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尾瀬の入口、群馬県片品村のU旅館に泊る。「日本秘湯を守る会」の宿だ。金精峠で有名な国道120号沿いにあって、秘湯というムードでもないが、さすがにお風呂はよかった。 館内は清潔だが、創業は明治末期。登山やハイキングの客が多いためか、サービスが、いい意味でビジネスライクでよかった。ベタベタしていないというか。 予約サイト「じゃらん」でこの旅館を見ると、「ワケあり和室」という格安プランが載っている。普通の部屋は1泊2食付き1万円ちょっとだが、ワケありだと8000円台。民宿とそう変わらない。かといって、“出る”わけじゃなく、部屋の眺望が悪く、トイレが和式と、ワケありの理由も明記されている。 取材はネタが命。ぼくひとり、その部屋に泊る。 たしかに眺望はないが、なにしろ国道沿いだから、「driver」編集部班のノーマル部屋だって大したことはなかった。 昔、長野県美ヶ原温泉の旅館に泊って、夜中、寝苦しくて目を覚ましたら、甲冑をつけた武士が畳にジッと座っていて驚いたが、そうしたOBK類も出現することなく、無事、朝を迎える。ただし、こっちのエグゾースト系がワケありだったため、用足しだけは洗浄便座付きトイレを借りにゆく。 ちなみに、宿のホームページやパンフレットではこの「ワケあり和室」についてまったく触れていない。こういう企画を提案して、部屋の稼働率を上げてさしあげるのも予約サイトの仕事なのかと感心した。 |
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2013年08月19日
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