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中央道下り線の小淵沢付近を走っていたら、突然、斜め横にディーゼルカーが現れた。高速道路の下を十字に交差して、左手に抜けて走り去ってゆく。こっちもクルマで走っているので、見えたのはほんの数瞬だ。でも、順光が車両の横っ腹を照らし、しかも背景は見事な“空抜き”。助手席で目ざとく気づいたカメラマンはとくに鉄ちゃんでもなかったが、思わず顔を見合わせるほど美しい光景だった。 そこが有名な「小淵沢の大カーブ」だったとは、あとになってから知った。小海線の写真を撮る人なら、知らない人はいないらしい。 ハイブリッド車両の取材(ルボラン11/26発売)に行ったきのう、初めてその現場を訪ねた。東からやってきた小海線が、小淵沢駅に入る手前でほぼ180度ターンをする。中央道をくぐってから築堤をゆく南側のカーブ後半部が撮り鉄垂涎の撮影ポイントだ。 バックは紅葉の連山。晴れていると甲斐駒ケ岳まで見える。このときは雲がかかっていたが、雲間から差し込む光が山肌に陰影をつけて、すごくきれいだった。 しかし、いちばんきれいだと思ったのは、線路である。鉄道が人をひきつけるのは、何があっても変わらない鉄のレールがあるからこそだと思う。まっすぐでもカーブでも、レールって本当に美しい。 |
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2010年11月11日
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