の峠を地図で調べていたら、発見したのである。名前だけでソソられる。関東近県の峠にはくわしいつもりでいたのに、ここは知らなかった。

 忍野(おしの)側からの村道で上ると、峠まで数kmだが、反対の都留市側の林道だと、入口から13kmある。道のくねり具合もすごい。中央道からも近い。当然、アドベンチャラスで便利な都留市側から上ることにする。


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 その林道入口がここ。ここまでは山梨県道だった。いきなりすれ違い困難な狭隘路で始まる。秘境への入口感があってイイ。


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 2km行くと、ダートになった。岩だらけの鹿留(ししどめ)川と道路との高低差は小さい。増水したら、すぐに水をかぶりそうだ。


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 その後、舗装が復活し、新道風になって安心したのだが、起点から4km、なんと通行止めに当たる。「峠狩り」取材史上、初めてである。
 この夏の台風で道路が崩壊し、10月から通れなくなっていた。初めての道だから、あえて冒険気分でと思い、十分な下調べをせずに来たのがまずかった。でも、県の道路事務所に電話して現状を知っていたら、取材には来なかったと思う。3分の1走れただけでもよしとしよう。

 国道139号に戻って、忍野側から上ることにする。こっち側は完全舗装。でも、幅員は狭い。キープライトみたいなライン取りでカーブを飛び出してきた女性ドライバーのタクシーとあやうくぶつかるところだった。

 でも、峠に着いたら、こんなパノラマビューが待っていた。


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 富士山が身体検査みたいに見える。山体もさることながら、裾野の雄大さがスゴイ。カメラを振った右手には、遠く南アルプスの連山も見える。二十曲峠は「忍野富士」が拝める名所だった。

 峠から林道へは、やはりロックアウトされていた。でも、北側からくねくねの林道をのぼりつめて、この富士山を見るのは格別だろう。
 道が開いたらリベンジしよう。そのときはファットバイクかな。

 ちなみに、VWティグアンのディーゼルはすごくよかった。同じ2リッターでも、チューンの高いパサート用よりいい。SUVはやっぱりディーゼルと相性がいいし、とくにこういう不安な道だと、ディーゼルの底力がうれしい。
下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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