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この週末、自転車に乗った人、ぼくは尊敬します。それくらい、風が強く、寒かった。
都内でも体感温度がマイナス3度になると天気予報が告げた土曜日は、あいにく仕事。早朝からドイツのスポーツカー3台で山梨県の深城ダムまで走る。その先、奥多摩へ抜ける松姫峠が通行止めとあって、観光客ゼロ。ダムまでの道に雪はなかったが、路側の樹木に積もった雪氷が強風で路面に落ち、所々、白く凍っている箇所がある。たいていそれはブラインドコーナーを抜けたところなので、四駆のアウディTT-RSでも何度か肝を冷やした。風でポッキリ折れた枝が道路を塞いでいることもあった。
そんな厳寒の峠道で、ひとりのトレールランナーを追い越す。黒の上下、ニット帽を深くかぶった男性で、背格好もランニングフォームも「ツール・ド・モンブラン」連続入賞の鏑木毅そっくり! 帰りがけも、まだダムに向かってひとり黙々と走っていた。人里離れた山の中である。もはや単なるファンライダーの所業ではない。本当に鏑木選手だったりして。
そして本日、日曜日。きのうに増して強い風だったから、自転車マインドはゼロ。TABIO SPORTSの五本指ソックスを履いて多摩サイを1時間40分ほどランニングする。
往きは追い風でよかったが、帰りはときおり吹き飛ばされそうな横風を食らう。いちど本当に舗装路から土手に押し出されたことがあった。完全な向かい風になり、走力と釣り合って“その場走り”になることも一度あった。パタゴニアか。
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