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(地震から2時間後、夕方ラッシュ時の第三京浜も、通行止めでこのとおり)



 きのう、日産リーフの試乗会が横浜で終わり、東急東横線で武蔵小杉へ。JR南武線の改札口を通り、立川行きの出発時間を見上げると、まだ少し時間がある。トイレに寄って、いざしようと思ったら、強い横揺れが始まった。

 ひとつ隣でしていた若い男性が、「ヤバイヤバイ!」とこっちを見て叫んだ。エッ、ヤバイのかと思って、結局ぼくはせずにしまってチャックを閉め、コンコースに戻った。
 すぐに停電、照明が落ちて薄暗くなったフロアがガシャガシャガシャ激しく音を立てて、横揺れを続けている。音が凄いので、地震というよりも嵐みたいな感じだった。

 震度5強の揺れで電車はすぐにストップ。結局その日は帰れず、帰宅困難者のひとりになった。家に戻れたのは、今日の昼過ぎである。

 東北での被害が明らかになると、その惨状は目を覆うばかりだ。さらに加えて、今日は福島第一原発がメルトダウンして、爆発した。80年代、「危険な話」を書いた広瀬 隆の危惧と予言が現実になってしまった。  

 それにしても、原子力安全・保安院という経産省機関による、事故をあくまで矮小化しようという姿勢には呆れる。NHKが起用している関村とかいう御用学者の楽観的解説に至っては、もはや“芸”の領域だ。黒い煙を上げて大爆発し、それを超望遠レンズで捉えているカメラが激しく上下左右に揺れている映像が民放ニュースでは流れているのに、「爆発があったかどうか、確認はされていませんが」って。

 今あの場所で進行している事象は、だれがどう隠蔽しようが、津波以上に全世界が注視している。日本のニュースより、CNNとかの海外メディアの報道を見たほうがいい。

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下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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