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 外房180kmを完走した。部分的に走ったことはあるが、房総半島の先っぽまで一気にドライブしたのは初めて、というか、そこが洲崎(すのさき)という場所であることも今回のニコドラ取材で初めて知った。

 洲崎はすばらしいところだった。断崖ではなく、海面に近い低い土地が最後はのどかな岩場で終わっている。対岸は三浦半島、空気が澄んでいれば大島や富士山や伊豆半島が見える。何人かが磯で静かに釣りをしていた。

 なんたってすばらしいのは、これほど有名な半島の最果てで、しかも首都圏から近いのに、堤防も柵も遊歩道も土産物屋もないことだ。人はもちろん、クルマだって、波しぶきをかぶるような水ぎわまで行ける。
 今まで全国各地、いろんな岬を見てきたが、これほどほったらかしになっている岬も珍しい。あれするなこれするなの日本にあっては、奇跡みたいな場所である。

 なんでこんなに平和で美しい岬が残されているのか!? それはここが私有地だからである。そこを海浜庭園として一般に開放している。ひとり100円、クルマ1台200円を取られるが、よほど太っ腹な地主なのか、平日のこの日は、入口に料金箱が置いてあるだけだった。
 海岸を見下ろす位置に建つ二階屋の大きな住宅は貸別荘。1泊(5名まで)4万円より。

 しかし、岬の一帯なんぞを私有できるものなのかと思うが、国境の島を私有している人もいるのだから、問題ないのだろう。
 洲崎だって、これが公の土地だったら、とっくに開発の手が延びて整備され、どこにでもあるつまんない観光岬になっていたと思う。
 自然のままの洲崎よ、永遠なれ。


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下野康史(かばた・やすし)
下野康史(かばた・やすし)
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